「ジム・コマンド宇宙戦仕様」の版間の差分
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2024年10月17日 (木) 19:18時点における最新版
ジム・コマンド宇宙戦仕様 | |
---|---|
外国語表記 | GM Command Space |
登場作品 | |
デザイナー | 出渕裕 |
スペック | |
---|---|
別名 | ジム・コマンド・スペース |
分類 | 宇宙用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-79GS |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 44.6t |
全備重量 | 75.0t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,390kW |
スラスター総推力 | 74,000kg |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
ユーグ・クーロ ユウ・カジマ 他 |
概要[編集 | ソースを編集]
ジム・コマンドの宇宙戦仕様。「ジム・コマンド・スペース」とも呼ばれ、機体カラーは赤と白を基調に配色されている。
スペースコロニー周辺を含む比較的広範囲な宙域での運用が想定されていたが、推力の向上に比較してプロペラントの積載量は増えておらず、最大出力による稼働時間は短い。そのため、スペック的には公国軍のゲルググに匹敵すると言われながら、ポテンシャルを存分に発揮出来ない局面が多かったとされる。
ランドセルは宇宙用の物に換装され、各バーニアスラスターはコロニー周辺宙域での加速性と制動性に配慮して配置されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 初登場作品。第2話でジオンの陽動部隊と交戦するも、リック・ドムIIやゲルググJの猛攻の前に悉く撃墜されている。一応、ザクII改を撃墜する場面もおり、一定の戦果は挙げている。
- 機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル
- 前半パートでユーグ・クーロの搭乗機として登場。専用カラーの機体であり、一般機と比べてバルカン砲、胸部ダクト、カメラアイなどのカラーが異なる[1]。リック・ドム、ゲルググキャノンを単機で撃破する活躍を見せるものの、直後の補給中に補給部隊がビグロ部隊に襲撃され、1機撃墜には成功したものの、補給艦の爆発に巻き込まれ中破した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 60mm口径の実体弾を射出する近接戦闘用の固定武装。連邦軍系MSの標準兵装となっている。
- ビーム・ガン
- 一年戦争後期にジム系の量産機に配備された武装の改良型。規格としてはビーム・スプレーガンに相当するが、エネルギーCAPの設計コンセプトが独自のものになっているため、他の機体との互換性に乏しい。
- ビーム・サーベル
- ビーム刃を発生させる近接戦闘武装。ジム・コマンド系の機体ではサーベルの取り回しについても再考されており、サーベルラックの腰部への移設はその顕著な例である。
この設計コンセプトは後にネモなどにも採用されている。 - シールド
- 機体の装甲材とほぼ同じ材質を使用するシールド。堅牢さよりも衝撃吸収/拡散に特化した形状と表面処理が施されている。
- ブルパップ・マシンガン
- 連邦軍で幅広く普及している90mmマシンガン。
- ハイパー・バズーカ
- ジム系列機が使用する無反動ロケットランチャー。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
別デザイン [編集 | ソースを編集]
- ジム・コマンド宇宙戦仕様 (サンダーボルト版)
- 『サンダーボルト』の世界観におけるジム・コマンド。関節のシーリング処理や大型ランドセルの装備などの違いがある。
パーソナルカスタム機など [編集 | ソースを編集]
- ジム・コマンド (ユウ・カジマ機)
- セガサターン用ソフト『ギレンの野望』のア・バオア・クー攻略前のムービーに一瞬登場するユウ・カジマの搭乗機。映っているのは胴体だけだが、以前の乗機を意識してか胸部の赤い部分が青く塗装されている。
系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]
- ジム・コマンド
- 原型機。
- ジム・コマンド (外宇宙戦仕様) (またはジム・コマンド改)
- 地球圏外での任務用に改修が施された機体。
- スターク・ジム
- 本機をベースにプロト・スタークジェガンのミサイルポッドを組み込んで改装した機体。
- ガンダム (ハンマーヘッド)
- 頭部がガンダムヘッドに換装されている機体で、他にもバックパックや胸部エアーダクトなどに違いが見られる。頭頂部が大型化しており、それゆえジオン公国軍からは「ハンマーヘッド」と呼称されている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]