「ガンダムレギルス」の版間の差分
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本機の完成後は火星圏の各所にある23の開発研究グループにも開発データが送られており、「[[プラン・アシミレイション]]」なる同型機の開発計画が立ち上げられている。 | 本機の完成後は火星圏の各所にある23の開発研究グループにも開発データが送られており、「[[プラン・アシミレイション]]」なる同型機の開発計画が立ち上げられている。 | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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− | + | *第三部のOPではシルエットで登場。この際、デザイン上存在しない「への字」が描かれ、ヴェイガン側のガンダムの存在が明確に示唆された。 | |
+ | *正式名称が公開される前は「ヴェイガンのガンダム」という事で「'''ヴェイガンダム'''」と呼ばれていた。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
=== [[ガンプラ]] === | === [[ガンプラ]] === |
2020年12月31日 (木) 03:50時点における最新版
ガンダムレギルス | |
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外国語表記 | Gundam Legilis |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE |
デザイナー | 石垣純哉 |
スペック | |
---|---|
分類 | Xラウンダー専用モビルスーツ |
型式番号 | xvm-fzc |
全高 | 19.1m |
本体重量 | 71.2t |
開発組織 | ヴェイガン |
所属 | ヴェイガン |
主なパイロット |
フェザール・イゼルカント ゼハート・ガレット |
概要[編集 | ソースを編集]
ヴェイガンの中央研究開発指導部が開発した戦闘用モビルスーツ。同組織では唯一のガンダムタイプである。
「現行のヴェイガンの技術力ではギラーガ以上のMSを開発出来ない」という問題を改善すべく、EXA-DBのサブユニットから持ち寄った技術の一部と鹵獲したガンダムAGE-3 オービタルの機体解析データを掛け合わせて設計され、これを元に高速成型機による短期間での製造が行われた。
当初はAGEデバイスが生体認証でロックされていた為、ソフト面での解析が遅延していたものの、キオ・アスノとの取引で彼自身の生体データを入手した事により解析に成功している。
全体的なシルエットがギラーガ系のMSに酷似している事からも分かる通り、基本フレームや武装等はヴェイガンの保有している技術の産物である。だが、白をベースとした赤・青・黄色のトリコロールカラーを採用し、武装にも実体式シールドが採用されるなど、地球連邦軍のガンダムタイプからも多大な影響を受けている。
頭部・背部ユニットは機体から分離して飛行ユニットを展開する事で「レギルスコア」と呼ばれる脱出装置として機能するようになっている。これもガンダムAGE-3で採用されたコアファイターシステムの影響である。また、レギルスコアになる際にバックパックが展開して鳥類の翼のようなシルエットになるが、MS形態でも機動力を高める為に展開可能。
メインカメラはヴェイガン系MS伝統のスリットタイプを採用するが、パイロットが空間認識能力を覚醒させる事でバイザーが展開し、ガンダム特有のツインアイが現れる。これによりセンサーの有効範囲が通常よりも広くなる。Xラウンダーとの相互感応性能が桁違いに高く、ゼハート・ガレットが仮面型の制御デバイスを外して全力を出しても対応出来る程Xラウンダーとの融和性が非常に高い。逆に言えば、乗りこなすには非常に高いレベルのXラウンダー能力が要求されるという事でもあり、当初はフェザール・イゼルカントの専用機となっていたが、後にイゼルカントの後継者となったゼハートの専用機となった。
本機の完成後は火星圏の各所にある23の開発研究グループにも開発データが送られており、「プラン・アシミレイション」なる同型機の開発計画が立ち上げられている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE(第三部)
- パイロットはフェザール・イゼルカント。
ヴェイガンの本拠地から逃走したキオとアセムの前にイゼルカントが搭乗して現れた。
その戦闘でガンダムAGE-3とガンダムAGE-2 ダークハウンドを圧倒し、AGE-3を大破させている。 - 機動戦士ガンダムAGE(第四部)
- パイロットはゼハート・ガレット。
慣熟訓練も兼ねてEXA-DBが隠されていると思われる小惑星帯に向かい、そこでEXA-DBを守っていた大型無人MSシドと遭遇して交戦。同じくEXA-DBを探していたアセムのダークハウンドと共闘し、ゼハートはレギルスの性能を完全に使いこなしてシドを撃破した。その後、EXA-DBを発見するも、それを巡ってダークハウンドと激突。しかし、アセムに気を取られている間に宇宙海賊ビシディアンの母艦バロノークの砲撃で小惑星が破壊された為、戦闘を中止して撤退する。
ラ・グラミス攻防戦では、フラムのフォーンファルシアと共にガンダムAGE-FXを圧倒するもザナルド・ベイハートの部隊の反乱によって邪魔され、撤退。その後、ディグマゼノン砲でのガンダム殲滅に失敗したゼハートが怒りで我を忘れて再出撃しているが、アセムのダークハウンドに完全敗北。アセムを巻き込むまいと最後の力でダークハウンドを蹴り飛ばした直後に爆散した。 - 機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN
- パイロットはゼハート・ガレット。MOEに置いてはゼハートのパーソナルカラーである赤で塗装されてい為、トリコロールカラーの本機はゼハートとイゼルカントの会話のシーンにのみ登場している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 分離
- MS本体から分離してレギルスコアになる。ダークハウンドとの戦闘によってコアは機体共々大破した為、実際に使用される事は無かった。
- Xトランスミッター
- 機体に搭載された脳波コントロールシステム。
- ビームバリア
- レギルスビットを自機の周囲に大量に展開し、旋回させる事で展開が可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 頭部ビームバルカン
- 頭部に左右一対2門内蔵されている小型ビーム砲。主に牽制射撃に使用される武装で、威力より連射性が重視されている。
- ビームバルカン
- 従来のヴェイガン製MSと同様、掌に1門ずつ、計2門内蔵されている小型ビーム砲。連射力を犠牲に威力を上げることも可能で、数発で戦艦を撃破することも可能。
- ビームサーベル
- 両碗のビームバルカンの砲門から発振される接近戦用の武装。
- レギルスライフル
- 本機専用の携行式大型ビームライフル。ゼイドラのゼイドラガンを発展させた武装と思われ、高い威力を有する。
- レギルスシールド
- 左腕部に装備される実体シールド。ガンダムの影響を受けて採用された兵装とされる。ドラドのシールドと同じく腕に直接固定する方式が採られており、ビームバルカン及びビームサーベルの使用が妨げられる事はない。また、前方をスライド展開する事で、中腹部からレギルスビットを展開する散布口が露出する。
- レギルスビット
- 無線式の誘導兵器で、シールドの散布口から多数射出する事が可能。ギラーガビットと同様に小型の球状ビームをビットとしてコントロールする。ガンダムAGE-3の装甲を易々と破壊しており、ギラーガビットよりも威力は向上していると思われる。ゼハートが操作した際には、ビームバリアを形成できる程の大量のビットを自機の周囲に展開させるというフォーメーションを多用していた。
- ビームバスター
- 胸部に1門内蔵されている高出力ビーム砲。
- レギルスキャノン
- 腰背部に1門装備されている尻尾状のビーム砲。従来の尻尾状の砲身と比較すると短く、背部中央の推進器の下側から伸びている為、前方へは腋の間か股下から向けられる。作中では股の下や背後の敵機に対して不意を突く等の使われ方がされていた。レギルスコアに脱出した際にもコア側に付随するパーツとなる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対シド
- ゼハートがレギルスの慣熟訓練も兼ねてEXA-DBの確保に向かった時に交戦する。シドの圧倒的な火力やステルスシステム「見えざる傘」に苦戦するも、EXA-DBを破壊する為にやって来たアセムのガンダムAGE-2 ダークハウンドと共闘してこれを破壊した。
- 対ガンダムAGE-FX
- ラ・グラミス攻防戦にて。発射直後のディグマゼノン砲の射線上から侵攻してくる事を想定してゼハート自ら防衛に回り、互いに誘導兵器を用いたビームバリアを展開して激しくぶつかりあう。後にフォーンファルシアからの援護で優勢に立つが、ザナルドの部隊の反乱でAGE-FXを倒す事は出来なかった。
- 対ガンダムAGE-2 ダークハウンド
- ラ・グラミス攻防戦にて怒りに身を任せたゼハートがAGE-FXを狙った時に交戦した。その時のゼハートは正気を失った状態であった為、ダークハウンドに一方的に敗北。最後はダークハウンドを巻き添えにしないように足で蹴って離れさせ、その直後に爆散した。
小説版では、一人の男と男の対決として描かれ、ダークハウンドを中破させる一方でドッズランサーに貫かれている。
PSP版では人間同士の戦いとしてフリットを静止してアセムと一対一で戦い敗北している。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムレギルス ゼハート機
- ゼハート用に機体カラーを赤色に変更した機体。『MOE』にて設定された。
- ガンダムレギルスR
- レギルスのバリエーションの一つで、ゼハート専用機として開発されていた。
- ギラーガ
- 基本設定の流用。
- ガンダムAGE-3 オービタル
- 解析データを使用されている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 第三部のOPではシルエットで登場。この際、デザイン上存在しない「への字」が描かれ、ヴェイガン側のガンダムの存在が明確に示唆された。
- 正式名称が公開される前は「ヴェイガンのガンダム」という事で「ヴェイガンダム」と呼ばれていた。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]