「ディキトゥス」の版間の差分
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*ラフ画時の名称は「マンス (ラテン語で手=Manus)」。白のカリスト (光のカリストの初期名)専用機で、機体はほぼコルニグスに近い外見だった。 | *ラフ画時の名称は「マンス (ラテン語で手=Manus)」。白のカリスト (光のカリストの初期名)専用機で、機体はほぼコルニグスに近い外見だった。 | ||
2024年11月24日 (日) 01:16時点における最新版
ディキトゥス | |
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外国語表記 |
|
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
---|---|
別名 | |
分類 | 総統専用可変モビルスーツ |
型式番号 | 不明 |
主動力 | 熱核融合炉 |
所属 | 木星帝国 |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
コルニグスと同じく木星帝国の次世代型モビルスーツとして開発された機体。光のカリストと影のカリストの専用機として二機が製造され、光のカリスト機は「ユーリスディス・シニストラ・ディキトゥス(正義さす左指)」、影のカリスト機は「リーベルダス・デクストラ・ディキトゥス(自由なる右指)」の称号が冠されている。ディキトゥスとはラテン語で「指」を意味する。
地球製MSを上回る単体性能を持つ高性能機であり、変形機構によってその性能を大きくシフトさせる。モビルスーツ形態では高機動性で敵を翻弄し、「手」を思わせる形状のモビルアーマー形態[1]では、四肢から放射されるIフィールドを集中させる事で敵の攻撃を受け付けない鉄壁の防御を誇る。ただし、機体をこれ程「手」に似せる必要性はなく、これはカリスト兄弟の歪んだ精神性の象徴であるとされている。
唯一の弱点とも言えるのは指向性を強化した分、全体(とりわけ背面部)には強力なIフィールドが存在しない点であるが、ディキトゥスの機動性を上回る機体は事実上存在しないと考えられていた為、設計上問題とはされなかった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 第12話より本作のラストボスとして登場。光のカリストと影のカリストのバイオ脳によって、トビアたちと死戦を繰り広げた。コロニーレーザー「シンヴァツ」に特攻するイカロスを文字通り握りつぶし、アラナ・アビジョのノッセルを破壊。更にコンビネーション攻撃によってビギナ・ギナIIを戦闘不能に追い込んだ。
- 影のカリスト機はバーラ・トトゥガをビーム・シールドごと粉砕し、F90の両足を破壊。F91の最大稼働モードの前に翻弄され、背面に被弾しながらもこれを撃破したが、直後のF90の攻撃によって撃墜された。
- 光のカリスト機はクロスボーン・ガンダムX1フルクロスと激闘を演じ、その最中にアンヘル・ディオナに致命傷を与えX1にもダメージを与えるが、トビアの機転によってフルクロスのIフィールド発生器を隠れ蓑にしたブランド・マーカーの一撃によって撃破され、直後シンヴァツの最後の砲撃に巻き込まれ消滅した。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 神の雷計画の真実
- 「神の雷の真実」を執筆したローズマリーにより「ムースンデー」と「ヒーライデー」と(勝手に)名付けられて登場。作中では「機体名はディキトゥスが有名だが本稿では原作での表記を優先する」との脚注と共に一貫してそちらで呼ばれている。名前の由来は古代東洋の小国の呪詛の言葉らしい。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 変形
- 手を思わせるモビルアーマー形態への変形が可能[2]。MA形態では四肢に内蔵されたIフィールドによる防御を主体とした運用が行われる他、その握力で対象を握りつぶすといった攻撃も可能。
- Iフィールド・バリア
- 四肢に搭載されたIフィールド・ジェネレーターから発せられる対ビームバリア。指向性を高めた結果、機体全体を覆う事は出来ないが、正面から敵のビームを受け止めるだけの高出力を誇る。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- メガ粒子砲
- 頭部側面に搭載されたメガ粒子砲。光のカリスト機は左側、影のカリスト機は右側に搭載される。
- ビーム・クロー / ビーム・ガン
- 光のカリスト機は左腕、影のカリスト機は右腕に装備する大型のビーム・クロー。四肢(MA形態時の指先)からも同等のビーム刃を展開する事ができる。
- 肩部ビーム・ガン
- 肩部サブアームに二門搭載されたビーム砲。ビーム・クローを装備する側の腕に付随する形で装備。
- フェザー・ファンネル
- インプルース・コルニグスのそれと同様の小型ファンネル。背面(MA形態の手の甲部分)から射出される。
- 大型ビーム・アックス
- ブロードアックス型の大型ビーム・アックス。四器のビーム発生器から幅広の刃を発生させる。また、先端部には砲口が存在している。X1フルクロスとの最終決戦時に光のカリスト機が装備した。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- コルニグス / インプルース・コルニグス
- 同時期に開発・運用された影のカリスト専用機。可変機構やカラーリング等に共通点を有する。
- ガラハド
- 木星共和国の開発したサウザンド・カスタム。左腕がIフィールド・ジェネレーターを内蔵した大型の腕部となっており、これ自体が「小型化したディキトゥス」と呼称される。
余談[編集 | ソースを編集]
- 2020年5月13日にバンダイスピリッツが本機(ユーリスディス側)のHGキット化を発表した。木星帝国の機体では初の立体化ではあるが、金型流用でバリエーション展開しやすいバタラのような一般機ではなく異形かつ『クロボン』シリーズ3作目のラストボス機体という事もあり、ネット上では驚きの反応が多く見られた。後にリーベルダス側も2021年2月1日にHGキット化された。
- ラフ画時の名称は「マンス (ラテン語で手=Manus)」。白のカリスト (光のカリストの初期名)専用機で、機体はほぼコルニグスに近い外見だった。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]