「ソードインパルスガンダム」の版間の差分
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:デスティニーインパルスで起きた諸処の問題を解決するために新規建造された後継機。 | :デスティニーインパルスで起きた諸処の問題を解決するために新規建造された後継機。 | ||
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;[[ソードストライクガンダム]] | ;[[ソードストライクガンダム]] | ||
:この機体の元となった「[[ストライクガンダム]]」の近接格闘戦型。 | :この機体の元となった「[[ストライクガンダム]]」の近接格闘戦型。 | ||
+ | ;[[スラッシュザクウォーリア]] / [[スラッシュザクファントム]] | ||
+ | :近接戦闘用装備「スラッシュウィザード」を装備した機体。本機にデータが流用されている。 | ||
;[[ミネルバ]] | ;[[ミネルバ]] | ||
:専用運用艦。 | :専用運用艦。 | ||
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2024年6月11日 (火) 21:16時点における最新版
ソードインパルスガンダム | |
---|---|
外国語表記 | SWORD IMPULSE GUNDAM |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
正式名称 | ソードインパルス |
分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 / 換装形態 |
型式番号 | ZGMF-X56S/β |
全高 | 19.37m |
本体重量 | 78.93t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
素体 | インパルスガンダム |
開発組織 | ザフト軍 |
所属組織 | ザフト軍 |
所属部隊 | ミネルバ隊 |
母艦 | ミネルバ |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
インパルスガンダムに格闘戦型シルエット「ソードシルエット」を装着した形態。シルエットの特性から理解できるように近接格闘戦を重視した仕様で、想定される攻撃目標はモビルスーツから艦艇まで多岐にわたる。
ソードインパルスの武装はインパルスの標準兵装とソードシルエットに付属する武装から構成され、中でも多用されるレーザー対艦刀とビームブーメランは地球連合軍のソードストライカーの影響が顕著な武装で、運用方法も基本的に同じであるが、搭載数が倍増しているうえ、レーザー対艦刀は連結機構を、ビームブーメランは量子通信による遠隔操作機能を備えるなど、ザフトの技術も導入した改良型となっており、実用化当時においては最強クラスの至近距離戦闘能力を有していた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。パイロットはシン・アスカ、ルナマリア・ホーク。
アーモリーワンにて強奪されたカオス、アビス、ガイアの奪還を試みるが、結局は取り逃がしてしまう。その後、オーブ沖での地球連合軍艦隊との戦闘で空母2隻を含む戦艦6隻を撃沈するという大戦果を挙げる。クレタ沖の戦闘でもオーブの派遣艦隊を壊滅させた。この時、シンは恩人であるトダカ一佐の乗る空母タケミカズチを撃沈しているが、彼がこの事に気づく事はなかった。
ルナマリアが乗った初陣のヘブンズベース攻防戦では出撃してきた5機のデストロイをデスティニー、レジェンドと共に撃墜。この戦闘以降のソードシルエットの使用は確認されていない。 - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で、装備に応じて装甲の色が変化するようになっており、ソードインパルスでは赤を基調とする配色に変化する。
- デュートリオンビーム送電システム
- 電力を指向性のビームに返還し、機体へ照射する事でワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、母艦が存在する限り帰艦する事なく戦闘を継続ける事が可能となった。
- シルエットシステム
- 機体の背部装備を換装し、様々な運用用途に対応する。ユニウス条約によるMSの保有数が制限される中で、一機のMSで複数の用途に対応する目的で採用された。インパルスはミネルバからシルエットフライヤーを用いて射出、前線で装備を換装する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
インパルス本体側[編集 | ソースを編集]
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 胸部に2門内蔵された機関砲。ミサイル迎撃などの防御や牽制、対人戦や対ソフトスキン目標への攻撃を目的としている。連射性能に優れ、至近距離ではMSの装甲を破壊したケースも確認されているが、搭載部位の関係上、有効射界が限定されるという欠点がある。
- M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ
- ストライクの装備するアーマーシュナイダーのデータをベースに開発された格闘兵装。両腰部に1本ずつ、計2本を装備する。高硬度のブレードと振動波を併用し、一般的なMSの装甲であれば切断するほどの攻撃力を発揮する他、使用時に電力を消費しない。
- MA-BAR72 高エネルギービームライフル
- フリーダムやジャスティスに装備されたルプス・ビームライフルの改良型。マティウスアーセナリーMA製の最新モデルで、デュートリオンビーム送電システムによるエネルギー供給を前提として設計されている。
- MMI-RG59V 機動防盾
- 左腕部に装備されている装甲板式のシールド。伸縮機能を有しており、非使用時には縮小させ、使用時に装甲を伸長させる事で防御面積を拡大させるなど、機体の状態に合わせて使い分けられる。ソードインパルスでは持ち回りを考慮し非展開状態で使用される。
ソードシルエット側[編集 | ソースを編集]
- MMI-710 エクスカリバーレーザー対艦刀
- 名称が示す通り、対艦攻撃を想定した長剣。対MS・対MA戦においても十分以上の破壊力を発揮する事から、ソードインパルスのメインウェポンとして多用された。
あまりに長大なため、刀身部分はスライド展開機構を採用。刃はレーザー刃と実体刃の組み合わせにより、あらゆる装甲材に対応し、最大出力時は切っ先部からビーム刃が展開されるが、刀身内部はレーザー発振器の内蔵により複雑化しており、敵に直接当てる武装とは思えない構造となっている。
2本の柄部分で結合し双刃剣とする「アンビデクストラスフォーム」を有し、ロングレンジの格技を使用する事が可能。
その形状から第1次連合・プラント大戦時に連合が運用したソードストライクやソードカラミティが使用していたシュベルトゲベールの影響がうかがえ、例え敵軍の兵器であれ、有効と思われる物は貪欲に取り入れるザフト設計陣の柔軟性が垣間見える。 - RQM60 フラッシュエッジビームブーメラン
- 背部に2本装備されたビームの刃を持つブーメラン。ジャスティスに装備されていたバッセルの発展改良型にあたり、投擲後は量子通信によって操作されるため、大気圏内のみならず宇宙でも使用が可能。
単体ではビームブーメランとして使用されるが、ソードシルエットにマウントするためのV字パーツ全体を機体から外し大型の実刃ブーメランとしての使用が可能。この状態ではビームが発生しないため攻撃力は低いが、質量が高いため目標に大きな衝撃を与えたり、軌道変更させるなど多目的に使用が可能である。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 怒れる瞳
- アーモリーワンで強奪された3機のモビルスーツ、カオス、アビス、ガイアと、アレックスとカガリの乗るザクウォーリア。その間を戦闘機が通り過ぎる。
三機の戦闘機「チェストフライヤー」「レッグフライヤー」「コアスプレンダー」そしてバックパック「ソードシルエット」がシンの手によって空中合体し、ソードインパルスとなって火の手の上がる大地に降り立つ。凄惨な光景に故郷オノゴロ島の姿を見たシンは叫ぶ
「また戦争がしたいのか、アンタ達は!」
関連機体[編集 | ソースを編集]
各種換装形態 [編集 | ソースを編集]
- インパルスガンダム
- 背部に何も装着しない形態。
- フォースインパルスガンダム
- 高機動戦闘用装備「フォースシルエット」を装着した形態。大気圏内でも自立飛行可能である。
- ブラストインパルスガンダム
- 砲撃戦闘用装備「ブラストシルエット」を装着した形態。巨大なビーム砲を主武装とする。
- デスティニーインパルスガンダム
- フォース、ソード、ブラストの三種の武装を統合した形態。チェストフライヤーも専用のものを用意する。
系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]
- ソードインパルスガンダムSpecII
- バッテリーを最新型に換装した改良型。VPS装甲のカラーリングが変化し、全身が赤く染まっている。
- デスティニーガンダム
- デスティニーインパルスで起きた諸処の問題を解決するために新規建造された後継機。
技術的関与のある機体[編集 | ソースを編集]
- ソードストライクガンダム
- この機体の元となった「ストライクガンダム」の近接格闘戦型。
- スラッシュザクウォーリア / スラッシュザクファントム
- 近接戦闘用装備「スラッシュウィザード」を装備した機体。本機にデータが流用されている。
- ミネルバ
- 専用運用艦。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]