「アイザック」の版間の差分
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:袖付きの機体として登場。機体カラーは『ΖΖ』第37話に登場した機体と同様、グレー。原作小説版第4巻では[[ガエル・チャン]]が[[ネェル・アーガマ]]へ乗り込む際に搭乗し、[[ユニコーンガンダム]]と交戦した後、ガエルが生身で艦内に侵入する際の囮として対空砲火を受け撃墜された。一方、OVA版episode 2では[[パラオ]]の守備隊の内の1機として登場しているが、ネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子砲の砲撃に[[ガザC]]共々巻き込まれ消滅した。<br/>なお、ガンダムエース2014年8月号掲載の「メカニカルアーカイブス」によると、ガンプラのインストに掲載されたオプション装備は『UC』原作小説版で登場するハイザック系機体の候補として検討されていたとの事。 | :袖付きの機体として登場。機体カラーは『ΖΖ』第37話に登場した機体と同様、グレー。原作小説版第4巻では[[ガエル・チャン]]が[[ネェル・アーガマ]]へ乗り込む際に搭乗し、[[ユニコーンガンダム]]と交戦した後、ガエルが生身で艦内に侵入する際の囮として対空砲火を受け撃墜された。一方、OVA版episode 2では[[パラオ]]の守備隊の内の1機として登場しているが、ネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子砲の砲撃に[[ガザC]]共々巻き込まれ消滅した。<br/>なお、ガンダムエース2014年8月号掲載の「メカニカルアーカイブス」によると、ガンプラのインストに掲載されたオプション装備は『UC』原作小説版で登場するハイザック系機体の候補として検討されていたとの事。 | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]] | ||
+ | :[[ネオ・ジオン]]所属機が登場。コクピット内部の詳細が明らかになり、操縦を担当するパイロットと各種センサー類を操作するオペレーターの2名が乗り込む。[[ブランリヴァル]]所属のモビルスーツ隊と交戦の末に撃墜される。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2021年8月14日 (土) 19:21時点における版
アイザック | |
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外国語表記 | Ewac-Zack |
登場作品 | |
デザイナー |
|
スペック | |
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分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RMS-119 |
頭頂高 | 18.3m |
全高 | 19.2m |
本体重量 | 41.6t |
全備重量 | 73.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,430kW |
スラスター総推力 | 64,800kg |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 26,000m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | |
所属部隊 | 青の部隊など |
主なパイロット |
概要
グリプス戦役初期の主力MSであるハイザックを偵察用に改造して電子戦に特化させた機体。地球連邦軍の開発した機体だが、第一次ネオ・ジオン抗争でのネオ・ジオンによるダカール侵攻の際、元ティターンズ一派の手より他の機体とともにネオ・ジオン及び反連邦組織の手に渡っている。
ミノフスキー粒子の電波阻害効果は絶大であり、所謂長距離レーダーやミサイルの遠隔誘導は無力化され、一年戦争以降は直接目視による戦闘が主要戦術となったものの、艦艇やモビルスーツには依然として赤外線/レーザーセンサー等とともにレーダーは不可欠なものとして装備されており[1]、比較的レーダーの使用頻度は高かった。
アイザックの特徴である頭部と一体化したレドームは、大型のパッシブ・レーダー・システムであり、敵機が発するレーダー波などを超長距離から正確に察知する。また、レーダー下面には後方/対地監視用のモノアイを装備しており、高高度からの光学撮影も可能。レーダーや赤外線を用いたスキャニングシステムも専用のスペックのものを装備しており、ミノフスキー粒子散布下であっても通常のMSの倍以上の距離を高い分解能で観測する事が出来る。
各種センサーで収集したデータはバックパックに装備した指向性のディスクアンテナによって送信するが、直接通信が不可能な場合には、強固な物理防護を施されたデータ・ポッドに記録して放出される。
基本的には偵察専用の機体であり、重量バランスなど戦闘には不向きな機体だが、ハイザックが運用する火器は全て使うことが出来る。加えて、腕部を改造した探査ユニットや自立AI搭載ポッド、頭部形状の異なるバリエーション機なども計画されていた。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初出作品。第30話にて青の部隊に所属するカサーケの搭乗機として初登場した。その後、第37話でエンドラ隊所属の灰色の機体がゲターに乗った状態で登場している。
また、放送当時に発売されたガンプラでは、インストに強化型頭部などのオプション装備が掲載されている。 - 機動戦士ガンダムUC
- 袖付きの機体として登場。機体カラーは『ΖΖ』第37話に登場した機体と同様、グレー。原作小説版第4巻ではガエル・チャンがネェル・アーガマへ乗り込む際に搭乗し、ユニコーンガンダムと交戦した後、ガエルが生身で艦内に侵入する際の囮として対空砲火を受け撃墜された。一方、OVA版episode 2ではパラオの守備隊の内の1機として登場しているが、ネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子砲の砲撃にガザC共々巻き込まれ消滅した。
なお、ガンダムエース2014年8月号掲載の「メカニカルアーカイブス」によると、ガンプラのインストに掲載されたオプション装備は『UC』原作小説版で登場するハイザック系機体の候補として検討されていたとの事。 - 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- ネオ・ジオン所属機が登場。コクピット内部の詳細が明らかになり、操縦を担当するパイロットと各種センサー類を操作するオペレーターの2名が乗り込む。ブランリヴァル所属のモビルスーツ隊と交戦の末に撃墜される。
装備・機能
特殊機能
- ロト・ドーム
- 頭部と一体型のレドーム。各種探査機器と、その情報を統括する戦術データ・システムが搭載されている。最大解像度で運用する際は、機体の排熱を最小限まで絞り込む。状況によって内部のディスクユニットが物理的に回転して全周囲を走査する。
- アクティブレーザーセンサー
- 頭部アンテナ基部に内蔵。航宙艦艇クラスの射程を持ち、頭頂部のオプティカルセンサーとの協調運用も可能。
- 通信用ディスクアンテナ
- バックパック右側に敷設されている通信アンテナ。複数形状のアンテナを内装し、強力な指向性を発揮する。バックパック左側には後方監視用のリア・シーカーが敷設されている。
- データ・ポッド
- レドームの基部に4基内蔵。収集・記録した情報がディスクアンテナによる直接通信が不可能な場合に用いられる。ポッドは味方に回収されるまで特殊な周波数で識別コードを発信し続け、記録されたデータも解除コードを入力しない限りデコードできず、手順を誤ればデータは破壊され、敵の手に陥る事を防ぐ。
- グランドセンサーアンテナ
- 股間ブロック下部に敷設されているアンテナ。宇宙空間では頭部アンテナのサブ及び複数の周波数帯を補完するリンケージシステムを構築する。重力下では対地用のグランドセンサーとして機能する。
武装・必殺攻撃
※ハイザックが運用する火器は装備可能。
- ザク・マシンガン改
- ハイザックの主兵装である120mm口径のマシンガン。連邦規格のセンサーを採用し、命中精度が向上している。
- ビーム・サーベル
- 近接戦闘用の斬撃武器。両腰部に装備可能。
- オプション・シールド
- 原型機から引き継いだ武装。『UC』に登場した機体が装備していたものは十字マークの代わりにネオ・ジオンのエンブレムが描かれている。
オプション装備
- 強化型頭部
- 索敵能力をグレード・アップした頭部ユニット。頭部位置が機体前面に張り出している他、モノアイレールがレドーム側面を回るように配置されている。
- カメラ・アーム
- 別名「山越えカメラ」と呼ばれる新型探知ユニット。画稿では左腕に搭載されており、手首のあった位置からカメラがワイヤー付きで射出される。
- ドロイド・シーカー
- 単独での追跡・探査能力を持たせた探査ポッド。人工知能型コンピュータを内蔵している。データ・ポッドとの選択式で、2機を装備する事が可能。
対決・名場面
関連機体
- ハイザック
- ベース機。
- EWACジム / EWACネモ / EWACジェガン / ジェスタ (EWAC)
- 本機と同様、汎用MSをベースとしているEWAC機。
- ザク強行偵察型
- 偵察型MSの元祖。宇宙世紀0087年においても貴重な偵察機として運用された。
商品情報
ガンプラ
資料リンク
リンク
脚注
- ↑ ミノフスキー粒子は急速に拡散する性質があり、戦闘時には濃度を維持する為に頻繁に散布を繰り返す必要があった。その為、戦時下であっても領域によって濃度にはムラがあり、逆に言えば平時の航行や移動に関してレーダーなどのセンサーは依然として運用すべき装備であった。