ガンダム・マルコシアス
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ガンダム・マルコシアス | |
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外国語表記 | Gundam Marchosias |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント |
デザイン | 鷲尾直広 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | ASW-G-35 |
全高 | 18.7m |
本体重量 | 34.3t |
主動力 | エイハブ・リアクター×2 (ツインリアクターシステム) |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
フレーム | ガンダム・フレーム |
搭載システム | 阿頼耶識システム |
開発組織 | ギャラルホルンの前身組織 |
主なパイロット | 不明 |
概要
厄祭戦の最中に失われたと推測されているガンダム・フレームの一機。機体名にソロモン72柱の一体、グリフォンの翼と蛇の尻尾を持つ狼の姿をした悪魔「マルコシアス」の名を冠している。
現存が確認されている26体のガンダム・フレームの中にもその名称は含まれていないが、ギャラルホルンのデータベースには本機のリアクターの固有周波数が登録されている為、実機は完成し、実戦投入された事は確実である。ただし、当時のパイロットを含めて詳細なデータは不明となっている。
翼を模した背部と腰部の大型バインダーを有する優雅さを漂わせる機体フォルムが特徴だが、このバインダーには計四本のサブアームが収納されており、それを展開し敵に迫る姿はまさに「悪魔」の名を持つガンダム・フレームに相応しいものである。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント
- 初出作品。第6話後半に登場。ガンダム・端白星の姿を見たハラエルが、データベースの中から過去の戦闘データを閲覧した際の映像で登場。左肩に赤いマントを身に着け、ハラエルを圧倒した。
情報は2019年12月16日時点で公開されたが、実は同年2月に鉄血公式ツイッター上で原画が公開されている[1]。また、ゲーム配信前の時点で、主役機である端白星に先駆けてガンプラも発売された。
装備・機能
特殊機能
- ナノラミネートアーマー
- エイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。物理・光学兵器双方に高い防御力を誇る。
- 阿頼耶識システム
- ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機操縦デバイスシステム。厄祭戦当時の機体の為搭載されていたものと思われるが、詳細は不明。
- サブアーム
- 背部と腰部の大型バインダーに搭載されている四本の副腕。人型ではないモビルアーマーとの戦闘に対応するために設計されたと推測されている[2]。
武装・必殺攻撃
- 大太刀
- バックパック中央に鞘に収めた状態で装備されているマルコシアスの主力武装。モビルアーマーのナノラミネートアーマーに対抗する為に開発された。
- バスタードメイス
- 大太刀を鞘に収めた状態。鞘自体に重量を持たせている為、そのまま質量兵器としても使用可能。
- 短剣
- 小型で取り回しに優れる格闘兵装。バインダーに一本ずつ、計四本搭載されており、主にサブアームで保持して使用される。
- ナックルガード
- 両腕部に装備している打撃武器としての使用も可能な防御装備。反転させる事でクローとしての使用が可能。
- シールド
- 左腕に装備された防御装備。バインダーとサブアームの展開を妨げないよう小型の物を使用している。
- レールガン
- 両腰部バインダー内に搭載された本機唯一の射撃兵装。
対決・名場面
- VSハラエル
- 『ウルズハント』第6話後編より。コロニー最奥部に封印されていたハラエルは、ウルズハント参加者のリングに反応するように再起動。プルーマをコロニー中に展開し、破壊の限りを尽くしていた。そんな中、コロニー最奥に侵入してきた4機のMSのうち、1機に過去戦った機体と似たエイハブ・ウェーブを察知する。それは、三百年前にある砂漠地帯で交戦したガンダム・フレーム、マルコシアスのものだった。
ハラエルは過去のデータから回想する。あらゆる角度から繰り出される六本の腕を掻い潜り、振るわれた太刀の一撃。姿勢を崩したハラエルを援護するべくマルコシアスに立ちふさがり撃破された同型機。そして、厄祭戦でハラエルが最期に見たものは、サブアームを展開し悪魔のような出で立ちで眼前に迫るマルコシアスの姿だった……。
関連機体
- バエル / ガミジン / バルバトス / グシオン / アスタロト / アスモデウス / ウヴァル
グレモリー / フラウロス / キマリス/ セーレ / ダンタリオン / 端白星 - 他のガンダム・フレーム採用機。
商品情報
ガンプラ