ジム・スナイパーII

提供: ガンダムWiki
2014年1月29日 (水) 11:25時点におけるエス氏 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連機体)
ナビゲーションに移動 検索に移動

RGM-79SP ジム・スナイパーII(GM Sniper II)

地球連邦軍が開発した量産型モビルスーツ
ジム寒冷地仕様を始めとしたジム・コマンド系列の機体の1機で、全般的な性能を高めつつ汎用性を維持している。名称こそ「スナイパー」で超長距離狙撃任務に対応しているが、ジム・スナイパーカスタムと同様に狙撃一辺倒の機体という訳ではなく、従来のMS用武器の大半が使用可能である。
各部にはサブスラスターが追加され、脹脛にもスラスターが各2基ずつ設置されている。
背部のバックパックは構造が根本から見直されており、ジム・コマンドと同じ規格品を使いながらも性能を限界まで引き出せるように設計された。メインスラスター2基は中央に縦列に設置され、ベーシックな形状のままで高い機動性が発揮される。ちなみに、このメインスラスターを中央に設置する構造は後のネモジェガンでも採用された。
頭部には狙撃用のバイザーが装着されており、これには光学式高倍率レンズ群やイメージスタビライザー、専用レーザーセンサーからなる複合センサーが装備されている。狙撃時にはこのバイザーが下ろされ、ノイズ除去の為に頭部ユニットの冷却を行う。これのおかげで射程外から一方的に敵の母艦及び指揮官機を真っ先に狙撃して排除する事が可能となった。
装甲材にはチタン合金セラミック複合材が使用されているが、ルナ・チタニウム合金も部分的に採用しているとする資料もある。
総合的な性能はガンダムをも凌駕しており、ジオン軍ゲルググにも迫るものであった。反面、製造コストは高騰化し、また開発時期も一年戦争末期だった為に生産・配備数はごく僅かとなっている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
スカーレット隊に配備され、サイド6ミハイル・カミンスキーの乗るケンプファーを迎撃すべく出撃するが瞬殺されている。
機動戦士ガンダム戦記 Lost War Cronicle
主なパイロットはラリー・ラドリーアニッシュ・ロフマン
ジャブロー攻防戦でラリー機が配備されたが、戦闘終盤に攻撃してきたザクIIに対して隊長であるマット・ヒーリィの命令を守って相手を投降させようとした結果、コクピットを攻撃されて撃墜されている。
その後アニッシュが搭乗し、バイコヌール宇宙基地等の戦闘で活躍した。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ブルパップマシンガン
一年戦争の後期によく使われた、90mm口径の実弾兵器。取り回しの良さとバレルの長さを両立させようとした結果、弾倉と機関部を後方に設置している。
ビームサーベル
リアスカートに2本マウントされている。ジム・コマンド等が装備しているのと同じ物。
狙撃用ライフル
本機の主兵装。長砲身の無反動砲で、かなり射程が長い。給弾されるのは弾丸のみで、炸薬は流体炸薬が使用される。
通常の機体でも使えるが、近・中距離戦用の無反動砲としてしか機能せず、長距離狙撃が出来るのは基本的にスナイパー系機体のみとなる。
ロングレンジビームライフル
本機のもう一つの主兵装。ジム・スナイパーと同じ物で、非常に長い射程と高い威力を誇る。また、ビームの照射時間も非常に長い。
複数回の使用には冷却材とエネルギーパックを用意し、外部出力器と機体を接続しておく必要があるが、それらが無くとも1発だけなら発射可能。
シールド
携行式の実体盾。ジム・コマンドの物と同じタイプだが、カラーリングが青に変更されている。
裏側にマシンガンの予備マガジンやビームサーベルを装着できる物も存在する。

対決・名場面

関連機体

ジム・スナイパーII (ホワイト・ディンゴ仕様)
ゲーム『コロニーの落ちた地で…』のホワイトディンゴ隊所属機。ロングレンジ・ビームライフルを装備し、小改造も行われている。
ジム・スナイパーII (リド・ウォルフ専用機)
ジム・スナイパーII (シャドウズ仕様機)
機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウに登場する、地球連邦軍特殊部隊シャドウズ専用機。パイロットは同部隊所属のカイン・ラグナード大尉。
ジム・スナイパーIII
ジム・スナイパー
ジム・スナイパーカスタム
ジム寒冷地仕様
原型機とも言える機体。
ジム・コマンド
ジム・コマンド (宇宙用)
ジム・コマンド (外宇宙用)
ジム・コマンド・ライトアーマー
同系列機。
ネモ
メインスラスターの配置構造に影響を受けている。
また、本機の開発にはティターンズ台頭に反発したジム・スナイパーIIの開発者達の一部が参加しているとも言われている。
ジェガン
メインスラスターの配置構造に影響を受けている。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

リンク