メタス
2019年6月23日 (日) 11:36時点における202.162.146.79 (トーク)による版
メタス | |
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外国語表記 | Methuss |
登場作品 | |
デザイナー | ビシャルデザイン |
スペック | |
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分類 | 宇宙用試作型可変モビルスーツ |
型式番号 | MSA-005 |
頭頂高 | 18.1m |
全高 | 26.0m |
本体重量 | 27.8t |
全備重量 | 52.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,640kw |
スラスター総推力 | 77,000kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 11,300m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | エゥーゴ |
母艦 | アーガマ |
主なパイロット |
概要
エゥーゴのΖ計画により、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された初の可変モビルスーツ[1]。可変機構を検証する為のトライアル機としての性格が強く、胴体部も上半身と下半身を繋ぐシリンダー・フレームが露出しているなど、実戦投入を想定していない事を端的に物語っている。可変機構の恩恵で機動性こそ高いものの、MSとしての性能は決して高くはなく、特に近接白兵・格闘戦は貧弱な機体構造も有って不得手である。
試験運用で得られたデータは後のΖガンダムの開発に活かされ、Ζガンダムの完成に伴い共にアーガマへと配備・運用された。ただし、武装は最低限の物しか装備されておらず、第一線で運用するのは難しく、主に百式のメガ・バズーカ・ランチャーへのエネルギー供給[2]やパイロットの救助といったサポート運用に回されている。
戦力としては心許ないが、整備性の高さと簡略化された可変機構は評価されており、後発機であるΖIIやリゼルは本機の可変機構を発展させたものが採用されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 主にレコア・ロンドが搭乗。レコア離脱後は、ファ・ユイリィがパイロットを務めた。性能面での不利から目立った戦果は挙げられなかったが、ファ機は最後まで生還し、ΖガンダムとガンダムMk-IIを回収してアーガマへと帰投している。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- 活躍はTV版とほとんど変わらない。ゼダンの門での戦闘では「メタス2」と呼ばれる2号機が登場しており、外見にも変化が見られる。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 「Ζガンダム」から続投する形でファ・ユイリィと共に登場したが、物語が進む毎にダメージが蓄積していき、最終的に上半身の状態で出撃するが、Ζガンダムを庇う形で操縦不能となり、サイド1方面へと漂流する形でフェードアウトした。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- モビルアーマー形態に変形する。通常はMA形態での運用が基本。母艦への艦載時にはバックパック部分も変形させた中間形態に変形する。
武装・必殺攻撃
- アーム・ビーム・ガン
- 腕に固定されているビーム火器。出力2MW。パワーサプライヤーケーブルと直結しており、MS形態時には半固定型の射撃武装として使用される。MA形態でも使用可能。
- ビーム・サーベル
- 予備を含めて六基を装備。出力0.5MW。形状は独自の物だが、威力やデバイスとしての規格は標準的なもの。ビーム刃部は斧刃状の物を形成する事も可能。
対決・名場面
関連機体
- メタス[エーヴィ・アルヴァ専用機]
- 本機を実戦用に改修した機体。
- メタス改
- 火力増強と装甲強化が行われた機体。
- メタス・マリナー
- 水陸両用機として水中用装備が施された機体。
- メタスX-1、メタスX-2、メタスX-3
- 可変MSのさらなる開発のため、コンセプト毎に異なる改修を受けた機体。
- ガンキャノン・ディテクター
- メタスの可変機構を地上での姿勢制御に応用した支援用MS。
- ΖII
- Ζガンダムとメタスの設計を統合して、コストダウンを図った機体。
- リゼル
- ΖIIの設計を基に、ジェガンの設計を組み込むことで更なるコストダウンを図り、量産化を可能にした。
商品情報