地球連邦軍 (AGE)
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地球連邦軍(Earth Federation Force)
機動戦士ガンダムAGEに登場する組織。
地球連邦政府が抱えている軍隊。
地球圏最大規模の軍隊であり、戦闘用モビルスーツ等の兵器を多数保有している。
第一部以前から存在しているが、その頃は「銀の杯条約」で全ての兵器を廃棄していた。そのせいで敵であるUE(ヴェイガン)と比べて技術力が低い。UEの侵攻が始まると共に再編され、再軍備を開始しているがMSの圧倒的な性能差によって「天使の落日」より14年間、一度もUEに勝利していない。
ガンダムAGE-1の投入以降は何とかヴェイガンのMSに対抗しうる戦闘力を持った量産機を実戦投入して行くものの、常にMSの性能(一部を除く)やパイロットの技量で劣っている為に優秀な指揮官や部隊内での連携といった集団戦法でかろうじて渡り合っている(それでも劣勢である事に変わりは無いが)。
更には長きに渡る戦争で軍の内部は腐敗しており、海賊紛いの行為をする部隊まで現れている。
宇宙世紀の方は地球連邦軍 (UC)を参照。
西暦の方は地球連邦軍 (00)を参照。
- 規模
- 地球圏で最大を誇る。
- 知名度
- 知らない者はいない。
登場作品
- 機動戦士ガンダムAGE(第一部)
- 各地でUEとの戦いを繰り広げているが、敗退続きである。また、相手がほとんど散発的にしか攻撃してこないせいで危機感の無い軍人がかなり多く、どこか消極的であった。
- 機動戦士ガンダムAGE(第二部)
- ヴェイガンが本格的に侵攻し始めた事やアデル等の新型機が配備され始めた事もあってか、かなり積極的に戦っているようである。
首都ブルーシアでフロイ・オルフェノアが逮捕された事を皮切りにフリット・アスノを中心に粛清委員会が結成され、ヴェイガンと繋がりを持つ者達を粛清していく事で組織の浄化が行われた。 - 機動戦士ガンダムAGE(第三部)
- 粛清委員会による粛清が行われて以降もヴェイガンと内通する者が後を絶たず、それらの部隊は宇宙海賊ビシディアンによって密かに潰されていた。
A.G.164年の「勇気の日」に総司令部のビッグリング基地がヴェイガンの宇宙要塞ラ・グラミスの攻撃で破壊されて地球軌道上を抑えられてしまい、それと同時に地球上に身を潜めていたヴェイガン部隊の一斉蜂起によって地上の40%を制圧される。当時の連邦軍総司令官であったフレデリック・アルグレアスはこの時ロストロウラン基地に滞在していた為に難を逃れており、彼の発令で同基地を臨時の総司令部として機能させる事になる。
そのロストロウラン基地もスパイによって場所が特定され、ヴェイガンの大規模な攻撃を受けるが何とか守り切っている。 - 機動戦士ガンダムAGE(第四部)
- ヴェイガンの一斉蜂起の際に月のルナベースがヴェイガンに寝返った事を知り、同基地の奪還作戦を敢行して成功させる。
続く宇宙要塞ラ・グラミスの攻略作戦では予備役となっていたフリット・アスノが現役復帰して指揮を執った。
構成要素
関連地名
- アリンストン基地
- 第一部にて登場した、ガンダム開発を担っていたスペースコロニー・ノーラの軍事基地。配備された正規軍兵力はジェノアス数機と自走ロケット砲のみであった。
- ファーデーン
- 表向きは平和なコロニーだが貧富の差が激しく、ザラムとエウバの両陣営による内戦状態となっている。連邦軍も駐留しているが、この内戦には不干渉を決め込んでいる。
- ビッグリング基地
- 第二部にて登場。宇宙における連邦軍総司令部で、フリット・アスノが総司令を務める。第三部ではヴェイガンの要塞ラ・グラミスの攻撃により破壊されている。
- ノートラム
- 地球に最も近い軌道上にあるスペースコロニー。兵器工廠等の主要な施設がある為、A.G.141年にヴェイガンの大規模な侵攻を受けるが阻止されている。
- オリバーノーツ基地
- 地上の北米地域の都市『オリバーノーツ』の基地。A.G.164年のヴェイガンの一斉蜂起の際にゼハートの部隊の襲撃を受けるが起動したガンダムAGE-3の戦果によってオリバーノーツは守られる3部以降のディーヴァのクルーは本基地勤務の軍人である。基地司令はアンディ・ドレイムス。
- ロストロウラン基地
- 第三部に登場。壊滅したビッグリング基地に変わり、暫定的に連邦軍総司令部となる。シャナルア・マレンの行った情報漏洩によって位置が特定され、ゼハート・ガレット率いるヴェイガンの攻撃を受ける。
- ルナベース
- 月面に存在する地球連邦軍基地。ロストロウラン攻略戦の直後に基地司令官のアローン・シモンズが裏切り、ゼハート率いるヴェイガンの駐留基地と化すが、後に連邦軍が奪還作戦を行い奪還される。