スペース・アーク

スペック
スペック
分類	宇宙練習艦
艦級	スペース・アーク級
メインノズル数	4
カタパルト数	2 (艦首甲板カタパルト、艦尾着艦デッキ)
主な艦長	レアリー・エドベリ (艦長代理)
主な搭乗員	マヌエラ・パノパ (操舵手); ジェシカ・ングロ (オペレーター); ケーン・ソン (航法士); ナント・ルース (メカニックチーフ); グルス・エラス (メカニック);
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スペース・アーク
スペース・アーク
外国語表記	Space Ark
登場作品	機動戦士ガンダムF91
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍がクラップ級巡洋艦を改装した宇宙練習艦。

ベースであるクラップ級は多機能性や火力偏重といった要素を持たないものの、艦体設計のシンプルさから宇宙世紀0090年代から30年に渡って運用され続ける程、信頼性と運用性に優れた艦であり、スペース・アークはそのシンプルな艦体設計を引き継ぎつつ、メインノズルの減少、放熱板の排除といった簡略化により、練習艦としての運用効率の向上が図られている。また、各種兵装のレイアウトはクラップ級から大きな変化は無く、火力が維持されており、MS搭載数の多さも引き継がれているため、練習艦でありながら実戦にも即応できる性能を有している。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムF91: 初出作品。ガンダムF91の実用テストとフロンティア・サイド周辺宙域での運航演習を行っていたものの、その最中にフロンティアIVで発生した戦闘の鎮圧に借り出された。クロスボーン・バンガード (CV軍)の襲撃により正規兵の多くを失ってしまうものの、訓練生を始めとして集まった連邦軍人やレジスタンスなどによって運用され、CV軍に対する反抗拠点となった。また、CV軍の襲撃から逃れてきたシーブック達民間人や、逆にCV軍から寝返った軍人も加わるなど、「アーク (ノアの方舟の意)」の名に相応しい寄る辺となり、コスモ・バビロニア建国戦争の渦中を潜り抜けていった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

信号弾発射管: MS格納庫のハッチ脇に設けられている発射管。発光信号とスモークを発する弾頭を射出する。
ランディングギア: 艦底部に計10基搭載されている降着脚。ある程度の不整地や斜面であっても着陸可能。
艦橋収容機能: 新規設計の機能。艦橋前の装甲を左右に展開し、艦橋を船体内部に収容する事が可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

2連装メガ粒子砲: 艦中央両舷に1門ずつ計2門敷設されているメガ粒子砲。
2連装対空機関砲: 艦中央両舷に3門ずつ計6門敷設されている機関砲。
ミサイル発射管: 艦首部に左右3門計6門内蔵されているミサイル発射管。

その他 [編集 | ソースを編集]

迷彩カバー: フロンティアI内部の森林地帯に身を隠す際に用いられた迷彩カバー。船体の所々に被せる事でCV軍の目をごまかす事に成功している。

艦内設備[編集 | ソースを編集]

艦橋: 艦橋内のレイアウトはクラップ級と比べるとやや狭め。後部中央に艦長席があり、前部にはオペレーター、操舵士、航法士の席がそれぞれ用意されている。
MSデッキ / カタパルト: MSデッキは艦橋直下に位置しており、カタパルトと一繋がりになったシンプルな構造となっている。内部にはMS用のメンテナンスベッドがあり、機体のサイズに応じて伸縮可能となっている。

搭乗員[編集 | ソースを編集]

クルー [編集 | ソースを編集]

レアリー・エドベリ: 艦長代理を務める士官候補生。その強かさから艦の指揮を全うするだけでなく、軍人やレジスタンスのまとめ役も務めた。
マヌエラ・パノパ: 士官候補生。人手不足から操舵手を担当する。
ジェシカ・ングロ: 訓練生。オペレーターとして主に索敵や通信を担当。
ケーン・ソン: ブリッジ要員の正規航法士。
ナント・ルース: 連邦宇宙軍所属のメカニックチーフ。
グルス・エラス / ディーナ・ジョグ / ケーニー・ハーハー / マヌー・ソーフ: 連邦宇宙軍所属のメカニック達。

MSパイロット[編集 | ソースを編集]

シーブック・アノー: フロンティアIVから仲間達と共に逃れてきた高校生。到着後、半ば強制的にF91のパイロットに起用される。
ビルギット・ピリヨ: コズモによって召集されたパイロット。ヘビーガン24番機のパイロットを務める。
アンナマリー・ブルージュ: CV軍から寝返ったダギ・イルスのパイロット。
セシリー・フェアチャイルド: シーブックの親友であり、F91との交戦後に投降してきたビギナ・ギナのパイロット。

レジスタンス [編集 | ソースを編集]

コズモ・エーゲス: レジスタンスの中心人物。徹底抗戦派であり、シーブック達民間人に対しても戦闘への参加を強要した。

避難民 [編集 | ソースを編集]

リィズ・アノー: シーブックの妹。子供達の世話役を務めた他、調整が困難を極めていたバイオコンピューターの完成にも貢献した。
ドワイト・カムリ / ジョージ・アズマ / サム・エルグ / ドロシー・ムーア: シーブックと共に避難して来たフロンティアIVの高校生。それぞれがメカニックの手伝いや子供の世話などの雑用を担当した。
ベルトー・ロドリゲス / ミゲン・マウジン / リア・マリーバ / コチュン・ハイン: シーブック達と共に避難して来た子供達。