ロベルト

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ロベルト
外国語表記 Roberto
Robert
登場作品
声優 塩屋浩三
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プロフィール
本名 リカルド・ヴェガ
種族 人間 (スペースノイド)
性別
没年月日 宇宙世紀0087年5月22日
髪色 黒髪
職業 MSパイロット
所属組織 ジオン軍エゥーゴ
所属部隊 アーガマ隊 (エゥーゴ所属時)
階級 中尉
主な搭乗機 リック・ディアス
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概要 [編集 | ソースを編集]

エゥーゴ所属のアーガマに勤務する、元ジオン公国軍兵士のモビルスーツパイロット。口髭がトレードマークであり、普段は青いTシャツの上から連邦軍の制服を羽織っている。「ロベルト」の名前は偽名であり、本名はリカルド・ヴェガ。元々、一年戦争時代にシャア・アズナブルに付き従っていたジオン軍人であり、戦後逃げ延びたアクシズにて彼と再会した後、ハマーンと袂を分けた彼と共に偽名を用いてエゥーゴに参加した。

エゥーゴでは初期から作戦行動を支える優秀なパイロットの1人であり、同僚のアポリーと共にクワトロの補佐を務め、ガンダムMk-II強奪作戦で初陣を飾って以降も数々の作戦に参加し続けた。アポリーと同じく歴戦のパイロットだが、グリプスの旧式ジム相手に苦戦するなどパイロット技量は彼よりも劣る模様。生粋のジオン軍人らしい実直な性格でフランクなアポリーとは対照的である。アポリーに比べると活躍する場が少なくパッとしない印象だが、彼と共にクワトロを裏から補佐するエゥーゴに欠かせないパイロットである。

エゥーゴのジャブロー降下作戦後、作戦に参加したMSパイロット達を宇宙へと上げるべくケネディ宇宙空港でシャトル発射時の護衛を任されたが、地球連邦軍が発射を阻止するべく襲撃してきた際、敵のブラン・ブルタークが搭乗するアッシマー(小説版Ζではロザミアギャプラン)に機動力で翻弄された末に撃墜され戦死。最終的にシャトルの打ち上げは成功するものの、アポリーやカミーユに深い悲しみを残す事となった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム
初出作品。アポリーと共に序盤からアーガマのモビルスーツ隊の一翼を担った。
機動戦士Ζガンダム (小説版)
機動戦士Ζガンダム A New Translation
立ち回りについてはTV版と同様。ただ、TV版第13話(ロベルト戦死回)のケネディポートにおける戦闘がカットされたため、結果として死なずに済んでいる。が、それ以降、登場シーンが追加される事は無く、生き残ったのかどうかすら分からないまま物語からいつの間にか退場する憂き目を見る事になった。
機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星
ジオン兵時代の動向が描かれており、本作で「リカルド・ヴェガ」の本名が設定され、「ロベルト」が偽名として扱われている。また、シャアの元部下とも設定されており、一年戦争後にアクシズへと逃れてきた彼と再会し、再び共に戦う事になる。
アナハイム・ラボラトリー・ログ
第2話にて登場。本名の「リカルド」で呼ばれており、シャアをアナハイムに送り届ける際の陽動作戦で高機動型ガルバルディαに搭乗し、月におけるティターンズとの戦闘でペイルライダーDIIを戦闘不能に追い込んでいる。
機動戦士ガンダムUC MSV
機動戦士Ζガンダム Define
こちらではTV版よりも延命しており、ケネディポートでの戦闘で戦死する事無く戦い続けている。しかし、キリマンジャロ基地における戦闘においてジェリド・メサの駆るバイアランとの交戦の末、撃墜され戦死した。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
「アムロシャアモード」に登場。エゥーゴ所属前の名前が「ホアキン」となっている。『アナログ』を正式な手段で読めないために新たに設定することになったのか新たに別の偽名を用意したのかは不明。

人間関係[編集 | ソースを編集]

エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

クワトロ・バジーナ (シャア・アズナブル)
上官。アポリーと共に彼の補佐に務め、数々の任務を成功に導いてきた。
アポリー・ベイ
同僚でありかつ共に一年戦争を生き抜いた戦友。互いに軽口を言い合う仲であり、普段からコンビを組んでいる。
カミーユ・ビダン
ガンダム強奪作戦後に新たにエゥーゴの一員となった少年。

アクシズ[編集 | ソースを編集]

ヤヨイ・イカルガ
ニュータイプ研究所出身のニュータイプ少女。リカルド(ロベルト)とは旧知の間柄であり、アクシズで内乱が発生した際にハマーンを襲う彼女の説得を試みるものの、その最中にハマーンに撃墜され命を落としてしまう。

名台詞[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム [編集 | ソースを編集]

「自分達は、マニュアル通りの訓練などはやっておりません。それで一年戦争もくぐり抜けてきたんですから」
第1話より、初登場時の台詞。リック・ディアスでの初陣の際、「3日もあれば自分の手足にする事が出来る」とクワトロに答えたアポリーに続いてそれ以上に豪語してみせたが、さすがに自信過剰すぎたかクワトロから「その過信は自分の足をすくうぞ」と忠告を受ける。その忠告通り、その後、ジムIIとの一対一の戦闘で危うく撃墜されかける羽目に。
「大尉の色は、人気がありますからね」
第9話より。クワトロが百式に乗り換えるのに伴い、アーガマに残存するリック・ディアスが全て赤く再塗装されたため、クワトロから「目立つ色になったから気をつけろ」と忠告を受ける。それに対し、アポリーは「味方に撃たれないためには仕方ない」、ロベルトは「人気がある」と冗談交じりに答えているが、どちらも満更でもなさそうだ。
一方、『アナログ』ではドワス改に乗ったアンディ(アポリー)の方が機体の感想として同様の発言をしている。
「うぅっ!何だぁ!?」
第13話より、ロベルトの最期。アッシマーに狙われたカミーユを援護し窮地を救ったものの、相手は変形機能により巨体に見合わぬ機動力でロベルトに襲い掛かる。必死に迎撃するロベルトだったが、相手を見失った隙に背後から直撃を受け機体は爆散。これまで苦楽を共にした友の死にアポリーはただ涙を流すしかなかった。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

リック・ディアス
主な搭乗機。初期は黒色の機体に搭乗し、赤色への再塗装後も引き続き搭乗した。
ザクIIF2型
『C.D.A.』にて搭乗。
高機動型ガルバルディα
『アナログ』にて搭乗。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]