ガンダムAGE-2 ダブルバレット
ガンダムAGE-2 ダブルバレット | |
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外国語表記 | Gundam AGE-2 Double Bullet |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 戦闘用可変モビルスーツ |
生産形態 | 換装形態 |
型式番号 | AGE-2DB |
全高 | 18.3m |
本体重量 | 31.1t |
原型機 | ガンダムAGE-2 ノーマル |
開発 | AGEシステム (Gウェア) |
所属 | 地球連邦軍 |
母艦 | ディーヴァ |
主なパイロット | アセム・アスノ |
概要 [編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-2の空間戦闘を重視した対大軍用フルウェポンウェアに換装した形態。AGEシステムが提示した「精神的な感応力等に頼らず、物理的な攻撃力を向上させる」という方針に従って生み出された形態で、単独で敵の包囲網を突破する事を目的としている。
本来、Xラウンダー専用機として開発されていたAGE-2を非Xラウンダーパイロットであるアセム・アスノの専用機として運用するよう方針を変更した結果として生まれた機体でもあり、二刀流のような両手に武器を持った戦い方を好むアセムの戦闘スタイルに合わせつつ彼の卓越した直感力や反射神経を最大限に発揮させる為の装備という側面も持っている。更に対Xラウンダー用のウェアとしての運用も考慮されていて、ゼイドラやクロノスとの戦闘データも活用された。
強力な火器を多数装備していて、火力に優れている。それに併せて索敵能力も高められた。他にも、前述のアセムのパイロット特性に合わせた特殊なオペレーションシステムを搭載しており、操縦する際にはコクピットに左手側の操縦桿は通常仕様の物が収納され、代わりにトリガーが付属するものが展開される。非常に高い戦闘力を持つ一方で両手に武器を持った戦い方はハイレベルな操縦センスも要求される為、アセム以外には非常に扱いづらくなっている。なお、AGE-2 ノーマルと同様に変形が可能だが、本機の場合、名称は「フライトモード」と呼称される。また、単独での大気圏突入も出来る。
AGE-2 ノーマルと比較すると火力は向上しているが、機動性能では若干劣るものとなっている。また、その火力を活かす為に最大稼働時間も低下しているものと思われる。
アセムはソロンシティ宙域の戦闘でこのウェアに換装してから、ノートラム防衛線までこの形態で出撃していた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE (アセム編)
- 初出作品。パイロットはアセム・アスノ。
初登場回である第24話にてスペースコロニー・ソロンシティ付近の宙域での戦闘で実戦投入され、マジシャンズ8のゼダスM3機と交戦。そのうち、グリン・ライズとセル・ブラントの2機を撃破し、ミンク・レイデン機も撃墜寸前まで追い込んだ。
ソロンシティ出港後の戦闘でもレオ・ルイス機を撃破し、ミンク機も再び破損させて撤退させた。
ノートラム攻防戦ではウルフ・エニアクルのGバウンサーと共にデシル・ガレットのクロノスと交戦し、苦戦。焦りから不用意に前に出すぎてしまい、ザファー・ローグとネッド・カーンのゼダスMに取り押さえられて窮地に陥る。ウルフによって危機を脱するものの、直後に彼はデシルの攻撃から庇って撃破されてしまい、怒りを爆発させたアセムの驚異的な操縦によってクロノスを撃破した。その後、ゼハート・ガレットのゼイドラと戦ったが決着はつかず、やがてダウネスが地球へ落下し始めると彼と協力してエネルギーコアを破壊し、落下を阻止。地球へ降下した。 - 機動戦士ガンダムAGE (小説版)
- 原作とは異なり、ノートラム攻防戦で初めて投入されている。また、ダブルバレットが設計されるまでにAGE-2と交戦したXラウンダーはゼハートだけだった。
ゼハートとの1対1に赴いた際にはノーマルウェアに換装しているので原作と違ってダブルバレットの出番は少ない。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- AGEシステム
- 自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから戦局に合った新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。
- 変形
- フライトモードに変形する。
- AMEMBO(アメンボ)
- 「Gウェア」を搭載可能な無人輸送機。名称は「AGE Mechanical Equipment Moving BOat」の略。
- 換装
- 四肢を「Gウェア」に換装可能。最初はディーヴァの艦内で行われていたが、後にウェアを搭載した「AMEMBO」を射出して戦場で換装するようになった。
後述の分離機構を応用する形でAGEシステムが提示した。 - 分離
- 四肢を分離可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ツインドッズキャノン
- 本機の主兵装。両肩のサイドバインダーに1門ずつ、計2門装備しており、凄まじい威力を誇る。一方でクセが強い為、扱いが難しいとされる。
フライトモードでも使用出来る。- ツインドッズライフル
- ツインドッズキャノンの砲身を外す事で、携行式のドッズライフルとして使用可能。
- ツインビームソード
- ツインドッズライフルを外した後のサイドバインダーから巨大なビーム刃を形成する。ビームサーベルと併用すれば四刀流で戦う事も出来る。その威力は高く、とてもビームサーベルには見えない。背後の敵やこの武装を知らない敵に対して不意をついて奇襲に使う事も出来る。
- カーフミサイル
- 両脛後部に2基ずつ、計4基内蔵されている誘導式のミサイルランチャー。弾幕を張る事ができ、高い追尾能力を持っている。
- ビームサーベル
- リアスカートの裏側に2本マウントされている。ノーマルと共通でグリップの後端からもビームを発振可能。
アセムは二刀流で戦う事が多い。
技・戦法 [編集 | ソースを編集]
- ウルフファング
- ウルフ・エニアクルが得意としたビームサーベルの二刀流による攻撃。
小説版でデシルのクロノスに対して使用された。
その他 [編集 | ソースを編集]
- コロニーデストロイヤー
- ヴェイガンが開発した、スペースコロニーを破壊できるだけの威力を持った戦略兵器。
ゼハートと共に地球へと落下しつつあるダウネスのエネルギーコアを破壊する際に使用した。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対クロノス
- 『AGE』アセム編第26話より。ノートラム攻防戦の際、ゼイドラとクロノスの2機に襲われたアセムとウルフはXラウンダーの力の前に苦戦し、止めを刺されそうになったアセムを庇ってウルフが命を落とす。しかしウルフが最期に残した「スーパーパイロットになれ」という言葉を受けたアセムは、超人的な能力を持つXラウンダーではなく今ある自身の力を以ってスーパーパイロットとなる事を決意。決意を新たにしたアセムの力は凄まじく、デシルのXラウンダー能力を持ってしても読めない動きで圧倒し、遂にクロノスを撃破。父親から続くデシルとの因縁に終止符を打った。
小説版ではこの時にクロノスを破壊したのは、亡きウルフの戦法のウルフファングとなっている。但しアニメと違い、完全破壊には至らなかった。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムAGE-2 ノーマル
- 通常装備。
- クランシェカスタム
- ダブルバレットの実戦データを基に改良されたドッズキャノンを装備している。
- ガンダムAGE-2 ダブルブレイド
- 空間戦闘重視の本形態とは対を成す重力下戦闘重視の格闘形態。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
玩具[編集 | ソースを編集]