ジュピトリス
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ジュピトリス | |
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外国語表記 | JUPITRIS |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 大型資源採掘艦 |
艦級 | ジュピトリス級 |
全長 | 2000m |
推進機関 | 核パルスエンジン |
カタパルト数 | 1 |
所属組織 | |
主な艦長 | パプテマス・シロッコ |
主な搭乗員 | ハイファン |
概要[編集 | ソースを編集]
パプテマス・シロッコの指揮する惑星間航行能力を有する超巨大輸送艦。木星で採掘したヘリウム3を地球まで輸送する役目を担う木星船団の旗艦である。ジュピトリス級のネームシップであり、本艦の同型艦が複数就航している。
全長2000mにも及ぶ巨大な船体を有し、数ヶ月に及ぶ惑星間航行に必要な重力ブロックや、モビルスーツを独自に開発・製造出来る規模の工場ブロックを備える。道中でのジオン残党や宇宙海賊への自衛を目的に武装も備えているが、本格的な戦闘艦程ではない。
グリプス戦役が開戦した宇宙世紀0087年、シロッコに率いられ地球圏へと帰還。シロッコはティターンズへと入隊するが、ジュピトリスに関しては原隊復帰の原則を理由として編入を拒否(シロッコ自身、自己生産能力を持つ移動拠点とも言える本艦を失いたくなかった事も関係している)。以降はシロッコ独自の拠点として動いていた。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士Ζガンダム
- 初登場作品。第21話より登場。第28話でレコア・ロンドが潜入し、彼女が乗るゲルググが豆粒に見える程の巨大さを印象づけた。最終話でカミーユ・ビダンとシロッコとの最終決戦の場となり、シロッコの乗るジ・Oの爆発に巻き込まれ艦体の一部が損傷したが、その後の消息については不明。続く『機動戦士ガンダムΖΖ』第1話ではブライト・ノアが航海日誌に「沈めた」と記している。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- ジ・OがΖガンダム特攻を受けた際にヘリウム3運搬用タンクに引火・爆発。TV版とは異なり、明確に轟沈した描写が描かれた。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ヘリウム3運搬用タンク
- 艦の中央部に20基設置されたヘリウム3を貯蔵するタンク。艦体の左右にH字状に配置され、これ一つで通常の艦艇を超えるサイズを誇る。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 対空レーザー砲
- 明確に武装を表記した資料は無きに等しく、『Gジェネシリーズ』などゲーム作品に登場する際に最低限の武装として実装される場合がある。
艦内設備[編集 | ソースを編集]
- ブリッジ
- 艦の先端部に艦橋を有する。このブロックだけでも通常艦艇並みのサイズを有する。
- 重力ブロック
- 遠心力によって重力を生み出す居住区画。長期間の惑星間航行では必須と呼べる設備。
- 工場ブロック
- 艦の中央部に存在する工場区画。モビルスーツを独自に開発・製造するだけの設備を有する。
- アンブロージア
- ジュピトリス内の秘密区画。グリプス戦役終盤、爆発に紛れる形でパージされ消息不明となったが……。
搭乗員[編集 | ソースを編集]
- パプテマス・シロッコ
- 艦長。後にティターンズへ入隊。
- ハイファン
- シロッコの副官。彼が不在の際には艦の指揮を執る。
艦載機[編集 | ソースを編集]
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連艦[編集 | ソースを編集]
- ジュピトリス (サンダーボルト版)
- 『サンダーボルト』の世界観におけるジュピトリス。同作では連邦軍からの発注を受けたアナハイム・エレクトロニクス社によって建造されている。
- ジュピトリスII / コバヤシ丸
- 同型艦。
- ジュピトリス9
- 同型艦。外観は大きく異なっている。
- ツィオルコフスキー
- 『機動戦士ガンダムSEED』に登場。ジョージ・グレンが設計し、自ら乗り込んで木星へ旅立った艦。デザインはジュピトリスの流用。