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== ZGMF-X88S ガイアガンダム(Gaia Gundam) ==
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{{登場メカ概要
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| 外国語表記 = Gaia Gundam
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| 登場作品 =  
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*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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| デザイン = 大河原邦男
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*[[ステラ・ルーシェ]] (強奪後)
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}}
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY]]
 
*デザイナー:大河原邦男
 
*分類:試作型[[可変モビルスーツ]]
 
*装甲材質:[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
 
*全高:17.80m
 
*重量:69.85t
 
*主動力:[[バッテリー]]
 
<!-- *出力: -->
 
<!-- *推力: -->
 
<!-- *センサー有効半径: -->
 
*開発組織:[[ザフト軍]]
 
*所属:ザフト軍⇒[[地球連合軍]]
 
*主なパイロット:[[リーカ・シェダー]]⇒[[ステラ・ルーシェ]]
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ザフト軍]]が開発した、「[[セカンドステージシリーズ]]」の試作型[[モビルスーツ]][[インパルスガンダム]]などと同様、「[[デュートリオンビーム送電システム]]」や「[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]」を採用している。[[バクゥ]]を参考にした4足獣型のMA形態に変形でき、陸戦における機動力は純人型のMSを遥かに凌駕する。MS形態は中近距離の高機動戦闘を得意とするスタンダードな機体である。しかし、大気圏内においては行動範囲がほぼ陸上のみに限定され、母艦やサブフライトシステムによるサポートが不可欠となる。
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[[ザフト軍]]が[[インパルスガンダム|インパルス]]、[[カオスガンダム|カオス]]、[[アビスガンダム|アビス]]、[[セイバーガンダム|セイバー]]と共に開発した「[[セカンドステージシリーズ]]」に属する試作型[[モビルスーツ]]。L4[[プラント]]「[[アーモリーワン]]」で[[地球連合軍]]特殊部隊「[[ファントムペイン]]」のメンバー[[ステラ・ルーシェ]]により強奪され、以後はその搭乗機となる。
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[[第1次連合・プラント大戦]]後、[[ユニウス条約]]締結によるMS開発のネック(リンデマン・プランを基にしたMS保有制限)をクリアーすべく、ザフト設計局が出した回答の一つが、「単機で複数の機能を有するMSの開発」であり、すなわち汎用性を備えたMS形態と、特殊環境に特化した[[モビルアーマー|MA]]形態を持ち合わせた機体であった。
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ガイアは、前大戦のアフリカ戦線で多大な戦果を挙げた四足獣型MS[[バクゥ]]の傍流とも言える機体であり、MA形態は四足獣を彷彿とさせる形態を取る。バクゥは[[ストライクガンダム|ストライク]]にこそ苦杯を嘗めさせられたものの、スエズ攻防戦でユーラシア軍の大戦車隊を壊滅させるなど、各戦線で有用性を実証した機体であった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
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;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:主なパイロットは[[ステラ・ルーシェ]]。当初は[[リーカ・シェダー]]がテストパイロットを務めていたが、その後、[[アーモリーワン]]でステラによって奪取された。その際の戦闘ではアーモリーワンの陸空を縦横無尽に駆け巡り、ザフトのMS部隊を相手に猛威を振るっていた。デブリ帯や[[ユニウスセブン]]での戦闘でも、AMBACを駆使して、宇宙空間でも高い機動力を誇っていた。地上に降下してからは、重力下での飛行や水中での運用が出来ない事から母艦や基地の守りに回されてあまり目立った活躍はしていない。ロドニアの戦闘では単独で出撃。インパルス、[[セイバーガンダム]]と交戦するも、機体は損傷。結局、[[ミネルバ]]に奪還され、パイロットのステラも捕虜となる。その後、ザフトに移送途中で突如、行方知れずに。実はこの時、[[クライン派]]の手引きで密かにファクトリーへ運ばれ、[[エターナル]]に[[バルトフェルド専用ガイアガンダム|搭載されていた]]。<br />余談だが、クライン派が奪取した時の手口は明らかにされておらず、Gジェネポータブルでは『ある方法』としか書かれていない。
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:初登場作品。[[アーモリーワン]][[ステラ・ルーシェ]]によって奪取された。その際の戦闘ではアーモリーワンの陸空を縦横無尽に駆け巡り、ザフトのMS部隊を相手に猛威を振るっていた。デブリ帯や[[ユニウスセブン]]での戦闘でも、AMBACを駆使して、宇宙空間でも高い機動力を誇っていた。地上に降下してからは、重力下での飛行や水中での運用が出来ない事から母艦や基地の守りに回されてあまり目立った活躍はしていない。ロドニアの戦闘では単独で出撃。インパルス、[[セイバーガンダム|セイバー]]と交戦するも、機体は損傷。結局[[ミネルバ]]に奪還され、パイロットのステラも捕虜となる。その後、プラント本国に移送途中で突如行方知れずに。実はこの時、[[クライン派]]の手引きで密かにファクトリーへ運ばれ、[[エターナル]]に[[バルトフェルド専用ガイアガンダム|搭載されていた]]。<br />余談だが、クライン派が奪取した時の手口は明らかにされておらず、『Gジェネポータブル』では「ある方法」としか書かれていない。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY]]
:本機の運用テスト期間が描かれている。
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:本機の運用テスト期間が描かれている。[[リーカ・シェダー]]がテストパイロットを務めていたが、正式パイロットに選ばれる事はなかった。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
 
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
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:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
;デュートリオンビーム送電システム
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;[[デュートリオンビーム送電システム]]
:MSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、(母艦が存在する限り)帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
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:母艦からMSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより(母艦が存在する限り)、帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
 
;変形
 
;変形
:[[MA]]形態に変形する。
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:四足獣型のMA形態への変形が可能。可変後の姿は[[バクゥ]]や[[ラゴゥ]]を彷彿とさせる。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;MMI-GAU25A 20mmCIWS
 
;MMI-GAU25A 20mmCIWS
:頭部に2門内蔵された機関砲。MA形態時は頭部が格納されるため、使用不可。
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:頭部に2門内蔵されたセカンドステージシリーズ共通の近接防御火器。MA形態時は頭部が格納されるため使用不可。
;MA-BAR71XE 高エネルギービームライフル
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;MA-BAR71XE 高エネルギー[[ビームライフル]]
:中距離射撃用のビームライフル。スペック上はインパルスなどの物と変わらないが、外装や照準センサーは地上戦用に特化している。MA形態時は右肩に装着され、固定兵装として使う。
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:セカンドステージ用に開発されたビームライフル。型式から[[セイバーガンダム|セイバー]]のMA-BAR70を元にそれぞれの仕様にカスタムを施したとされる。ガイアのMA-BAR71XEは、ガイアがMA形態時にも右肩に装着して使用するため、特殊地形での機動戦を考慮した改良が無されている。
;MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
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;MA-M941 ヴァジュラ [[ビームサーベル]]
:両腰部にマウントされる武装。これもインパルスなどの物と変わらない。MA形態時は使用不可。
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:両腰部にマウントされたビームサーベル。アビス以外のセカンドステージに装備された共通兵装。従来の[[ミラージュコロイド]]技術の応用である電磁場固定法から、[[ユニウス条約]]を巡るトラブルの際に開発された新技術の一部を導入しており、より高出力を実現している。
 
;MA-81R ビーム突撃砲
 
;MA-81R ビーム突撃砲
:背部に2門装備されたビーム砲。MS、MA両形態で使用可能。カオスの機動兵装ポッドに装備されているビーム砲と同型。
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:背部左右に装備されたアサルトビーム砲。MA形態における主力火器で、機動戦闘において高い精度を持つ。カオスの機動兵装ポッドに搭載された物の同型。
 
;MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド
 
;MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド
:背部の姿勢制御ウイング前面に展開されるビームブレイド。バクゥのビームサーベルと同様、すれ違いざまに敵機を切り裂く事を目的としている。
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:左右バーニア付姿勢制御翼の前部から発振されるビーム刃。MA形態での戦闘時、すり抜けざまに敵を両断するというかなり荒っぽい運用法を持つ兵器であり、ある意味でガイアを象徴する武装でもある。<br/>同様の装備は[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]にも搭載された他、地球連合軍もこれに似た構造を持つ「MR-Q10 フラガラッハ3」を開発しており、その設計を参考にしたものと考えられている。
;MMI-GAU1717 12.5mmCIWS
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;MMI-GAU1717 12.5ミリ機関砲
:MA形態時の頭部に4門装備されている機関砲。近接防御や装甲車などへの攻撃に使われる。
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:MA形態時の頭部にある対地上掃討用兵器。あくまでも防御用ではあるが高い連射性能を誇る。カオス、アビスの頭部に搭載されたCIWSと口径が同じため、弾丸の共通性がある。
 
;MMI-RS1 機動防盾
 
;MMI-RS1 機動防盾
:アンチビームコーティングが施されたシールド。MA形態時は腹部に装着され、下方からの攻撃を防御する。
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:通常は左腕にバインドされている、ビームコーティング仕様のシールド。MA形態時には胴体下面に装着され、弱点になりうる底面のコクピットをカバーする。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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=== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ===
 
;対[[ルナマリア専用ガナーザクウォーリア]]
 
;対[[ルナマリア専用ガナーザクウォーリア]]
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:第6話より。4足歩行、2足歩行を巧みに切り替えて追い詰めたが、ルナマリアはガナーウィザードをパージして離脱、その後はウィザード無しのザクでガイアと互角の格闘戦を演じてみせた。<br />「'''ルナマリアは格闘が得意'''」ということが分かる一戦であった。
 
;対[[フォースインパルスガンダム]]、[[セイバーガンダム]]
 
;対[[フォースインパルスガンダム]]、[[セイバーガンダム]]
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:第25話より。ブロックワードによりアウルが恐慌状態に陥った事を受けて、ステラはロドニアのエクステンデッド研究所跡を守るために単独出撃。しかしインパルスとセイバーの連携に破れ、衝撃によりステラが気絶し戦闘不能となった。その後はミネルバに回収されザフトへ送られたが、その移送中に何らかの理由によってクライン派の手に渡っている。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[バルトフェルド専用ガイアガンダム]]
 
;[[バルトフェルド専用ガイアガンダム]]
:カラーリングが赤色に変わっただけで、機体そのものは同一。
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:本機を[[アンドリュー・バルトフェルド]]専用機として調整したもの。
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;[[バクゥ]] / [[ラゴゥ]]
:MA形態時の参考にされた機体。
+
:MA形態時の参考にした機体群。
 
;[[ワイルドダガー]]
 
;[[ワイルドダガー]]
:地球連合軍がガイアのデータを基にして開発したコピー機。頭部がダガー系である以外は、オリジナルとほぼ同一。
+
:地球連合軍がガイアのデータを基にして開発したコピー機。[[ダガーL]]の頭部と背部武装の変更以外は、オリジナルとほぼ同形状。
;[[インパルスガンダム]][[セイバーガンダム]][[カオスガンダム]][[アビスガンダム]]
+
;[[インパルスガンダム]] / [[セイバーガンダム]] / [[カオスガンダム]] / [[アビスガンダム]]
:本機と同じ、セカンドステージシリーズに分類される機体。
+
:本機と同様、セカンドステージシリーズに分類される機体。
;[[デスティニーガンダム]]、[[レジェンドガンダム]]
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<!-- == 余談 == -->
:厳密には違うのだが、表向きはセカンドステージシリーズに分類されている。
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<!-- *説明 -->
 
 
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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2024年2月4日 (日) 16:04時点における最新版

ガイアガンダム
外国語表記 Gaia Gundam
登場作品
デザイン 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
正式名称 ガイア
分類 試作型可変モビルスーツ
型式番号
  • ZGMF-X88S (ザフト側)
  • RGX-03 (連合軍側)
全高 17.80m
重量 69.85t
動力 バッテリー
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲
開発組織 ザフト軍
所属組織 ザフト軍地球連合軍
所属部隊 ファントムペイン
パイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

ザフト軍インパルスカオスアビスセイバーと共に開発した「セカンドステージシリーズ」に属する試作型モビルスーツ。L4プラントアーモリーワン」で地球連合軍特殊部隊「ファントムペイン」のメンバーステラ・ルーシェにより強奪され、以後はその搭乗機となる。

第1次連合・プラント大戦後、ユニウス条約締結によるMS開発のネック(リンデマン・プランを基にしたMS保有制限)をクリアーすべく、ザフト設計局が出した回答の一つが、「単機で複数の機能を有するMSの開発」であり、すなわち汎用性を備えたMS形態と、特殊環境に特化したMA形態を持ち合わせた機体であった。

ガイアは、前大戦のアフリカ戦線で多大な戦果を挙げた四足獣型MSバクゥの傍流とも言える機体であり、MA形態は四足獣を彷彿とさせる形態を取る。バクゥはストライクにこそ苦杯を嘗めさせられたものの、スエズ攻防戦でユーラシア軍の大戦車隊を壊滅させるなど、各戦線で有用性を実証した機体であった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。アーモリーワンステラ・ルーシェによって奪取された。その際の戦闘ではアーモリーワンの陸空を縦横無尽に駆け巡り、ザフトのMS部隊を相手に猛威を振るっていた。デブリ帯やユニウスセブンでの戦闘でも、AMBACを駆使して、宇宙空間でも高い機動力を誇っていた。地上に降下してからは、重力下での飛行や水中での運用が出来ない事から母艦や基地の守りに回されてあまり目立った活躍はしていない。ロドニアの戦闘では単独で出撃。インパルス、セイバーと交戦するも、機体は損傷。結局ミネルバに奪還され、パイロットのステラも捕虜となる。その後、プラント本国に移送途中で突如行方知れずに。実はこの時、クライン派の手引きで密かにファクトリーへ運ばれ、エターナル搭載されていた
余談だが、クライン派が奪取した時の手口は明らかにされておらず、『Gジェネポータブル』では「ある方法」としか書かれていない。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
本機の運用テスト期間が描かれている。リーカ・シェダーがテストパイロットを務めていたが、正式パイロットに選ばれる事はなかった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
デュートリオンビーム送電システム
母艦からMSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより(母艦が存在する限り)、帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
変形
四足獣型のMA形態への変形が可能。可変後の姿はバクゥラゴゥを彷彿とさせる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MMI-GAU25A 20mmCIWS
頭部に2門内蔵されたセカンドステージシリーズ共通の近接防御火器。MA形態時は頭部が格納されるため使用不可。
MA-BAR71XE 高エネルギービームライフル
セカンドステージ用に開発されたビームライフル。型式からセイバーのMA-BAR70を元にそれぞれの仕様にカスタムを施したとされる。ガイアのMA-BAR71XEは、ガイアがMA形態時にも右肩に装着して使用するため、特殊地形での機動戦を考慮した改良が無されている。
MA-M941 ヴァジュラ ビームサーベル
両腰部にマウントされたビームサーベル。アビス以外のセカンドステージに装備された共通兵装。従来のミラージュコロイド技術の応用である電磁場固定法から、ユニウス条約を巡るトラブルの際に開発された新技術の一部を導入しており、より高出力を実現している。
MA-81R ビーム突撃砲
背部左右に装備されたアサルトビーム砲。MA形態における主力火器で、機動戦闘において高い精度を持つ。カオスの機動兵装ポッドに搭載された物の同型。
MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド
左右バーニア付姿勢制御翼の前部から発振されるビーム刃。MA形態での戦闘時、すり抜けざまに敵を両断するというかなり荒っぽい運用法を持つ兵器であり、ある意味でガイアを象徴する武装でもある。
同様の装備はインフィニットジャスティスにも搭載された他、地球連合軍もこれに似た構造を持つ「MR-Q10 フラガラッハ3」を開発しており、その設計を参考にしたものと考えられている。
MMI-GAU1717 12.5ミリ機関砲
MA形態時の頭部にある対地上掃討用兵器。あくまでも防御用ではあるが高い連射性能を誇る。カオス、アビスの頭部に搭載されたCIWSと口径が同じため、弾丸の共通性がある。
MMI-RS1 機動防盾
通常は左腕にバインドされている、ビームコーティング仕様のシールド。MA形態時には胴体下面に装着され、弱点になりうる底面のコクピットをカバーする。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY [編集 | ソースを編集]

ルナマリア専用ガナーザクウォーリア
第6話より。4足歩行、2足歩行を巧みに切り替えて追い詰めたが、ルナマリアはガナーウィザードをパージして離脱、その後はウィザード無しのザクでガイアと互角の格闘戦を演じてみせた。
ルナマリアは格闘が得意」ということが分かる一戦であった。
フォースインパルスガンダムセイバーガンダム
第25話より。ブロックワードによりアウルが恐慌状態に陥った事を受けて、ステラはロドニアのエクステンデッド研究所跡を守るために単独出撃。しかしインパルスとセイバーの連携に破れ、衝撃によりステラが気絶し戦闘不能となった。その後はミネルバに回収されザフトへ送られたが、その移送中に何らかの理由によってクライン派の手に渡っている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

バルトフェルド専用ガイアガンダム
本機をアンドリュー・バルトフェルド専用機として調整したもの。
バクゥ / ラゴゥ
MA形態時の参考にした機体群。
ワイルドダガー
地球連合軍がガイアのデータを基にして開発したコピー機。ダガーLの頭部と背部武装の変更以外は、オリジナルとほぼ同形状。
インパルスガンダム / セイバーガンダム / カオスガンダム / アビスガンダム
本機と同様、セカンドステージシリーズに分類される機体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]