「バーザム」の版間の差分

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:本機は、この機体の量産機もしくはこの機体を参考に量産された機体とされる。
 
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:ガンダムTR-6の形態の一つ。本機の上位互換的な機体だが、直接的なバリエーションではない。
 
:ガンダムTR-6の形態の一つ。本機の上位互換的な機体だが、直接的なバリエーションではない。
  

2019年4月15日 (月) 22:04時点における版

バーザム
外国語表記 Barzam
登場作品
デザイナー 岡本英郎
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スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
型式番号 RMS-154
頭頂高 19.4m
全高 24.2m
本体重量 40.1t
全備重量 62.3t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,670kW
スラスター総推力 80,400kg
装甲材質 装甲材質
センサー有効半径 9,870m
開発組織 ティターンズ
開発拠点 ニューギニア基地
所属 ティターンズ
主なパイロット ティターンズ兵
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概要

ティターンズが開発した汎用モビルスーツ。

一般パイロットの機体がハイザックマラサイに限られてしまっていたので、新たに生産性の高い機体が求められガンダムMk-IIの量産計画をニューギニア基地が引き継ぎ開発された。TR計画で使用された技術が使用されているが、本機はガンダムTR-S[ヘイズルフレア]の簡易量産機としての側面を持ち、ロールアウトされるまでの繋ぎであるとされる。ベースはガンダムMk-IIであるが、脚部構造とモノアイはガンダムTR-1[アドバンスト・ヘイズル]のデータが生かされ、胴体と腰部が一体化した構造はガンダムTR-6[キハールII]の設計思想を簡略化したものである。股関節部のパーツは凸型でエネルギーコネクターであるらしい。

「ガンダムMk-IIの量産機」という設定が見受けられる本機だが、『Ζ』放送時にそのような設定は無く、バルカンポッド位しか共通点は見られなかった。しかし、放送中の近藤和久氏による「ガンダムMk-IIの量産機」設定等、様々な媒体においてガンダムMk-IIとの関連性についての後付け設定が増加。現在でも媒体によってガンダムMk-IIとの関連性に関する記述が異なっている。

登場作品と操縦者

機動戦士Ζガンダム
多数配備されたが大した活躍はしていない。劇場版に至っては戦闘シーンがカットされている。
機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
バーザム改と共にデビルズネストの警備機として登場。フレスベルク隊との交戦で真っ先に撃墜される。
ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
作者の神野淳一氏がバーザム推しであり「複数のネームドパイロットが搭乗、武装違いの機体が複数登場、エゥーゴのエースパイロット相手に渡り合う」等々、活躍の場が多く描かれている。本機が一番優遇されている作品。
機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
第一次ネオ・ジオン戦争時の貴重な戦力として連邦軍で運用されている。審判のメイス作戦阻止に白い機体が参戦した。
機動戦士ムーンガンダム
1話冒頭の戦闘で、ティターンズ残党の戦力としてゼク・アインマラサイと共に登場する。
ガンダムビルドファイターズトライ
HGUCガンダムMk-IIの箱絵を模したHGUCバーザムの箱が登場。放送から2年半後に現実でもHGUCバーザムが発売された。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ビーム・ライフル
本機専用のビーム・ライフル。砲口が爪のようなカバーで挟まれており、Eパック形式ではない。ライフル後部から二の腕のコネクタに繋がるケーブルが伸びている。持ち手は逆手で保持する。
ビーム・サーベル
左右の前腕部に1本ずつ内蔵されている。
60mmバルカン・ポッド
ガンダムMk-IIの物に似た形状の物を使用。
グレネード・ランチャー
中折れ式のグレネード・ランチャー。模型誌『PROJECT Ζ』が初出。ROBOT魂バーザムには新しくデザインされた物が付属している。
BR-S-85-C2 ビーム・ライフル
ジムIIと同様の装備。『審判のメイス』や『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場する機体が装備。
BAUVA・XBR-M-8C2 ビーム・ライフル
ガンダムMk-IIと同様の装備。『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場する機体が装備。
シールド
ジムIIと同様の装備。『審判のメイス』に登場する機体が装備。

対決・名場面

関連機体

バーザム (近藤版)
漫画版『機動戦士Ζガンダム』に登場する近藤和久氏デザインのバーザム。メインカメラがツインアイになっており、マラサイのビーム・ライフルとガンダムMk-IIのシールドを装備している。恐らく「ガンダムMk-IIの量産機」の設定を持つ最初のバーザム。
バーザム (A.O.Z版)
ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場する藤岡建機氏デザインのバーザム。胴体にプリムローズIIが内蔵されている。『A.O.Z Re-Boot』で再びリデザインされ、換装によるバリエーション機が増えた。
バーザム改(センチネル版バーザム)
ガンダム・センチネル』に登場。カトキハジメ氏により「ガンダムMk-IIの量産機」としてリデザインされたバーザムで、ガンダムMk-IIに近いデザインになった。
ヴァイスバーザム
ガンダムビルドファイターズ バトローグ』に登場。ガンダムMk-II (エゥーゴカラー)に似た配色のバーザム。
バージム
本機を再利用した機体。メインカメラがバイザー状になっている。
ガンダムMk-II
本機は、この機体の量産機もしくはこの機体を参考に量産された機体とされる。
ガンダムTR-6[バーザムII]
ガンダムTR-6の形態の一つ。本機の上位互換的な機体だが、直接的なバリエーションではない。

余談

  • 本機を語る際に度々議論の的となるのが股間の形状である。元々は岡本英郎氏によって凸型のエネルギーチューブの差込口としてデザインされていたが、『Ζ』の作中では初登場の35話を始めとして、凹型もしくは平面型として描かれていたことから、2015年に岡本英郎氏の見解が発表されるまで、長年に渡り凸型か凹型か解釈が分かれることとなった。この発表後に放送された『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』に登場する機体には、この凸型の設定が反映されている。

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