ガイアガンダム
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ガイアガンダム | |
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外国語表記 | Gaia Gundam |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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正式名称 | ガイア |
分類 | 試作型可変モビルスーツ |
型式番号 |
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全高 | 17.80m |
重量 | 69.85t |
動力 | バッテリー |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
開発組織 | ザフト軍 |
所属組織 | ザフト軍 ⇒ 地球連合軍 |
所属部隊 | ファントムペイン |
パイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
ザフト軍がインパルス、カオス、アビス、セイバーと共に開発した「セカンドステージシリーズ」に属する試作型モビルスーツ。L4プラント「アーモリーワン」で地球連合軍特殊部隊「ファントムペイン」のメンバーステラ・ルーシェにより強奪され、以後はその搭乗機となる。
第1次連合・プラント大戦後、ユニウス条約締結によるMS開発のネック(リンデマン・プランを基にしたMS保有制限)をクリアーすべく、ザフト設計局が出した回答の一つが、「単機で複数の機能を有するMSの開発」であり、すなわち汎用性を備えたMS形態と、特殊環境に特化したMA形態を持ち合わせた機体であった。
ガイアは、前大戦のアフリカ戦線で多大な戦果を挙げた四足獣型MSバクゥの傍流とも言える機体であり、MA形態は四足獣を彷彿とさせる形態を取る。バクゥはストライクにこそ苦杯を嘗めさせられたものの、スエズ攻防戦でユーラシア軍の大戦車隊を壊滅させるなど、各戦線で有用性を実証した機体であった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。アーモリーワンでステラ・ルーシェによって奪取された。その際の戦闘ではアーモリーワンの陸空を縦横無尽に駆け巡り、ザフトのMS部隊を相手に猛威を振るっていた。デブリ帯やユニウスセブンでの戦闘でも、AMBACを駆使して、宇宙空間でも高い機動力を誇っていた。地上に降下してからは、重力下での飛行や水中での運用が出来ない事から母艦や基地の守りに回されてあまり目立った活躍はしていない。ロドニアの戦闘では単独で出撃。インパルス、セイバーと交戦するも、機体は損傷。結局ミネルバに奪還され、パイロットのステラも捕虜となる。その後、プラント本国に移送途中で突如行方知れずに。実はこの時、クライン派の手引きで密かにファクトリーへ運ばれ、エターナルに搭載されていた。
余談だが、クライン派が奪取した時の手口は明らかにされておらず、『Gジェネポータブル』では「ある方法」としか書かれていない。 - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- 本機の運用テスト期間が描かれている。リーカ・シェダーがテストパイロットを務めていたが、正式パイロットに選ばれる事はなかった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
- デュートリオンビーム送電システム
- 母艦からMSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより(母艦が存在する限り)、帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
- 変形
- 四足獣型のMA形態への変形が可能。可変後の姿はバクゥやラゴゥを彷彿とさせる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 頭部に2門内蔵されたセカンドステージシリーズ共通の近接防御火器。MA形態時は頭部が格納されるため使用不可。
- MA-BAR71XE 高エネルギービームライフル
- セカンドステージ用に開発されたビームライフル。型式からセイバーのMA-BAR70を元にそれぞれの仕様にカスタムを施したとされる。ガイアのMA-BAR71XEは、ガイアがMA形態時にも右肩に装着して使用するため、特殊地形での機動戦を考慮した改良が無されている。
- MA-M941 ヴァジュラ ビームサーベル
- 両腰部にマウントされたビームサーベル。アビス以外のセカンドステージに装備された共通兵装。従来のミラージュコロイド技術の応用である電磁場固定法から、ユニウス条約を巡るトラブルの際に開発された新技術の一部を導入しており、より高出力を実現している。
- MA-81R ビーム突撃砲
- 背部左右に装備されたアサルトビーム砲。MA形態における主力火器で、機動戦闘において高い精度を持つ。カオスの機動兵装ポッドに搭載された物の同型。
- MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド
- 左右バーニア付姿勢制御翼の前部から発振されるビーム刃。MA形態での戦闘時、すり抜けざまに敵を両断するというかなり荒っぽい運用法を持つ兵器であり、ある意味でガイアを象徴する武装でもある。
同様の装備はインフィニットジャスティスにも搭載された他、地球連合軍もこれに似た構造を持つ「MR-Q10 フラガラッハ3」を開発しており、その設計を参考にしたものと考えられている。 - MMI-GAU1717 12.5ミリ機関砲
- MA形態時の頭部にある対地上掃討用兵器。あくまでも防御用ではあるが高い連射性能を誇る。カオス、アビスの頭部に搭載されたCIWSと口径が同じため、弾丸の共通性がある。
- MMI-RS1 機動防盾
- 通常は左腕にバインドされている、ビームコーティング仕様のシールド。MA形態時には胴体下面に装着され、弱点になりうる底面のコクピットをカバーする。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダムSEED DESTINY [編集 | ソースを編集]
- 対ルナマリア専用ガナーザクウォーリア
- 第6話より。4足歩行、2足歩行を巧みに切り替えて追い詰めたが、ルナマリアはガナーウィザードをパージして離脱、その後はウィザード無しのザクでガイアと互角の格闘戦を演じてみせた。
「ルナマリアは格闘が得意」ということが分かる一戦であった。 - 対フォースインパルスガンダム、セイバーガンダム
- 第25話より。ブロックワードによりアウルが恐慌状態に陥った事を受けて、ステラはロドニアのエクステンデッド研究所跡を守るために単独出撃。しかしインパルスとセイバーの連携に破れ、衝撃によりステラが気絶し戦闘不能となった。その後はミネルバに回収されザフトへ送られたが、その移送中に何らかの理由によってクライン派の手に渡っている。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- バルトフェルド専用ガイアガンダム
- 本機をアンドリュー・バルトフェルド専用機として調整したもの。
- バクゥ / ラゴゥ
- MA形態時の参考にした機体群。
- ワイルドダガー
- 地球連合軍がガイアのデータを基にして開発したコピー機。ダガーLの頭部と背部武装の変更以外は、オリジナルとほぼ同形状。
- インパルスガンダム / セイバーガンダム / カオスガンダム / アビスガンダム
- 本機と同様、セカンドステージシリーズに分類される機体。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア [編集 | ソースを編集]