「ガンダム・バエル」の版間の差分
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2019年7月11日 (木) 18:59時点における版
ASW-G-01 ガンダム・バエル
ガンダム・バエル | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Bael |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ |
デザイナー | 鷲尾直広 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
型式番号 | ASW-G-01 |
全高 | 18.0m |
本体重量 | 30.0t |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
開発組織 | ギャラルホルンの前身組織 |
所属 | ギャラルホルン→ギャラルホルン革命軍→ギャラルホルン |
主なパイロット | アグニカ・カイエル→マクギリス・ファリド |
概要
ギャラルホルンのモビルスーツ。厄祭戦が起こった約300年前に開発された機体で、「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の最初の機体である。
機体は白を基調として左肩に角笛のエンブレムが施されており、大出力のスラスターウイングによる高機動力を生かした高速戦闘、三次元戦闘を得意とする。その反面他のガンダム・フレーム機と比べて特に秀でた性能や機能を持っているわけではなく、武装の少なさをパイロットの技量で補う必要がある。
ギャラルホルンの創設者であるアグニカ・カイエルが厄祭戦当時に駆った機体であり、アグニカの優れた操縦技術により多くのMAを仕留めたとされる。このためアグニカ・カイエルと共に本機も「アグニカ・カイエルの魂が宿る機体」として神格化され、錦の御旗として扱われている。その一方でコクピットは阿頼耶識システムに対応したタイプのままであり、使える人間がいないこともあってギャラルホルン総司令部の地下に安置されていた。
名前の由来であるバエルとは、「東の王」の異名と66の軍団を有する大悪魔であり、戦闘に長け、法律関係と性愛の知識にも精通していたとされる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- パイロットはマクギリス・ファリド。
- ギャラルホルンの総司令部「ヴィーンゴールヴ」の地下の祭壇にボードウィン家とバグラザン家を除く他のセブンスターズのガンダムと共に安置されていた物をマクギリスが掌握し、全ギャラルホルンに向けて訓示を行った。
- その後はマクギリスの搭乗機として革命軍で運用され、アリアンロッド艦隊との決戦において劣勢を覆す為に出撃。自身のクーデターに呼応して姿を現したガエリオのガンダムキマリス・ヴィダールと残存兵力をまとめ上げたうえで交戦するが撃墜されかけ、石動・カミーチェのヘルムヴィーゲ・リンカーが身代わりになったことで何とか敗走する。
- 敗北後は鉄華団と共に火星に降りるが、鉄華団の本部がアリアンロッドに包囲されたためこれを突破してモンターク商会を使い再度宇宙に上がる。最後はアリアンロッドに単独で挑むがガエリオのガンダムキマリス・ヴィダールに敗北して大破、機体を乗り捨てたマクギリスもその後死亡した。マクギリス・ファリド事件後はギャラルホルンに回収され、コクピットブロックを外され各関節部を固定された状態で再びヴィーンゴールヴの地下に安置される事となる。
装備・機能
特殊機能
武装・必殺攻撃
- バエル・ソード
- 本機の主武装である、二振りの両刃剣。剣身部は特殊技法で精錬された希少金属を使用しており、その軽さのために搭乗者の技量によって威力が左右される。厄際戦時代においてはアグニカの技量により他の装備が必要ないとすら言われており決して折れる事もなくアグニカの力の象徴とも言われていたが、ガエリオとの一騎打ちにおいて2本とも破壊されている。
- 電磁砲
- スラスターウイングに内蔵された電磁式のレールガン。射程は短く、主に牽制に用いられる。
対決・名場面
- 対キマリスヴィダール
- クーデター決起後二度にわたって交戦。どちらも阿頼耶識システムType-Eと豊富な攻撃手段を持つガエリオが勝利し、一度目は石動に庇われて敗走。二度目はラスタル・エリオンのスキップジャック級に叩きつけられて大破、そのままラスタル陣営に回収された。
関連機体
- ガンダム・バルバトス、ガンダム・グシオン、ガンダム・キマリス、ガンダム・アスタロト、ガンダム・ウヴァル、ガンダム・グレモリー、ガンダム・ダンタリオン、ガンダム・セーレ、ガンダム・端白星
- ガンダム・フレーム採用機。
- シュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機)、グリムゲルデ、グレイズリッター(マクギリス機)
- 本機の前に搭乗していた機体。