「デスフィズ」の版間の差分
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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2019年12月2日 (月) 22:58時点における版
デスフィズ | |
---|---|
外国語表記 | Desphys |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
---|---|
分類 | 近接戦闘異常特化型試作モビルスーツ |
型式番号 | EMS-TC04 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 木星共和国 |
所属 | サーカス→宇宙海賊クロスボーン・バンガード |
主なパイロット | ジャック・フライデイ |
概要
木星共和国が開発した一騎当千機「サウザンド・カスタム」の1機。トレンチコートと帽子を身に纏ったような独特の外見を持つ。
爆発的な加速力によって敵の懐へ飛び込み、相手を破壊する目的で開発された近接戦闘能力異常特化機であり、ある意味でかつての海賊軍及びクロスボーン・ガンダムの戦術を受け継ぐ機体でもある。
兵装は両腕部に集約されており、主兵装のビーム・ファングはサーベルとシールド、ローターとしての機能を持ち、その時々で使い分ける事で機体の軽量化と同時に攻撃力の維持に成功している[1]。
頭部には放熱機構が備わっており、熱核融合炉で発生した熱を機外へ放出する事が可能。また、予備パーツとしてこれは他のサーカス機と共通の機構である。
本機はサーカスの「矛」として設計されており、「盾」であるラロとは力が拮抗しているとされる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- パイロットはジャック・フライデイ。エンジェル・コールの情報を入手する為にサイド3に現れ、ザンスカールやカーティス・ロスコのクロスボーン・ガンダムX-0と交戦するが、フォント・ボーの機転もあってカーティス達を取り逃がす。続く月ではゴールデン・エッグスのジョングや宇宙海賊クロスボーン・バンガード、リガ・ミリティアとも交戦した。
- その後、スペースコロニー「ミート オブ トゥーン」にて与えられた任務よりも自らの主義を優先させてしまった事がきっかけで海賊軍に鹵獲され、ジャブロー降下時の戦闘ではジャックがフォントに雇われた為に海賊軍の戦力として参戦している。マリア・シティではロナルドのラロと交戦し、マーメイド・ヌブラードのデスフィズ・モールを庇って撃破されるが、ジャックは咄嗟にデスフィズ・モールに乗り換えていた為に無事であった。
- 最終決戦ではデスフィズ・モールを改装した2体目のデスフィズが登場し、エル・ザンスカール軍と戦うがミダスのミダス・タッチ・フラッシュシステムを受けて反応速度が低下。その対策としてサーカス母艦で急遽2系統のセンサーを搭載してゴーストガンダムと共にキゾと再戦する。最後は再び理性が暴走したフォントをミダスの攻撃から庇って爆散し、ジャックも戦死した……かに思われていたが、辛うじて脱出に成功していた事が後に判明している。
装備・機能
特殊機能
- ジェルクッション
- キゾとの最終決戦の際に追加されたコクピット用対Gシステム。
- カーティスらが外惑星探査を行った時に発見した物質を使用しており、その混合液をコクピット内に満たしている。この混合液は弱い電圧をかける事で粘性を自在に変化させる性質があり、クッションとして機能させる事ができる為、衝撃がかかるタイミングに合わせて電圧を制御すればあらゆる方向からかかるGからパイロットを保護できるようになり、通常ならば不可能だった急激な機動も可能となる。
武装・必殺攻撃
- ビーム・ファング
- 本機の主兵装となる連装ビーム・サーベル。両腕に3基、計6基装備されている。
- 各サーベルの1基ごとの攻撃力は大して高くは無いが、毎秒24回転させる事によって敵機を容易く破壊できるだけの攻撃力を持たせている[2]。
- ビーム・ファングはビーム・シールド及びビーム・ローターとしても機能し、状況に応じて切り替える事で機体構造の単純化と軽量化に貢献している。
- 水中ではビームファングの基部を回転させ、スクリューの代わりにする事で推進力を生み出す事も出来る。
- ビーム・ガン
- ビーム・ファングの中心部分に1門ずつ、計2門内蔵している。あくまでも補助兵装として装備されている為、威力はそれ程高くはないと思われる。
対決・名場面
関連機体
- デスフィズ・モール
- デスフィズの予備パーツから組み上げられた改修機。
- ラロ/ファントム/バイラリナ/ガラハド/バンゾ/グレゴ/キルジャルグ/カルメロ/エスピラル
- サウザンド・カスタムの機体群。
- クロスボーン・ガンダム
- 旧海賊軍の主力機。戦闘スタイル等を継承している。