「機動戦士ガンダム MS IGLOO」の版間の差分

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| 監督 = 今西隆志
 
| 監督 = 今西隆志
 
| 脚本 = 大熊朝秀<br/>大野木寛
 
| 脚本 = 大熊朝秀<br/>大野木寛
| メカニックデザイン = 大河原邦男
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| メカニックデザイン = 出渕裕<br/>カトキハジメ<br/>荒牧伸志<br/>山根公利<br/>藤岡建機<br/>柳瀬敬之(漫画版・黙示録0079最終話のみ)
 
| 製作 = サンライズ
 
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| 音楽 = 大橋恵
 
| 音楽 = 大橋恵
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ガンダムシリーズ]]の一つとして2004年から2006年にかけて制作されたフル3DCGアニメ。
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2004年から2006年にかけて制作されたフル3DCGアニメ。
  
劇場作品の第1期シリーズ『1年戦争秘録』とOVAの第2期シリーズ『黙示録0079』の各3話ずつ、2期合わせて全6話構成で、いずれも一年戦争を舞台にジオン軍側から描いた内容となっている。また2008年には、地球連邦軍側から描いた『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』が公開された。
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劇場作品の第1期シリーズ『1年戦争秘録』とOVAの第2期シリーズ『黙示録0079』の各3話ずつ、2期合わせて全6話構成で、いずれも[[一年戦争]]を舞台に[[ジオン軍]]側から描いた内容となっている。
  
=== ストーリー ===
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本作はジオン公国の技術試験部隊を舞台にそこで運用される試作兵器と、そのテストパイロットにまつわるドラマが展開される群像劇であるが、登場兵器は何れも戦場の主役たり得なかった物ばかりであり、テストパイロット達も悉くが非業の死を遂げていくその作風は、「必ず負けていくプロジェクトX」と例えられている。
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2008年には、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]側から描いた『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線]]』が公開された。
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== ストーリー ==
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宇宙世紀0079。後に一年戦争と呼ばれた時代。
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地球連邦への独立戦争を挑んだジオン公国は、新兵器・新型機を矢継ぎ早に戦場へと投入する。一見、華々しくはあるが、過酷な現実がその背景には存在した。
  
 
== 登場人物 ==
 
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*[[ザク・マリンタイプ]] (漫画版のみ)
 
*[[ザク・マリンタイプ]] (漫画版のみ)
  
 
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*[[ザクIIJ型]] (セモベンテ隊所属機)
 
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=== 主題歌 ===
 
=== 主題歌 ===
 
;「<ruby>時空<rt>そら</rt></ruby>のたもと」(『一年戦争秘録』主題歌)
 
;「<ruby>時空<rt>そら</rt></ruby>のたもと」(『一年戦争秘録』主題歌)
:作詞 - 菜穂 / 作曲・編曲・歌 - Taja
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:作詞:菜穂 / 作曲・編曲・歌:Taja
 
;「夢轍~ユメワダチ~」(『黙示録0079』主題歌)
 
;「夢轍~ユメワダチ~」(『黙示録0079』主題歌)
:作詞 - 菜穂 / 作曲・編曲・歌 - Taja
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:作詞:菜穂 / 作曲・編曲・歌:Taja
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=== 劇中BGM ===
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:主に各話の導入部で流れる本作のメインテーマとも言えるBGM。軍歌のような勇ましさもありながら、悲劇である本作を表すかのように儚さもある曲調となっている。
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:『黙示録0079』第1話のゼーゴッグ4回目試験開始時に流れたBGM。窮地から一気呵成に脱しようとするかのような懸命さが感じられる曲調が特徴。
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;機動戦
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:ヅダの戦闘シーンなど、603の戦闘シーンにおいて流れるBGM。疾走感のある勇ましい曲調から、特に603側が攻勢をかけるタイミングで使われる事が多い。ゲーム作品においても『MS IGLOO』が参戦した際の戦闘BGMとして採用される事が多い。
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;半旗たなびく
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:各話のラスト、マイが技術試験報告書を綴るシーンで流れるBGM。曲名の通り、その回で亡くなったメインキャラクターに対する弔意を表すかのような沈痛な曲調であり、本作を悲劇たらしめている。
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==

2024年3月11日 (月) 14:38時点における最新版

機動戦士ガンダム MS IGLOO
外国語表記 MOBILE SUIT GUNDAM MS IGLOO
監督 今西隆志
脚本 大熊朝秀
大野木寛
メカニックデザイン 出渕裕
カトキハジメ
荒牧伸志
山根公利
藤岡建機
柳瀬敬之(漫画版・黙示録0079最終話のみ)
音楽 大橋恵
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映画・OVA
機動戦士ガンダム MS IGLOO 一年戦争秘録
外国語表記 MOBILE SUIT GUNDAM MS IGLOO THE HIDDEN ONE-YEAR WAR
公開日
映画
2004年7月19日(第1~2話)
2004年11月3日(第3話)
話数 全3話
漫画版 機動戦士ガンダム MS IGLOO 603
小説版 機動戦士ガンダム MSイグルー 一年戦争秘録
テンプレートを表示
OVA
機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079
外国語表記 MOBILE SUIT GUNDAM MS IGLOO APOCALYPSE 0079
発表期間 2006年4月26日~2006年8月25日
巻数 全3話
漫画版 機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079
小説版 機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079
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概要[編集 | ソースを編集]

2004年から2006年にかけて制作されたフル3DCGアニメ。

劇場作品の第1期シリーズ『1年戦争秘録』とOVAの第2期シリーズ『黙示録0079』の各3話ずつ、2期合わせて全6話構成で、いずれも一年戦争を舞台にジオン軍側から描いた内容となっている。

本作はジオン公国の技術試験部隊を舞台にそこで運用される試作兵器と、そのテストパイロットにまつわるドラマが展開される群像劇であるが、登場兵器は何れも戦場の主役たり得なかった物ばかりであり、テストパイロット達も悉くが非業の死を遂げていくその作風は、「必ず負けていくプロジェクトX」と例えられている。

2008年には、地球連邦軍側から描いた『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』が公開された。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀0079。後に一年戦争と呼ばれた時代。

地球連邦への独立戦争を挑んだジオン公国は、新兵器・新型機を矢継ぎ早に戦場へと投入する。一見、華々しくはあるが、過酷な現実がその背景には存在した。

登場人物[編集 | ソースを編集]

第603技術試験隊[編集 | ソースを編集]

オリヴァー・マイ
主人公。といっても彼がMS等を操作するのではなく、運用結果を報告する「傍観者」の役を担っている。大学を卒業したばかりの新兵である。
モニク・キャディラック
ヒロイン。ギレン・ザビ直属の総帥府「ペーネミュンデ機関」に所属するエリート女性士官。第603技術試験隊には新兵器の実験成果を見届ける「お目付け役」としてヨーツンヘイムに乗艦する。
マルティン・プロホノウ
技術支援艦「ヨーツンヘイム」艦長。
エーリッヒ・クリューガー
ヨーツンヘイム副長。
ヒデト・ワシヤ
第603技術試験隊に所属するテストパイロット。MSパイロットに憧れて士官学校に入学したが、得意科目と不得意科目の成績差が激しかったため、前線に配備されず第603技術試験隊のテストパイロットになったという経歴を持つ。
ジーン・ザビエル
ヨーツンヘイムの2等航海士。
ドメニコ・マルケス
ヨーツンヘイムの3等航海士。

ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]

アルベルト・シャハト
ジオン公国軍総司令部技術本部長。第603技術試験隊に新兵器の試験を委託していた人物で、マイの直属の上司にあたる。
アレクサンドロ・ヘンメ
第603技術試験隊に所属する砲術長。試作兵器として配備された艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」の砲手に任命され、ルウム戦役において評価試験を担当することとなる。
デメジエール・ソンネン
ジオン公国軍の戦車兵。元々は戦車教導団の教官を務めるほど優秀な戦車兵であったが、時代の主流となりつつあったモビルスーツへの転科適応試験に落ち、自堕落な生活を送っていた。
第603技術試験隊に配属され、試作モビルタンク「ヒルドルブ」の再評価試験に携わる。
ジャン・リュック・デュバル
ツィマッド社の元テストパイロット。新型モビルスーツ「ヅダ」のテストパイロットとして第603技術試験隊に配属される。
ヴェルナー・ホルバイン
モビルダイバーシステム「ゼーゴック」の実戦投入試験のためにヨーツンヘイムに着任した海兵隊員。
ヘルベルト・フォン・カスペン
第603技術試験隊を編入した「カスペン戦闘大隊」を率いるジオン軍人。
エルウィン・キャディラック
カスペン戦闘大隊オッゴ第2小隊隊長でモニクの弟。学徒動員(エルヴィン自身は志願兵である)でヨーツンヘイムに配属された。

漫画版にのみ登場[編集 | ソースを編集]

エンマ・ライヒ
ジオンの思想に共鳴し地球連邦から亡命した義勇兵で、本名はエンマ・ ライチェ。
試作MS「ゲム・カモフ」のパイロットとして第603技術試験隊に配属される。
ギュンター・ローズマン
試作兵器「エーギル」の射手として、ザク・マリンタイプに搭乗し実験に参加する。
リヒャルド・ウィーゼ
技術大学教授であり、マイもかつて教えを受けていた。観測ポッド「バロール」開発者。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

フェデリコ・ツァリアーノ
鹵獲モビルスーツを運用する地球連邦軍のコマンド部隊「セモベンテ隊」の隊長。ジオン軍の物資集積所の襲撃中に、性能評価試験中だったヒルドルブと遭遇戦に入る。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]

試作兵器群[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]

艦船[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ[編集 | ソースを編集]

艦船[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

楽曲[編集 | ソースを編集]

主題歌 [編集 | ソースを編集]

時空そらのたもと」(『一年戦争秘録』主題歌)
作詞:菜穂 / 作曲・編曲・歌:Taja
「夢轍~ユメワダチ~」(『黙示録0079』主題歌)
作詞:菜穂 / 作曲・編曲・歌:Taja

劇中BGM [編集 | ソースを編集]

「603」のボレロ
主に各話の導入部で流れる本作のメインテーマとも言えるBGM。軍歌のような勇ましさもありながら、悲劇である本作を表すかのように儚さもある曲調となっている。
進出ス!
『黙示録0079』第1話のゼーゴッグ4回目試験開始時に流れたBGM。窮地から一気呵成に脱しようとするかのような懸命さが感じられる曲調が特徴。
機動戦
ヅダの戦闘シーンなど、603の戦闘シーンにおいて流れるBGM。疾走感のある勇ましい曲調から、特に603側が攻勢をかけるタイミングで使われる事が多い。ゲーム作品においても『MS IGLOO』が参戦した際の戦闘BGMとして採用される事が多い。
半旗たなびく
各話のラスト、マイが技術試験報告書を綴るシーンで流れるBGM。曲名の通り、その回で亡くなったメインキャラクターに対する弔意を表すかのような沈痛な曲調であり、本作を悲劇たらしめている。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム MS IGLOO 一年戦争秘録 [編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
第1話 大蛇はルウムに消えた 
第2話 遠吠えは落日に染まった  漫画版では未収録
第2話 軌道上に幻影ははしる 

機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079 [編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
第1話 ジャブロー上空に海原を見た 
第2話 光芒の峠を越えろ 
第3話 雷鳴に魂は還る 

機動戦士ガンダム MS IGLOO 603 (漫画のみのエピソード) [編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
第3~5話 蝙蝠はソロモンにはばたく 
第7~8話 南海に竜はたたずむ 
第11~12話 視線つらぬく先に…… 
第13話 戦雲に光を見た 

関連作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
ジオン軍サイドだった本作に対し、こちらは連邦軍サイドを描いた作品。

関連商品[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

小説[編集 | ソースを編集]

漫画[編集 | ソースを編集]

資料集[編集 | ソースを編集]

サントラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]