「ギラ・ズール (親衛隊仕様)」の版間の差分

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== AMS-129 ギラ・ズール(親衛隊仕様) (Geara Zuru[Frontal Guards Type]) ==
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{{登場メカ概要
*登場作品:[[機動戦士ガンダムUC]][[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*デザイナー:カトキハジメ
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| 外国語表記 = Geara Zulu [Guards Type]
*分類:親衛隊用量産型[[モビルスーツ]]
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| 登場作品 =  
*装甲材質:チタン合金セラミック複合材
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*[[機動戦士ガンダムUC]]
*全高:20.0m
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*[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
*本体重量:22.3t
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
*全備重量:56.5t
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| デザイナー = カトキハジメ
*主動力:[[熱核融合炉]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
*ジェネレーター出力:2,760kW
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*スラスター総推力:74,520kg
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{{登場メカ概要
*センサー有効半径:18,200m
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| 分類 = 親衛隊用量産型[[モビルスーツ]]
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| 生産形態 = 量産機
*主なパイロット:[[セルジ]]、他
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| 型式番号 = AMS-129
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| 頭頂高 = 20.0m
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| 本体重量 = 22.3t
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| スラスター総推力 = 74,520kg
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| 所属 =
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| 所属組織 =
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*[[ネオ・ジオン]]残党「[[袖付き]]
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*[[ロンド・ベル]] (鹵獲機)
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| 所属部隊 = フロンタル親衛隊
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| 母艦 = [[レウルーラ]]
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| 主なパイロット = [[セルジ・ヘルファー]]<br/>[[キュアロン・マスカ]]<br/>他
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した「[[袖付き]]」の量産型[[モビルスーツ]]。<br />[[ギラ・ズール]]を親衛隊用に改装した機体で、主に推力の強化が図られている。これは「袖付き」の首魁である[[フル・フロンタル]]の[[シナンジュ]]との連携を行う為で、大腿部等のスラスターの推力を大幅に向上させ、バックパックも換装している。ちなみにこのバックパックは[[ギラ・ドーガ]]用の物をベースとしており、稼働時間の延伸に貢献している。比推力も以前より改善された。その反面、反応はかなり敏感で、アップデートされたOSによるサポートを持ってしても扱いにくい機体と化している。<br />その他の相違点としては、右肩のシールドがスパイク・アーマーに変更され、その代わりとして腕に専用シールドを装備、大腿部スラスターには装甲が追加された。ジェネレーターの出力も強化され、エングレービングは一般機より派手なものとなっている。頭部の左側面には親衛隊のマーキングが施された。<br />親衛隊では特権的な優遇措置が認められている事もあって、本機は様々なチューンナップが行われている事が多く、総合的な性能は一般機を上回っている。
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[[袖付き]]首魁の[[フル・フロンタル]]直属護衛部隊である親衛隊に配備されている[[ギラ・ズール]]の特別仕様機。全軍から選りすぐられたパイロット達に加え、機付の整備兵を併せ30面弱の陣容を誇る精鋭部隊が扱うべき機体は、フロンタル専用の高機動機である[[シナンジュ]]との連携を取る必要があったため、メインスラスターとなる大腿部のバーニアをはじめとした推力の大幅な強化が図られたものとなっており、設計を見直す以前のギラ・ズール本来のスペックを獲得している。
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外観上は一般所属機に装備されていた固定式シールドを廃し、両肩を大型スパイク・アーマーに感想、[[ジオン軍|旧ジオン]]の[[高機動型ザクII]]を想起させる大腿側面部の装甲強化などが行われた他、「袖付き」の由来となった手首や胸部のマーキングはより、広範囲に施され、攻撃的且つ華美な印象を強く持つ意匠となった。
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バックパックは[[ギラ・ドーガ]]で採用されていたプロペラント増加型をベースに比推力が改善されたものを装備しており、長時間の作戦行動にも対応している。
  
親衛隊はその高い技量と機体性能に反して戦果が少ないが、これは隊長の[[アンジェロ・ザウパー]]がフロンタルの戦闘に介入する事を一切禁止していた為である。
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様々な面において特権的な優遇措置を認められた親衛隊において様々なチューンナップが行われている事が多く、性能が向上した反面反応は敏感で、アップデートされたOSによるサポートをもってしても扱いにくい機体と化している。
  
実は本仕様こそが「本来予定されていたスペックのギラ・ズール」であるとされる。
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「袖付き」全軍内における出撃回数が非常に高いにもかかわらず、その撃墜スコアは微々たるものであった。これは、主戦場において先陣を切るフロンタルへの一切の介入を親衛隊長である[[アンジェロ・ザウパー]]が禁じたゆえの結果である。このように戦闘記録から読み取れる性能評価は、実際のスペックよりも見劣りする機体ではあったが、一度攻撃行動に映った差異の鮮やかさは親衛隊の名に違わず、敵軍からは大いに恐れられていたという。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
 
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
:主なパイロットは[[セルジ]]中尉など。<br />暗礁宙域での戦闘でシナンジュの戦闘を見守っていたが、[[ユニコーンガンダム]]が放ったビーム・マグナムの流れ弾が掠めた事で撃墜されている。<br />その後の戦闘でも投入されているが、これといった活躍は見られない。また、最終決戦ではネェル・アーガマに放置された機体が太ももにオレンジのマージングと頭部にガランシェール隊のマーキングをされた状態でネェル・アーガマ搭載機として投入されているが、ネェル・アーガマのカタパルト上でシュツルム・ガルスとズザと交戦し、撃破され機体が破棄された。
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:初登場作品。主なパイロットは[[セルジ・ヘルファー]]中尉など。<br />小説第3巻(OVA版episode 2)の暗礁宙域での戦闘でシナンジュの戦闘を見守っていたが、[[ユニコーンガンダム]]が放ったビーム・マグナムの流れ弾が掠めた事でセルジ機が撃墜されている。<br />その後の戦闘でも投入されているが、これといった活躍は見られない。また、OVA版episode 7の最終決戦では[[ネェル・アーガマ]]に放置された機体が敵味方識別のために袖のエングレービングを塗り潰され、太ももにオレンジのマージングと左側頭部にガランシェール隊のマーキングをされた状態でネェル・アーガマ搭載機として投入された。それぞれ装備が異なるのが3機確認できる。
 
;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
 
:セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。
 
:セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
<!-- === 特殊機能 === -->
 
<!-- :機能名:説明 -->
 
<!-- ;換装 -->
 
<!-- :バックパックを重武装型に換装可能。 -->
 
 
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- :武装名:説明 -->
 
 
;ビーム・マシンガン
 
;ビーム・マシンガン
:本機の主兵装で、ベレット状になったビームを連射する。照射時間のモード変更が可能。集弾率や連射性は標準的だが、基本設計の優秀さから銃身に大型センサー等を追加する事ができ、拡張性に優れている。なお、下側にあるバナナ型のマガジンはフォアグリップとしても機能する。マガジンはギラ・ドーガ用ビーム・マシンガンの物も装着可能だが、装弾数はバナナ型マガジンの方が上とされる。<br />バナナ型マガジンの予備はフロントスカートに3基ずつ、計6基まで装着可能。
+
:照射時間の切り替えで2パターンの射撃モードに対応する標準装備の携行火器。Eパックはバナナタイプとなり、旧型から装弾数が増加している。予備のEパックはフロントスカートにマウントされる。
;グレネード・ランチャー
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:;グレネード・ランチャー
:榴弾を発射する武器。ビーム・マシンガンの銃身下部に装着する他、グリップとトリガーが付いているので単独でも使用可能。
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::ビーム・マシンガンの銃身下部に装着可能なアドオン方式のランチャーユニット。グリップとトリガーが付いているので単独でも使用可能。
 
;ビーム・スナイパー・ライフル
 
;ビーム・スナイパー・ライフル
:長距離からの狙撃に特化させた携行式ビーム砲。その形状から、ギラ・ズール用ビーム・マシンガンをベースにしていると思われる。
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:長距離からの狙撃支援に特化した携行式ビーム砲。ビーム・マシンガンを改造した武装で、ビーム・マシンガン用のオプションと共通の大型センサーを備える。[[キュアロン・マスカ|キュアロン]]機が装備。
 
;ビーム・ホーク
 
;ビーム・ホーク
:接近戦用の武装。2種類のエミッターを内蔵していると共に「ホーク」、「パイル」、「ピック」の3種のモードが用意されている。<br />「ホーク」は通常の斬撃モードで、「パイル」は刺突で敵機を攻撃する為に杭状のビームを発振する。「ピック」は貫通力に優れ、ジェネレーターへの攻撃を避けつつ敵機を無力化するのに適しているとされる。<br />マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
+
:近接戦用の斬撃ビーム兵装。内蔵された複数のビーム・エミッターにより、斬撃用のホーク・モード、刺突用のパイル・モードなど、ビーム刃の形状を変化させ、用途によって使い分ける事が出来る。
;シュツルム・ファウスト
+
;[[シュツルム・ファウスト]]
:コストパフォーマンスの高さに定評がある使い捨ての簡易型ロケット・ランチャー。威力も高い反面、命中精度が低めである。これを改善すべく、「袖付き」ではサイトやグリップが追加されている。<br />マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
+
:[[一年戦争]]の頃から運用されている使い捨て式の簡易型ロケットランチャー。本来はコストパフォーマンスが高い携帯用の武器として普及したが、「袖付き」では命中率向上のためのグリップやサイトを増設している。
 
;ハンド・グレネード
 
;ハンド・グレネード
:投擲式の実弾兵器で、様々な戦局で一定の効果が得られる。信管は複数あり、時限、磁気、接触、熱感知等が存在する。<br />マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
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:投擲式の実弾兵器で、様々な戦局で一定の効果が得られる。信管は複数あり、時限、磁気、接触、熱感知等が存在する。マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
 
;シールド
 
;シールド
:本機の防御兵装。右肩の物がオミットされた為、その代わりとして腕に装備している。これはギラ・ドーガ用を基に改良が加えられた物で、以前よりも軽量になっている。角度の変更も可能で、裏側に装備されたシュツルム・ファウスト等を発射できる。
+
:一般所属機が標準装備する右肩部の固定式シールドを廃した親衛隊仕様機の専用防御装備。ギラ・ドーガ用の物をベースに、軽量化をはじめとした改良が行われており、機体の姿勢によってフレキシブルに可動する。
;ビームライフル、ビームサーベル、シールド
+
;固定式シールド
:ジェガン用の物をネェル・アーガマの鹵獲機が装備している。
+
:右肩部に固定装備されるシールド。一般機と同様の物で、キュアロン機が装備した。
 +
;バズーカ
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:鹵獲機が装備した連邦軍の汎用バズーカ。砲身にオレンジ色の識別帯が描かれている。
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;2連装ザク・バズーカ
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:鹵獲機が装備した連装バズーカ。『UC』episode 5で[[ガランシェール]]に積載されていた装備と思われる。
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;[[ビーム・ライフル]]
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:鹵獲機がリアスカートにマウントしていた[[ジムIII]]用のビーム・ライフル。
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;シールド ([[ジェガン]]用)
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:鹵獲機が装備したジェガン用のシールド。色が機体色に合わせて変更されている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[アンジェロ専用ギラ・ズール]]
 
;[[アンジェロ専用ギラ・ズール]]
 
:[[アンジェロ・ザウパー]]の専用機。
 
:[[アンジェロ・ザウパー]]の専用機。
;[[ギラ・ズール (ギルボア機)]]
 
:アニメ版で[[ギルボア・サント]]が搭乗した機体。
 
;[[ギラ・ズール (キュアロン機)]]
 
:アニメ版で[[キュアロン]]が搭乗した機体。
 
 
;[[ギラ・ズール (エリク・ユーゴ機)]]
 
;[[ギラ・ズール (エリク・ユーゴ機)]]
 
:『[[機動戦士ガンダムNT|NT]]』で[[エリク・ユーゴ]]が搭乗する改造機。
 
:『[[機動戦士ガンダムNT|NT]]』で[[エリク・ユーゴ]]が搭乗する改造機。
;[[ゼー・ズール]]
 
:ギラ・ズールをベースとした水陸両用機。
 
 
;[[シナンジュ]]
 
;[[シナンジュ]]
 
:この機体との連携を前提としている。
 
:この機体との連携を前提としている。
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<!-- == 余談 == -->
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 資料リンク ==
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*[http://www.gundam-unicorn.net/ova/ms/03.html#06 『機動戦士ガンダムUC』公式サイト:ギラ・ズール (親衛隊機)]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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2024年4月23日 (火) 21:08時点における最新版

ギラ・ズール (親衛隊仕様)
外国語表記 Geara Zulu [Guards Type]
登場作品
デザイナー カトキハジメ
テンプレートを表示
スペック
分類 親衛隊用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 AMS-129
頭頂高 20.0m
本体重量 22.3t
全備重量 56.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 2,670kW
スラスター総推力 74,520kg
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
センサー有効半径 18,200m
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属組織
所属部隊 フロンタル親衛隊
母艦 レウルーラ
主なパイロット セルジ・ヘルファー
キュアロン・マスカ
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

袖付き首魁のフル・フロンタル直属護衛部隊である親衛隊に配備されているギラ・ズールの特別仕様機。全軍から選りすぐられたパイロット達に加え、機付の整備兵を併せ30面弱の陣容を誇る精鋭部隊が扱うべき機体は、フロンタル専用の高機動機であるシナンジュとの連携を取る必要があったため、メインスラスターとなる大腿部のバーニアをはじめとした推力の大幅な強化が図られたものとなっており、設計を見直す以前のギラ・ズール本来のスペックを獲得している。

外観上は一般所属機に装備されていた固定式シールドを廃し、両肩を大型スパイク・アーマーに感想、旧ジオン高機動型ザクIIを想起させる大腿側面部の装甲強化などが行われた他、「袖付き」の由来となった手首や胸部のマーキングはより、広範囲に施され、攻撃的且つ華美な印象を強く持つ意匠となった。

バックパックはギラ・ドーガで採用されていたプロペラント増加型をベースに比推力が改善されたものを装備しており、長時間の作戦行動にも対応している。

様々な面において特権的な優遇措置を認められた親衛隊において様々なチューンナップが行われている事が多く、性能が向上した反面反応は敏感で、アップデートされたOSによるサポートをもってしても扱いにくい機体と化している。

「袖付き」全軍内における出撃回数が非常に高いにもかかわらず、その撃墜スコアは微々たるものであった。これは、主戦場において先陣を切るフロンタルへの一切の介入を親衛隊長であるアンジェロ・ザウパーが禁じたゆえの結果である。このように戦闘記録から読み取れる性能評価は、実際のスペックよりも見劣りする機体ではあったが、一度攻撃行動に映った差異の鮮やかさは親衛隊の名に違わず、敵軍からは大いに恐れられていたという。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムUC
初登場作品。主なパイロットはセルジ・ヘルファー中尉など。
小説第3巻(OVA版episode 2)の暗礁宙域での戦闘でシナンジュの戦闘を見守っていたが、ユニコーンガンダムが放ったビーム・マグナムの流れ弾が掠めた事でセルジ機が撃墜されている。
その後の戦闘でも投入されているが、これといった活躍は見られない。また、OVA版episode 7の最終決戦ではネェル・アーガマに放置された機体が敵味方識別のために袖のエングレービングを塗り潰され、太ももにオレンジのマージングと左側頭部にガランシェール隊のマーキングをされた状態でネェル・アーガマ搭載機として投入された。それぞれ装備が異なるのが3機確認できる。
機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・マシンガン
照射時間の切り替えで2パターンの射撃モードに対応する標準装備の携行火器。Eパックはバナナタイプとなり、旧型から装弾数が増加している。予備のEパックはフロントスカートにマウントされる。
グレネード・ランチャー
ビーム・マシンガンの銃身下部に装着可能なアドオン方式のランチャーユニット。グリップとトリガーが付いているので単独でも使用可能。
ビーム・スナイパー・ライフル
長距離からの狙撃支援に特化した携行式ビーム砲。ビーム・マシンガンを改造した武装で、ビーム・マシンガン用のオプションと共通の大型センサーを備える。キュアロン機が装備。
ビーム・ホーク
近接戦用の斬撃ビーム兵装。内蔵された複数のビーム・エミッターにより、斬撃用のホーク・モード、刺突用のパイル・モードなど、ビーム刃の形状を変化させ、用途によって使い分ける事が出来る。
シュツルム・ファウスト
一年戦争の頃から運用されている使い捨て式の簡易型ロケットランチャー。本来はコストパフォーマンスが高い携帯用の武器として普及したが、「袖付き」では命中率向上のためのグリップやサイトを増設している。
ハンド・グレネード
投擲式の実弾兵器で、様々な戦局で一定の効果が得られる。信管は複数あり、時限、磁気、接触、熱感知等が存在する。マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
シールド
一般所属機が標準装備する右肩部の固定式シールドを廃した親衛隊仕様機の専用防御装備。ギラ・ドーガ用の物をベースに、軽量化をはじめとした改良が行われており、機体の姿勢によってフレキシブルに可動する。
固定式シールド
右肩部に固定装備されるシールド。一般機と同様の物で、キュアロン機が装備した。
バズーカ
鹵獲機が装備した連邦軍の汎用バズーカ。砲身にオレンジ色の識別帯が描かれている。
2連装ザク・バズーカ
鹵獲機が装備した連装バズーカ。『UC』episode 5でガランシェールに積載されていた装備と思われる。
ビーム・ライフル
鹵獲機がリアスカートにマウントしていたジムIII用のビーム・ライフル。
シールド (ジェガン用)
鹵獲機が装備したジェガン用のシールド。色が機体色に合わせて変更されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ギラ・ズール
ベース機。
アンジェロ専用ギラ・ズール
アンジェロ・ザウパーの専用機。
ギラ・ズール (エリク・ユーゴ機)
NT』でエリク・ユーゴが搭乗する改造機。
シナンジュ
この機体との連携を前提としている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]