「トーリスリッター」の版間の差分

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新生[[ネオ・ジオン]]軍と[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が共同で[[ペイルライダー]]を大幅改修した機体。黙示録でペイルライダーが担う役割からドイツ語で「死の騎士」を意味する「トーリスリッター」の名が付けられている。
 
新生[[ネオ・ジオン]]軍と[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が共同で[[ペイルライダー]]を大幅改修した機体。黙示録でペイルライダーが担う役割からドイツ語で「死の騎士」を意味する「トーリスリッター」の名が付けられている。
  
ペイルライダーは[[一年戦争]]の[[ア・バオア・クー]]戦にて[[ジオン軍]]に鹵獲され、以降は「トーリスリッター」と名を変え[[ジオン残党]]によって独自に運用された。その後も反地球連邦組織や新生ネオ・ジオンの戦力として運用され、10年間に渡って機体自体も様々な組織で改修を断続的に受け続けてきた。そして新生ネオ・ジオン軍からの援助によりフルリニューアルされることとなり、[[型式番号]]もその際に変更されている。
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ペイルライダーは[[一年戦争]]の[[ア・バオア・クー]]戦にて[[ジオン軍]]に鹵獲され、以降は「トーリスリッター<ref>正確な発音は「トーデスリッター」だが、ジオン訛りの酷い開発関係者が「トーリスリッター」と誤登録し、語感が良かったためそのまま正式登録したという非公式設定がある([https://x.com/tokuyan_wd/status/1295647315202457600?s=20 徳島マサヒコ氏のポスト])。</ref>」と名を変え[[ジオン残党]]によって独自に運用された。その後も反地球連邦組織や新生ネオ・ジオンの戦力として運用され、10年間に渡って機体自体も様々な組織で改修を断続的に受け続けてきた。そして新生ネオ・ジオン軍からの援助によりフルリニューアルされることとなり、[[型式番号]]もその際に変更されている。
  
 
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特殊システム「[[HADES]]」は解析不能であったがパイロットの[[クロエ・クローチェ|クロエ]]が健在だったため、「HADES」を活かす方向で改修が続けられた。しかし旧来のセミ・[[モノコック構造]]では機動性と強度面での強化が難しかったため、フルリニューアルにあたって全身を[[ムーバブルフレーム]]に改装し、ほとんどがネオ・ジオン技術によって再構築された一回り大型の機体へと生まれ変わっている。
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::一年戦争終結直後に回収されたペイルライダーをジオン系のパーツで独自に改修した機体。漫画版『ミッシングリンク』に登場する機体で、本機とは別に分岐した関係にある<ref>漫画版とゲーム版では展開が異なるため、このヴィンセント機からトーリスリッターに改修されたわけではない。</ref>。
 
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2024年5月30日 (木) 23:49時点における最新版

トーリスリッター
外国語表記 Todesritter
登場作品 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
デザイナー 瀧川虚至
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 AMX-018[HADES]
頭頂高 22.8m
本体重量 56.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,400kW
スラスター総推力 123,600kg
装甲材質
原型機 ペイルライダー
改修
所属 新生ネオ・ジオン
主なパイロット クロエ・クローチェ
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概要[編集 | ソースを編集]

新生ネオ・ジオン軍とアナハイム・エレクトロニクス社が共同でペイルライダーを大幅改修した機体。黙示録でペイルライダーが担う役割からドイツ語で「死の騎士」を意味する「トーリスリッター」の名が付けられている。

ペイルライダーは一年戦争ア・バオア・クー戦にてジオン軍に鹵獲され、以降は「トーリスリッター[1]」と名を変えジオン残党によって独自に運用された。その後も反地球連邦組織や新生ネオ・ジオンの戦力として運用され、10年間に渡って機体自体も様々な組織で改修を断続的に受け続けてきた。そして新生ネオ・ジオン軍からの援助によりフルリニューアルされることとなり、型式番号もその際に変更されている。

特殊システム「HADES」は解析不能であったがパイロットのクロエが健在だったため、「HADES」を活かす方向で改修が続けられた。しかし旧来のセミ・モノコック構造では機動性と強度面での強化が難しかったため、フルリニューアルにあたって全身をムーバブルフレームに改装し、ほとんどがネオ・ジオン技術によって再構築された一回り大型の機体へと生まれ変わっている。

「HADES」の中核をなす頭部や胸部パーツといったメインブロックはそのまま流用されているが、武装や駆動系は一新されている。バックパックにはサブ・ジェネレーターの他、スラスター・バインダーとプロペラントタンクが2基ずつ備わっており、「HADES」が制御できる独自の武装としてインコムとトライ・ブレードを組み合わせた特殊武装が装備されている。また肩部には同じく「HADES」が制御可能なサブアームが追加されており、その戦闘力は格段に上昇している。

他にもガ・ゾウムのハイパー・ナックル・バスター、バウメガ粒子砲付きシールド、ドライセンのトライ・ブレードなど、ネオ・ジオン系の武装が多数搭載されており、連邦系とネオ・ジオン系の技術が融合した実験的な意図の強い特殊機体として完成している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
初登場作品。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

HADES
ペイルライダーから引き続き搭載されている特殊システム。本機では戦闘補佐機能を活かすため、インコムやサブアームの制御が可能となっている。これは戦闘力上昇の他に、制御リソースを割り当てることで暴走確率軽減を画策したものでもあったが、結局暴走する危険性は残っている。
サブアーム
両肩部に計2基折り畳まれている簡易マニピュレータ。「HADES」によって制御され、主にハイパー・ビーム・サーベルの使用に用いられる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部側面に左右一対2門内蔵されている機関砲。ペイルライダーからそのまま流用されている。
マシン・キャノン
胸部に2門内蔵されている中口径機関砲。
ハイパー・ナックル・バスター
Eパック方式の大出力ビーム・ライフルガ・ゾウムから転用・調整した武装。
ビーム・サーベル
両前腕部に計2本収納されている通常型のビーム・サーベル。
ハイパー・ビーム・サーベル / ビーム・ガン
バックパックに計2本装備されている大出力ビーム・サーベル。Ζ計画の機体やガンダムMk-Vと同系統の武装で、マウント状態ではビーム・ガンとして機能する。
シールド / メガ粒子砲
腕部に装備されるバウから転用されたシールド。表面にはメガ粒子砲が5門内蔵されている。
インコム / トライ・ブレード
バックパックのスラスター・バインダーに計6基装備されている特殊装備。有線式遠隔兵器のインコムとドライセンのトライ・ブレードを組み合わせた武装で、インコムのビーム砲による攻撃やトライ・ブレードによる格闘用インコムなど様々な活用法が可能。トライ・ブレードはインコムに接続されているため何度でも使用可能だが、通常のトライ・ブレードのように使い切りの射出武器としても使用可能。またビーム砲はマウント状態のままでも使用可能となっている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

クィン・マンサ

関連機体[編集 | ソースを編集]

ペイルライダー
原型機。
ペイルライダー【ヴィンセント・グライスナー機】
一年戦争終結直後に回収されたペイルライダーをジオン系のパーツで独自に改修した機体。漫画版『ミッシングリンク』に登場する機体で、本機とは別に分岐した関係にある[2]
ガ・ゾウム / ドライセン / バウ
武装の主な転用元。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 正確な発音は「トーデスリッター」だが、ジオン訛りの酷い開発関係者が「トーリスリッター」と誤登録し、語感が良かったためそのまま正式登録したという非公式設定がある(徳島マサヒコ氏のポスト)。
  2. 漫画版とゲーム版では展開が異なるため、このヴィンセント機からトーリスリッターに改修されたわけではない。