「グリプス戦役」の版間の差分
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2012年12月17日 (月) 21:13時点における版
グリプス戦役(Gryps War/Gryps Conflict)
宇宙世紀0087年~0088年にて行われたエゥーゴとティターンズ、終盤はアクシズを交えた戦争で、『機動戦士Ζガンダム』の舞台となる。
30バンチ事件に代表されるようなティターンズのスペースノイド弾圧と連邦内部での勢力伸長に対し、地球連邦軍の将校であったブレックス・フォーラが反連邦政府組織エゥーゴを結成してティターンズに対抗したのがきっかけとなり、ある意味では地球連邦内部の内乱ともいえる。
作中ではエゥーゴによるガンダムMk-II奪取以降、地球圏各地で激しい交戦状態となり、0087年11月16日、ダカールの連邦議会に置けるシャア・アズナブルの演説(ダカール演説)により、ティターンズの権威は失墜、最終的にはアクシズを交えてグリプス2を舞台に激しい戦闘が行われティターンズは壊滅、エゥーゴの勝利に終わった。
しかし、エゥーゴも膨大な戦力を失い、次は比較的戦力を温存していたアクシズと対決する事になり、『機動戦士ガンダムΖΖ』における第一次ネオ・ジオン抗争へと移行する事になる。
登場作品
関連人物
エゥーゴ
- ブレックス・フォーラ
- ティターンズの専横に対しエゥーゴを創設した地球連邦軍の将校。連邦議会にてティターンズの非道を糾弾しようとしたが、ティターンズの手で暗殺された。
- クワトロ・バジーナ
- エゥーゴのモビルスーツパイロット。その正体はジオン・ズム・ダイクンの遺子であり、地球圏に偵察に来ていたシャア・アズナブルで、ブレックスの死後、エゥーゴの中心人物となってダカール演説を行い、ティターンズの権威を失墜させたが、最終決戦で行方不明となる。
- カミーユ・ビダン
ティターンズ
- ジャミトフ・ハイマン
- ティターンズを創設した地球連邦軍将校。ティターンズ総帥として地球連邦全体の実権掌握を謀ったが、パプテマス・シロッコにより暗殺される。
- バスク・オム
- ティターンズの実戦司令官。30バンチ事件等の残虐な事件を引き起こし、グリプス戦役終盤にレコア・ロンド(劇場版ではヤザン・ゲーブル)によって死亡した。
- パプテマス・シロッコ
- 木星帰りのティターンズ軍人。ジャミトフを暗殺し、独自の行動を起こすが最終決戦にて、カミーユ・ビダンに倒され死亡。
アクシズ
関連用語
- 30バンチ事件
- ティターンズによる毒ガスを用いたスペースノイド虐殺事件。エゥーゴ創設の切欠となった。
- グリプス2
- サイド7のコロニーであるグリーンノア2をコロニーレーザーに改造した姿。終盤の舞台となる。
- アポロ作戦
- ティターンズによる月のフォン・ブラウン市制圧作戦。
- ダカール演説
- エゥーゴがダカールの連邦議会を制圧し、クワトロ・バジーナがシャア・アズナブルであることを明かしてティターンズの非道を訴えた演説。この演説以後、ティターンズは急速に支持を失った。
- ゼダンの門
- 旧ア・バオア・クー。ティターンズの拠点となった。
- メールシュトローム作戦
- アクシズからグリプス2のコロニーレーザーを奪取する作戦。コロニーレーザーを渦のように取り囲むように遂行したことから名付けられた。