「ガンダム・マルコシアス」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「{{登場メカ概要 | 外国語表記 = Gundam Marchosias | 登場作品 = 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ | デザイン = 鷲尾直広 }}<!--…」)
 
 
(6人の利用者による、間の19版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| 外国語表記 = Gundam Marchosias
 
| 外国語表記 = Gundam Marchosias
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
+
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント]]
 
| デザイン = 鷲尾直広
 
| デザイン = 鷲尾直広
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
8行目: 8行目:
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[モビルスーツ]]
 
| 分類 = [[モビルスーツ]]
 +
| 生産形態 = ワンオフ機
 
| 型式番号 = ASW-G-35
 
| 型式番号 = ASW-G-35
 
| 全高 = 18.7m
 
| 全高 = 18.7m
 
| 本体重量 = 34.3t
 
| 本体重量 = 34.3t
| 主動力 = [[エイハブ・リアクター]]×2(ツインリアクターシステム)
+
| 主動力 = [[エイハブ・リアクター]]×2 (ツインリアクターシステム)
 
| 装甲材質 = [[ナノラミネートアーマー]]
 
| 装甲材質 = [[ナノラミネートアーマー]]
 
| フレーム = [[ガンダム・フレーム]]
 
| フレーム = [[ガンダム・フレーム]]
18行目: 19行目:
 
| 所属 =  
 
| 所属 =  
 
| 母艦 =  
 
| 母艦 =  
| 主なパイロット =  
+
| 主なパイロット = 不明
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[厄祭戦]]の最中に失われたと推測されている[[ガンダム・フレーム]]の一機。現存が確認されている26体のガンダム・フレームの中にもその名称は含まれていないが、[[ギャラルホルン]]のデータベースには本機の[[エイハブ・リアクター|リアクター]]の固有周波数が登録されている為、実機は完成し、実戦投入された事は確実である。ただし、当時のパイロットを含めて詳細なデータは不明となっている。
+
[[厄祭戦]]の最中に失われたと推測されている[[ガンダム・フレーム]]の一機。機体名にソロモン72柱の一体、グリフォンの翼と蛇の尻尾を持つ狼の姿をした悪魔「マルコシアス」の名を冠している。
 +
 
 +
現存が確認されている26体のガンダム・フレームの中にもその名称は含まれていないが、[[ギャラルホルン]]のデータベースには本機の[[エイハブ・リアクター|リアクター]]の固有周波数が登録されている為、実機は完成し、実戦投入された事は確実である。ただし、当時のパイロットを含めて詳細なデータは不明となっている。
  
 
翼を模した背部と腰部の大型バインダーを有する優雅さを漂わせる機体フォルムが特徴だが、このバインダーには計四本のサブアームが収納されており、それを展開し敵に迫る姿はまさに「悪魔」の名を持つガンダム・フレームに相応しいものである。
 
翼を模した背部と腰部の大型バインダーを有する優雅さを漂わせる機体フォルムが特徴だが、このバインダーには計四本のサブアームが収納されており、それを展開し敵に迫る姿はまさに「悪魔」の名を持つガンダム・フレームに相応しいものである。
 +
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント]]
 
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント]]
:
+
:初出作品。第6話後半に登場。[[ガンダム・端白星]]の姿を見た[[ハラエル]]が、データベースの中から過去の戦闘データを閲覧した際の映像で登場。左肩に赤いマントを身に着け、ハラエルを圧倒した。<br/>情報は2019年12月16日時点で公開されたが、実は同年2月に鉄血公式ツイッター上で原画が公開されている<ref>[https://twitter.com/g_tekketsu/status/964088154981416960 ツイート]</ref>。また、ゲーム配信前の時点で、主役機である端白星に先駆けて[[ガンプラ]]も発売された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[ナノラミネートアーマー]]
 
;[[ナノラミネートアーマー]]
 
:エイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。物理・光学兵器双方に高い防御力を誇る。
 
:エイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。物理・光学兵器双方に高い防御力を誇る。
 
;[[阿頼耶識システム]]
 
;[[阿頼耶識システム]]
:機体に搭載された有機デバイスシステム。
+
:ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機操縦デバイスシステム。厄祭戦当時の機体の為搭載されていたものと思われるが、詳細は不明。
 
;サブアーム
 
;サブアーム
:背部と腰部の大型バインダーに搭載されている四本の副腕。人型ではない[[モビルアーマー]]との戦闘に対応するために設計されたと推測されている。
+
:背部と腰部の大型バインダーに搭載されている四本の副腕。人型ではない[[モビルアーマー]]との戦闘に対応するために設計されたと推測されている<ref>デザイン担当の鷲尾氏によると、サブアームで複数のモビルアーマー子機を撃破しつつ、モビルアーマーの攻撃をいなしながらバスタードメイスによる決定打を狙うのが武装のコンセプトとの事。</ref>。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;大太刀
 
;大太刀
 
:バックパック中央に鞘に収めた状態で装備されているマルコシアスの主力武装。モビルアーマーのナノラミネートアーマーに対抗する為に開発された。
 
:バックパック中央に鞘に収めた状態で装備されているマルコシアスの主力武装。モビルアーマーのナノラミネートアーマーに対抗する為に開発された。
:;バスタードメイス
+
;バスタードメイス
 
:大太刀を鞘に収めた状態。鞘自体に重量を持たせている為、そのまま質量兵器としても使用可能。
 
:大太刀を鞘に収めた状態。鞘自体に重量を持たせている為、そのまま質量兵器としても使用可能。
 
;短剣
 
;短剣
 
:小型で取り回しに優れる格闘兵装。バインダーに一本ずつ、計四本搭載されており、主にサブアームで保持して使用される。
 
:小型で取り回しに優れる格闘兵装。バインダーに一本ずつ、計四本搭載されており、主にサブアームで保持して使用される。
 +
;ナックルガード
 +
:両腕部に装備している打撃武器としての使用も可能な防御装備。反転させる事でクローとしての使用が可能。
 
;シールド
 
;シールド
 
:左腕に装備された防御装備。バインダーとサブアームの展開を妨げないよう小型の物を使用している。
 
:左腕に装備された防御装備。バインダーとサブアームの展開を妨げないよう小型の物を使用している。
 +
;レールガン
 +
:両腰部バインダー内に搭載された本機唯一の射撃兵装。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 +
;VS[[ハラエル]]
 +
:『ウルズハント』第6話後編より。コロニー最奥部に封印されていたハラエルは、[[ウルズハント]]参加者のリングに反応するように再起動。プルーマをコロニー中に展開し、破壊の限りを尽くしていた。そんな中、コロニー最奥に侵入してきた4機のMSのうち、1機に過去戦った機体と似たエイハブ・ウェーブを察知する。それは、三百年前にある砂漠地帯で交戦したガンダム・フレーム、マルコシアスのものだった。<br/>ハラエルは過去のデータから回想する。あらゆる角度から繰り出される六本の腕を掻い潜り、振るわれた太刀の一撃。姿勢を崩したハラエルを援護するべくマルコシアスに立ちふさがり撃破された同型機。そして、厄祭戦でハラエルが最期に見たものは、サブアームを展開し悪魔のような出で立ちで眼前に迫るマルコシアスの姿だった……。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[ガンダム・バエル]]
+
;[[ガンダム・バエル|バエル]] / [[ガンダム・ガミジン|ガミジン]] / [[ガンダム・バルバトス|バルバトス]] / [[ガンダム・グシオン|グシオン]] / [[ガンダム・ゼパル|ゼパル]] /  [[ガンダム・アスタロト|アスタロト]] / [[ガンダム・アスモデウス|アスモデウス]] / [[ガンダム・ウヴァル|ウヴァル]] / [[ガンダム・ハーゲンティ|ハーゲンティ]] / [[ガンダム・ムルムル|ムルムル]] / [[ガンダム・グレモリー|グレモリー]] / [[ガンダム・フラウロス|フラウロス]] / [[ガンダム・キマリス|キマリス]] / [[ガンダム・セーレ|セーレ]] / [[ガンダム・ダンタリオン|ダンタリオン]]
;[[ガンダム・バルバトス]]
+
:他の[[ガンダム・フレーム]]採用機。
;[[ガンダム・グシオン]]
 
;[[ガンダム・アスタロト]]
 
;[[ガンダム・ウヴァル]]
 
;[[ガンダム・グレモリー]]
 
;[[ガンダム・フラウロス]]
 
;[[ガンダム・キマリス]]
 
;[[ガンダム・ダンタリオン]]
 
;[[ガンダム・セーレ]]
 
 
;[[ガンダム・端白星]]
 
;[[ガンダム・端白星]]
:他の[[ガンダム・フレーム]]採用機。
+
:厄災戦後に改修された形態。
 +
 
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 +
=== [[ガンプラ]] ===
 +
<amazon>B083KLHF5X</amazon>
 +
 +
== 資料リンク ==
 +
*[http://g-tekketsu.com/ms_archives/04.php 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ公式サイト MS ARCHIVES 004 ガンダム・マルコシアス]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
  
== 資料リンク ==
+
== 脚注 ==
[http://g-tekketsu.com/ms_archives/04.php 004ガンダム・マルコシアス | MS ARCHIVES | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]
+
<references />
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- <references /> -->
 
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  

2023年9月25日 (月) 04:09時点における最新版

ガンダム・マルコシアス
外国語表記 Gundam Marchosias
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント
デザイン 鷲尾直広
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 ASW-G-35
全高 18.7m
本体重量 34.3t
主動力 エイハブ・リアクター×2 (ツインリアクターシステム)
装甲材質 ナノラミネートアーマー
フレーム ガンダム・フレーム
搭載システム 阿頼耶識システム
開発組織 ギャラルホルンの前身組織
主なパイロット 不明
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

厄祭戦の最中に失われたと推測されているガンダム・フレームの一機。機体名にソロモン72柱の一体、グリフォンの翼と蛇の尻尾を持つ狼の姿をした悪魔「マルコシアス」の名を冠している。

現存が確認されている26体のガンダム・フレームの中にもその名称は含まれていないが、ギャラルホルンのデータベースには本機のリアクターの固有周波数が登録されている為、実機は完成し、実戦投入された事は確実である。ただし、当時のパイロットを含めて詳細なデータは不明となっている。

翼を模した背部と腰部の大型バインダーを有する優雅さを漂わせる機体フォルムが特徴だが、このバインダーには計四本のサブアームが収納されており、それを展開し敵に迫る姿はまさに「悪魔」の名を持つガンダム・フレームに相応しいものである。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント
初出作品。第6話後半に登場。ガンダム・端白星の姿を見たハラエルが、データベースの中から過去の戦闘データを閲覧した際の映像で登場。左肩に赤いマントを身に着け、ハラエルを圧倒した。
情報は2019年12月16日時点で公開されたが、実は同年2月に鉄血公式ツイッター上で原画が公開されている[1]。また、ゲーム配信前の時点で、主役機である端白星に先駆けてガンプラも発売された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ナノラミネートアーマー
エイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。物理・光学兵器双方に高い防御力を誇る。
阿頼耶識システム
ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機操縦デバイスシステム。厄祭戦当時の機体の為搭載されていたものと思われるが、詳細は不明。
サブアーム
背部と腰部の大型バインダーに搭載されている四本の副腕。人型ではないモビルアーマーとの戦闘に対応するために設計されたと推測されている[2]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

大太刀
バックパック中央に鞘に収めた状態で装備されているマルコシアスの主力武装。モビルアーマーのナノラミネートアーマーに対抗する為に開発された。
バスタードメイス
大太刀を鞘に収めた状態。鞘自体に重量を持たせている為、そのまま質量兵器としても使用可能。
短剣
小型で取り回しに優れる格闘兵装。バインダーに一本ずつ、計四本搭載されており、主にサブアームで保持して使用される。
ナックルガード
両腕部に装備している打撃武器としての使用も可能な防御装備。反転させる事でクローとしての使用が可能。
シールド
左腕に装備された防御装備。バインダーとサブアームの展開を妨げないよう小型の物を使用している。
レールガン
両腰部バインダー内に搭載された本機唯一の射撃兵装。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

VSハラエル
『ウルズハント』第6話後編より。コロニー最奥部に封印されていたハラエルは、ウルズハント参加者のリングに反応するように再起動。プルーマをコロニー中に展開し、破壊の限りを尽くしていた。そんな中、コロニー最奥に侵入してきた4機のMSのうち、1機に過去戦った機体と似たエイハブ・ウェーブを察知する。それは、三百年前にある砂漠地帯で交戦したガンダム・フレーム、マルコシアスのものだった。
ハラエルは過去のデータから回想する。あらゆる角度から繰り出される六本の腕を掻い潜り、振るわれた太刀の一撃。姿勢を崩したハラエルを援護するべくマルコシアスに立ちふさがり撃破された同型機。そして、厄祭戦でハラエルが最期に見たものは、サブアームを展開し悪魔のような出で立ちで眼前に迫るマルコシアスの姿だった……。

関連機体[編集 | ソースを編集]

バエル / ガミジン / バルバトス / グシオン / ゼパル / アスタロト / アスモデウス / ウヴァル / ハーゲンティ / ムルムル / グレモリー / フラウロス / キマリス / セーレ / ダンタリオン
他のガンダム・フレーム採用機。
ガンダム・端白星
厄災戦後に改修された形態。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ツイート
  2. デザイン担当の鷲尾氏によると、サブアームで複数のモビルアーマー子機を撃破しつつ、モビルアーマーの攻撃をいなしながらバスタードメイスによる決定打を狙うのが武装のコンセプトとの事。