「デュエルガンダム アサルトシュラウド」の版間の差分
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:一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。<br />本機の場合はデュエル本体にのみ採用されており、アサルトシュラウドはフェイズシフト装甲ではない。 | :一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。<br />本機の場合はデュエル本体にのみ採用されており、アサルトシュラウドはフェイズシフト装甲ではない。 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ||
− | : | + | :GAT-Xシリーズの頭部に共通して装備されているCIWS(クローズ・イン・ウェポン・システム)。主に至近距離でミサイルや航空兵力を撃破する為のバルカン砲ではあるが、対歩兵用に仕様される場合もある。高性能の射撃指揮装置により、目標の発見、追尾、射撃まで自動化されている。 |
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:[[ライブラリアン]]が独自に再設計した機体。 | :[[ライブラリアン]]が独自に再設計した機体。 | ||
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+ | :アサルトシュラウドを装備しているその他の機体。本機のアサルトシュラウドの元となった。 | ||
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2024年5月31日 (金) 07:55時点における最新版
デュエルガンダム アサルトシュラウド | |
---|---|
外国語表記 | Duel Gundam Assault Shroud |
作中名称 | デュエル |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
型式番号 | GAT-X102 |
全高 | 17.5m |
重量 | 103.47t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 (本体のみ) |
開発組織 | |
所属組織 | ザフト軍 |
所属部隊 | |
パイロット | イザーク・ジュール |
概要[編集 | ソースを編集]
ザフト軍が地球連合軍から鹵獲したデュエルは、その運用の最序盤にストライクの奇策によって破損を受け、それを切っ掛けにザフトによる強化改修が行われた。その際に採用された追加装備が「アサルトシュラウド」である。
アサルトシュラウドは、形状的にはモビルスーツ用の「鎧」であり、実際に戦闘中に脱ぐ事も出来た。しかし、実際は装甲強化というよりも、宇宙空間での機動性の強化や、武装の追加を行うものであり、複数のバーニアがバックパックと脚部に増設されている[1]。反面、100tを超えるその超重量ゆえに重力下での活動は制限されてしまう[2]。
アサルトシュラウドはザフトで広く普及している装備であったが、本来のデュエルのパーツではなく、ザフトが独自にジンやシグーの装備を元に開発したものである。デュエルとアサルトシュラウドの相性は予想を上回るほどに高いものであり、地球連合軍もこの事実を認識し、ロングダガーとデュエルダガー、そしてブルデュエルに連合版アサルトシュラウドと言える「フォルテストラ」が採用されるに至っている。
武装面では追加装備としてレールガン「シヴァ」と5連装ミサイルポッドが追加されている。この組み合わせは開発の際バスターを元にしたものと思われ、設計段階ではデュエルが想定していなかった戦闘活動も可能とした。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。PHASE-13にてキラ・ヤマトのエールストライクガンダムとの戦闘で損傷したデュエルの修復と同時に装着され、イザーク・ジュールが乗り込んで実戦に投入された。しかし、アフリカでの戦闘ではレセップスの甲板から飛び出した本機がバスターガンダム共々、砂に脚を捕られて埋もれていくなど、その重量が仇となる事も少なくなかった。その後、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にてフォビドゥンガンダムと交戦し、相手の攻撃をアサルトシュラウドをパージする事で防ぎ、その爆発に気を取られた相手をビームサーベルで撃破する戦果を挙げた。その後もアサルトシュラウドを失った状態で戦闘を継続し戦闘終了まで戦い抜いた。
なお、大抵のゲームではアサルトシュラウド装備時もフェイズシフト装甲が装備されている。言うまでもなく、『強化後の方が防御力が下がる』という状態を回避する事、及び他のSEED系ガンダムとの性能差の問題が理由である。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フェイズシフト装甲
- 一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。
本機の場合はデュエル本体にのみ採用されており、アサルトシュラウドはフェイズシフト装甲ではない。 - アサルトシュラウド
- 全身に装備されたモビルスーツ用の「鎧」とも呼べる増加装備。デュエルの物はPS装甲は持たないため、装甲強化よりは宇宙空間での機動性と火力の強化に主眼を置いている。被弾時などにパージする事も可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
デュエル本体側 [編集 | ソースを編集]
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- GAT-Xシリーズの頭部に共通して装備されているCIWS(クローズ・イン・ウェポン・システム)。主に至近距離でミサイルや航空兵力を撃破する為のバルカン砲ではあるが、対歩兵用に仕様される場合もある。高性能の射撃指揮装置により、目標の発見、追尾、射撃まで自動化されている。
- 175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
- デュエルの主兵装となるビームライフル。基本的にはストライクと同じ口径と出力を有するが、デュエルのそれは銃身の下部に小型のマルチ・ガンランチャーが取り付けられている。
- 175mmグレネードランチャー
- ビームライフルの銃身下部に装備されている武装。バスターに装備されている装備と同系列の物で、榴弾やグレネードによる「面の破壊」を可能にする。
- ビームサーベル
- 背面バーニアの左右に装備された斬撃用ビーム兵器。デュエルの基本装備はこれとビームライフルのみであるが、その汎用性から見て複数種の兵装が考案されていたとされる。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティングを施したシールド。ストライクと共通タイプでカラーリングが異なる。
アサルトシュラウド側 [編集 | ソースを編集]
- 220mm径5連装ミサイルポッド
- アサルトシュラウドの左肩に内蔵されたミサイルランチャー。シヴァとともにバスターガンダムの武装を参考にしたと思われる。
- 115mmレールガン・シヴァ
- アサルトシュラウドの右肩に装備された電磁レールガン。インド神話の破壊神の名を冠した通り、PS装甲以外の対象物に尽く致命的なダメージを与える。
フレミングの左手の法則を応用した物理兵器は弾頭加速のために長大なレールを必要とするが、ザフトの技術水準によってそれをMSに携行可能なレベルとした。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ストライクガンダム
- ストライクを大気圏突入まで追い込み、アークエンジェルをザフト勢力圏内に落とす事に成功するが、自身も地球に降下することとなってしまう。
この時に避難民の乗ったシャトルを脱走兵と誤認して撃墜したことがキラのトラウマとなり、停戦後にイザーク自身も軍法会議にかけられる事となる。
イージスとブリッツとの合流後もストライクを追い回していたが、蹴り飛ばされたり、足を撃ち抜かれてグゥルから転落するなど目立った戦果は挙げられなかった。 - 対フォビドゥンガンダム
- ヤキンドゥーエ攻防戦にて交戦する。ストライクルージュを庇い撃墜されたかと思われたが、アサルトシュラウドをパージしてビームサーベルの二刀流にて撃墜した。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- デュエルガンダム
- 素体。
- ブルデュエル
- デュエルの再生産機を「アクタイオン・プロジェクト」で改修した機体。改修に際し、アサルトシュラウドを参考にした「フォルテストラ」を装備している。
- レーゲンデュエルガンダム
- ライブラリアンが独自に再設計した機体。
- デュエルブリッツガンダム
- ザフトがデュエルを秘密裏に改修した機体。ブリッツを彷彿とさせる武装を搭載した核動力機。
- ジンアサルト / シグーアサルト
- アサルトシュラウドを装備しているその他の機体。本機のアサルトシュラウドの元となった。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]