「アポリー・ベイ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
42行目: | 42行目: | ||
エゥーゴでは初期から作戦行動を支える優秀なパイロットの1人であり、アーガマでは同僚の[[ロベルト]]と共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を補佐し、[[ガンダムMk-II]]強奪作戦で初陣を飾った後、アーガマの作戦に幾度も参加するなど、エゥーゴの欠かせない一員として戦い続けている。幾多の戦闘を終盤まで戦い抜く確かなパイロット技量の持ち主で、ジャブロー戦後に編成されたリック・ディアス隊の指揮を任されている。しかし[[ゼダンの門]]攻略戦にて[[ジェリド・メサ|ジェリド]]の[[バイアラン]]から[[ファ・ユイリィ|ファ]]の[[メタス]]を庇うため割って入った末にメガ粒子砲で乗機を撃ち抜かれ戦死した。 | エゥーゴでは初期から作戦行動を支える優秀なパイロットの1人であり、アーガマでは同僚の[[ロベルト]]と共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を補佐し、[[ガンダムMk-II]]強奪作戦で初陣を飾った後、アーガマの作戦に幾度も参加するなど、エゥーゴの欠かせない一員として戦い続けている。幾多の戦闘を終盤まで戦い抜く確かなパイロット技量の持ち主で、ジャブロー戦後に編成されたリック・ディアス隊の指揮を任されている。しかし[[ゼダンの門]]攻略戦にて[[ジェリド・メサ|ジェリド]]の[[バイアラン]]から[[ファ・ユイリィ|ファ]]の[[メタス]]を庇うため割って入った末にメガ粒子砲で乗機を撃ち抜かれ戦死した。 | ||
− | 気さくで人あたりが良い性格で[[ブライト・ノア|ブライト]]ら軍人は元より、軍務に慣れない元民間人の [[カミーユ・ビダン|カミーユ]] | + | 気さくで人あたりが良い性格で[[ブライト・ノア|ブライト]]ら軍人は元より、軍務に慣れない元民間人の [[カミーユ・ビダン|カミーユ]]やファにも良き兄貴分として接し良好な関係を持つ。特にカミーユは戦場で助け・助けられることが多く、中盤以降は時折煮え切らない態度を取るクワトロ以上に、アポリーにパイロットとして全幅の信頼を置いていた。そのため彼が戦死した際はジェリドに対しかつて無いほど激昂し、知らせを聞いた他のアーガマクルーは悲嘆に暮れずはいられなかった。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
58行目: | 58行目: | ||
;[[機動戦士ガンダムUC MSV]] | ;[[機動戦士ガンダムUC MSV]] | ||
: | : | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]] | ||
+ | :「アムロシャアモード」に登場。エゥーゴ所属前の名前が「カール」となっている。『アナログ』を正式な手段で読めないために新たに設定することになったのか「アンディ・カール」がフルネームなのかは不明。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
76行目: | 78行目: | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== 機動戦士Ζガンダム === | === 機動戦士Ζガンダム === | ||
+ | ;「コックピットが違っても3日もあれば自分の手足にする事ができます」 | ||
+ | :第1話より、初登場時の台詞。偵察のためグリーン・オアシスに接近する際、クワトロに調子を尋ねられ自信満々に答える。エゥーゴに所属してからの初陣ではあるものの、堂々としていながらも落ち着きのある発言にはベテランの風格がひしひしと感じられる。実際、作戦においてもクワトロの戦闘を的確にサポートしてのけている。 | ||
;「セット。さて、ニューガンダムとやらは…」 | ;「セット。さて、ニューガンダムとやらは…」 | ||
− | : | + | :同じく第1話より。ロベルトと共にグリーン・ノア1内部を外から偵察していたアポリーは、クワトロに続いて飛行訓練中のガンダムMk-IIの捕捉に成功。ガンダム強奪作戦の手筈が整いつつあった。それはともかく、後の作品で[[νガンダム|同じ読みのガンダム]]が実際に登場すると誰が予想できただろうか。 |
− | |||
− | |||
;「自分の操縦に文句のあるヤツには100ドル払ってやるから、黙ってくれ」 | ;「自分の操縦に文句のあるヤツには100ドル払ってやるから、黙ってくれ」 | ||
:第13話より、[[ブラン・ブルターク|ブラン]]率いる敵部隊によってシャトル場が攻撃を受ける中、シャトルのパイロット席にて。離陸前で只の的でしかないシャトルの中、乗員を気遣った気さくな発言と自分の腕に対する自信が見て取れる。 | :第13話より、[[ブラン・ブルターク|ブラン]]率いる敵部隊によってシャトル場が攻撃を受ける中、シャトルのパイロット席にて。離陸前で只の的でしかないシャトルの中、乗員を気遣った気さくな発言と自分の腕に対する自信が見て取れる。 |
2023年10月19日 (木) 23:28時点における最新版
アポリー・ベイ | |
---|---|
外国語表記 | Apolly Bay |
登場作品 | |
声優 |
|
プロフィール | |
---|---|
本名 | アンディ |
種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 男 |
没年月日 | 宇宙世紀0088年1月18日 |
髪色 | 茶髪 |
職業 | MSパイロット |
所属組織 | ジオン軍 ⇒ エゥーゴ |
所属部隊 | アーガマ隊 (エゥーゴ所属時) |
階級 | 中尉 |
主な搭乗機 | リック・ディアス |
概要 [編集 | ソースを編集]
エゥーゴ所属のアーガマに勤務する、元ジオン公国軍兵士のモビルスーツパイロット。普段から着ているオレンジ色のつなぎがトレードマーク。「アポリー・ベイ」の名前は偽名であり、本名はアンディ。元々は一年戦争時代に シャアに付き従っていたジオン軍人で、戦後逃げ延びたアクシズで彼と再会。その後、ハマーンと袂を分かったシャアと共に偽名を用いてエゥーゴに参加した。
エゥーゴでは初期から作戦行動を支える優秀なパイロットの1人であり、アーガマでは同僚のロベルトと共にクワトロを補佐し、ガンダムMk-II強奪作戦で初陣を飾った後、アーガマの作戦に幾度も参加するなど、エゥーゴの欠かせない一員として戦い続けている。幾多の戦闘を終盤まで戦い抜く確かなパイロット技量の持ち主で、ジャブロー戦後に編成されたリック・ディアス隊の指揮を任されている。しかしゼダンの門攻略戦にてジェリドのバイアランからファのメタスを庇うため割って入った末にメガ粒子砲で乗機を撃ち抜かれ戦死した。
気さくで人あたりが良い性格でブライトら軍人は元より、軍務に慣れない元民間人の カミーユやファにも良き兄貴分として接し良好な関係を持つ。特にカミーユは戦場で助け・助けられることが多く、中盤以降は時折煮え切らない態度を取るクワトロ以上に、アポリーにパイロットとして全幅の信頼を置いていた。そのため彼が戦死した際はジェリドに対しかつて無いほど激昂し、知らせを聞いた他のアーガマクルーは悲嘆に暮れずはいられなかった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士Ζガンダム
- 初出作品。序盤からアーガマのモビルスーツ隊の一翼を担うと共にクルーの兄貴分として彼らの心の支えであり続けた。
- 機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ
- 『Ζ』の初参戦作品である「ジオンの系譜」から二又一成氏が声優を担当している。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- 担当声優が大川透氏へ変更された他、フルネームとして「アポリー・ベイ」が設定された。
- 機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像
- ジオン兵時代の動向が描かれており、本作で「アンディ」の本名が設定され、「アポリー・ベイ」が偽名として扱われている。また、シャアの元部下とも設定されており、一年戦争後にアクシズへと逃れてきた彼と再会し、再び共に戦う事になる。
- アナハイム・ラボラトリー・ログ
- 第2話にて登場。本名の「アンディ」で呼ばれ、シャアをアナハイムに送り届ける際の陽動作戦でドワス改に搭乗し、ティターンズと交戦した。
- 機動戦士ガンダムUC MSV
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- 「アムロシャアモード」に登場。エゥーゴ所属前の名前が「カール」となっている。『アナログ』を正式な手段で読めないために新たに設定することになったのか「アンディ・カール」がフルネームなのかは不明。
人間関係[編集 | ソースを編集]
エゥーゴ[編集 | ソースを編集]
- クワトロ・バジーナ (シャア・アズナブル)
- 上官。ロベルトと共に彼の片翼を担い、持ち前の技量で彼の指揮に的確に対応し任務を優位に進めた。
- ロベルト
- 同僚でありかつ共に一年戦争を生き抜いた戦友。普段からコンビを組む仲であり、彼の戦死時には1人涙を流した。
- カミーユ・ビダン
- ガンダム強奪作戦後に新たにエゥーゴの一員となった少年。若さ故に色々と悩みを抱えがちな彼を兄貴分として献身的に支えた。
- ファ・ユイリィ
- カミーユの幼馴染であり、新たにアーガマにパイロットとして配属された少女。戦闘に不慣れという事もあり、ベテランパイロットとして彼女のフォローを任されている。
- カツ・コバヤシ
- クワトロが宇宙へと戻ってくるのと共に新たにメンバーとなった元ホワイトベースクルー。ファと同様、彼のフォロー役も務めた。
- トリッパー / バッチ
- アポリーが率いるリック・ディアス隊のメンバー。
名台詞[編集 | ソースを編集]
機動戦士Ζガンダム [編集 | ソースを編集]
- 「コックピットが違っても3日もあれば自分の手足にする事ができます」
- 第1話より、初登場時の台詞。偵察のためグリーン・オアシスに接近する際、クワトロに調子を尋ねられ自信満々に答える。エゥーゴに所属してからの初陣ではあるものの、堂々としていながらも落ち着きのある発言にはベテランの風格がひしひしと感じられる。実際、作戦においてもクワトロの戦闘を的確にサポートしてのけている。
- 「セット。さて、ニューガンダムとやらは…」
- 同じく第1話より。ロベルトと共にグリーン・ノア1内部を外から偵察していたアポリーは、クワトロに続いて飛行訓練中のガンダムMk-IIの捕捉に成功。ガンダム強奪作戦の手筈が整いつつあった。それはともかく、後の作品で同じ読みのガンダムが実際に登場すると誰が予想できただろうか。
- 「自分の操縦に文句のあるヤツには100ドル払ってやるから、黙ってくれ」
- 第13話より、ブラン率いる敵部隊によってシャトル場が攻撃を受ける中、シャトルのパイロット席にて。離陸前で只の的でしかないシャトルの中、乗員を気遣った気さくな発言と自分の腕に対する自信が見て取れる。
- 「よせぇぇぇぇぇっ!!だあああああっ!!」(TV版)
「しまった!だあああああっ!!」(新訳Ζ) - 第45話より、アポリーの最期。ジェリドのバイアランに追い詰められたファを救うべくアポリーは咄嗟に体当たりをかけ妨害するも、激昂したジェリドの攻撃の前に敢え無く散る。それまで共に戦い続けた友の戦死に、戦闘後、アーガマのクルーはただ悲嘆に暮れるしかなかった……。
一方、劇場版IIIでは残念な事に戦闘後にクルーが悲嘆に暮れる描写がカットされたため、カミーユぐらいしか死を悔やむ人物がいなかった。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- リック・ディアス
- 主な搭乗機。初期は黒色の機体に搭乗し、赤色への再塗装後も引き続き搭乗した。
- Ζガンダム (WR形態)
- 『Ζ』第21話にて搭乗。アポリーによってアーガマへと届けられ、その際に敵の新型機ガブスレイに追い詰められていたカミーユの窮地を救った。
- ザクIIF型
- 『C.D.A.』にて搭乗。既に旧式の機体ではあるものの、強い思い入れから改良を加えつつ使い続けている。
- ゲルググ (外宇宙用)
- 『C.D.A.』にて搭乗。シャアがパーフェクト・ジオングへ乗り換えるのに合わせ、余った機体を譲り受ける形となった。
- ドワス改
- 『アナログ』で搭乗。