「ミシェル・ルオ」の版間の差分
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連邦軍中将[[マウリ・レホ]]を占った際の見返りとして「[[不死鳥狩り]]」の情報を得て幼馴染のヨナと[[ナラティブガンダム]]を伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が[[袖付き]]から接収した[[IIネオ・ジオング]]を極秘裏に[[ジオン共和国]]へと提供し、[[フェネクス]]捕獲の為の布石を打った。 | 連邦軍中将[[マウリ・レホ]]を占った際の見返りとして「[[不死鳥狩り]]」の情報を得て幼馴染のヨナと[[ナラティブガンダム]]を伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が[[袖付き]]から接収した[[IIネオ・ジオング]]を極秘裏に[[ジオン共和国]]へと提供し、[[フェネクス]]捕獲の為の布石を打った。 | ||
− | オーガスタ時代に[[エスコラ・ゲッタ]] | + | オーガスタ時代に[[エスコラ・ゲッタ]]のルオ商会との取り引きに関する会話を偶然盗み聞きし、ヨナ、リタの三人で生き残るべく、他の二人をあえて騙す形でルオ商会に引き渡された。のちにヨナとリタを探す為に尽力したものの、結局は達成出来なかった自分の弱さを今でも悔いている。そのことをヨナに「嘘つき」と責められているが、結果だけ見れば自分自身が助かるために嘘をついたこと、事実として二人を救えなかったことを認めているため、否定も弁明もしていない。 |
+ | 作戦中、[[フェネクス]]に対して強い執着を見せるが、これはリタが乗っていた事と、機体に搭載された[[サイコフレーム]]の性質を解明し人の魂と呼べる物をサイコフレームに移植する技術によって生死を超越出来るという考えを持つ為であった。その為、「人は死を克服出来る」という考えに取り憑かれており、目的の為には犠牲を厭わない。 | ||
物語終盤、[[ゾルタン・アッカネン]]と交戦したヨナの下に、虎の子のサイコフレームを積んだベースジャバーで駆け付けるが、IIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿りリタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに「銀河の中心」へと飛び去った。 | 物語終盤、[[ゾルタン・アッカネン]]と交戦したヨナの下に、虎の子のサイコフレームを積んだベースジャバーで駆け付けるが、IIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿りリタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに「銀河の中心」へと飛び去った。 | ||
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<!-- :セリフ:説明 --> | <!-- :セリフ:説明 --> | ||
<!-- 長すぎないよう、原作の一連の会話全てを引用するなどは控えてください。 --> | <!-- 長すぎないよう、原作の一連の会話全てを引用するなどは控えてください。 --> | ||
+ | ;「ナラティブ!さっさとハイメガ砲を使いなさい!その速度でコックピットから放り出されたら死ぬのはあんたよ!ヨナ!!」 | ||
+ | :物語冒頭、第一回不死鳥狩りで。フェネクスに肉薄しながらも攻めあぐねるナラティブに。ともすれば短気にも見えるほどに決着を急ぐミシェル。あくまでもナラティブ呼びであったところを最後に思わずヨナの名前を叫んでしまう。そこまで余裕がなくなるほどフェネクスを求めていたのか、あるいは言葉通りヨナの身を気遣う本音が出てしまったのか、彼女の複雑な内面が垣間見える。 | ||
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;「あの子は…あたしの欲しいものをいつも持っていく…!」 | ;「あの子は…あたしの欲しいものをいつも持っていく…!」 | ||
:物語冒頭。第一回不死鳥狩りを失敗したヨナとの談話中に。「人類に永遠の命を約束する」フェネクスに乗るリタを指して、忌々しげに吐き捨てる。<br/>実はミシェルはヨナに好意を寄せているが、ヨナはリタに好意を持っており、それも踏まえてのセリフ。 | :物語冒頭。第一回不死鳥狩りを失敗したヨナとの談話中に。「人類に永遠の命を約束する」フェネクスに乗るリタを指して、忌々しげに吐き捨てる。<br/>実はミシェルはヨナに好意を寄せているが、ヨナはリタに好意を持っており、それも踏まえてのセリフ。 | ||
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == |
2022年2月19日 (土) 22:01時点における版
ミシェル・ルオ | |
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外国語表記 | Michel Luio |
登場作品 | 機動戦士ガンダムNT |
声優 |
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デザイン |
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プロフィール | |
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旧姓 | アベスカ |
種族 | 人間 (アースノイド) |
性別 | 女性 |
年齢 | 25歳 |
出身 | オーストラリア |
職業 | ルオ商会特別顧問 |
所属 | ルオ商会 |
概要
ヨナ・バシュタ、リタ・ベルナルらと共にジオン軍のコロニー落としを予見し「奇跡の子供」と呼ばれた一人。一年戦争後はオーガスタ研究所でヨナ、リタと同じくニュータイプ研究の為の実験体として扱われていたが、グリプス戦役の際にルオ商会との取り引きによって引き渡され、ルオ家の養子に迎え入れられた。
ルオ商会では略筮法によってルオ商会の繁栄に貢献。商会に降りかかるであろう危機を事前に言い当て、義父のルオ・ウーミンの信頼を獲得。その後は商会の特別顧問として政財界から大きな信頼を集める。
連邦軍中将マウリ・レホを占った際の見返りとして「不死鳥狩り」の情報を得て幼馴染のヨナとナラティブガンダムを伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が袖付きから接収したIIネオ・ジオングを極秘裏にジオン共和国へと提供し、フェネクス捕獲の為の布石を打った。
オーガスタ時代にエスコラ・ゲッタのルオ商会との取り引きに関する会話を偶然盗み聞きし、ヨナ、リタの三人で生き残るべく、他の二人をあえて騙す形でルオ商会に引き渡された。のちにヨナとリタを探す為に尽力したものの、結局は達成出来なかった自分の弱さを今でも悔いている。そのことをヨナに「嘘つき」と責められているが、結果だけ見れば自分自身が助かるために嘘をついたこと、事実として二人を救えなかったことを認めているため、否定も弁明もしていない。 作戦中、フェネクスに対して強い執着を見せるが、これはリタが乗っていた事と、機体に搭載されたサイコフレームの性質を解明し人の魂と呼べる物をサイコフレームに移植する技術によって生死を超越出来るという考えを持つ為であった。その為、「人は死を克服出来る」という考えに取り憑かれており、目的の為には犠牲を厭わない。
物語終盤、ゾルタン・アッカネンと交戦したヨナの下に、虎の子のサイコフレームを積んだベースジャバーで駆け付けるが、IIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿りリタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに「銀河の中心」へと飛び去った。
彼女がサイコフレームに固執するのは、表向きは不治の病に侵された義父のルオ・ウーミンを救うこと。また、養子である自身を守るためでもあった。しかし、本心では「過去さえも思うままになる」という仮説から、かつて自身が犯した過ち、すなわち「2人を騙したこと」、「ヨナを思うあまりリタに最も辛い役を押し付けたこと」への贖罪を理由に行動していた。
物語中盤では不死鳥をおびき寄せるエサとして中立コロニーを戦場にし、多くの犠牲を出すなど非人道的手段も辞さないなど冷酷非情な振る舞いを見せるが、最終的には自身の死でもって仮説を証明するつもりであり、それを以て責任を取るつもりであった。
なお、彼女の占いは統計学の応用であり、事情通としての立場で得られた情報に勘を働かせたものであり、本人曰く「計算で確率を導き出すコンピュータと変わらない」とされる。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムNT
- 初登場作品。「機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り」から「機動戦士ガンダムNT」に再構成される際に追加されたキャラクターの一人として登場。
人間関係
主要人物
- ヨナ・バシュタ
- 幼馴染。かつて彼を騙してリタを見殺しにし、自身はルオ商会に引きとられた事から「嘘つき」の誹りを受けている。子供の頃から彼に恋心を抱いており、またヨナがリタに惹かれている事に気づいている為、自身の気持ちを後回しにして彼の背中を押したり、複雑な表情を見せる一面もある。
- リタ・ベルナル
- 幼馴染。「三人で生きてオーガスタから出る」という目的の為に彼女を見捨てる形になった事を悔いており、ヨナとリタを引き合わせる事も彼女の目的の一つであった。
ルオ商会
- ルオ・ウーミン
- 義父。不死鳥狩りへの介入は永遠の命を欲した彼の意向が働いたものであるとしているが、真偽は不明。
- ステファニー・ルオ
- 義姉。政財界の間ではステファニーはミシェルの追放を企てていると噂されていたが……。
- ブリック・テクラート
- 秘書。ミシェルからは兄のように慕われている。
ティターンズ
ジオン共和国
- モナハン・ハバロ
- ジオン共和国外務大臣。裏で繋がっており、IIネオ・ジオングを極秘裏に提供した。
地球連邦軍
- マウリ・レホ
- 地球連邦軍参謀本部の中将。ミシェルの取引相手であり、彼女にシンギュラリティ・ワンに関する資料を極秘裏に提供した。
名台詞
- 「ナラティブ!さっさとハイメガ砲を使いなさい!その速度でコックピットから放り出されたら死ぬのはあんたよ!ヨナ!!」
- 物語冒頭、第一回不死鳥狩りで。フェネクスに肉薄しながらも攻めあぐねるナラティブに。ともすれば短気にも見えるほどに決着を急ぐミシェル。あくまでもナラティブ呼びであったところを最後に思わずヨナの名前を叫んでしまう。そこまで余裕がなくなるほどフェネクスを求めていたのか、あるいは言葉通りヨナの身を気遣う本音が出てしまったのか、彼女の複雑な内面が垣間見える。
- 「あの子は…あたしの欲しいものをいつも持っていく…!」
- 物語冒頭。第一回不死鳥狩りを失敗したヨナとの談話中に。「人類に永遠の命を約束する」フェネクスに乗るリタを指して、忌々しげに吐き捨てる。
実はミシェルはヨナに好意を寄せているが、ヨナはリタに好意を持っており、それも踏まえてのセリフ。
搭乗機体・関連機体
- ローズバッド
- 主にナラティブガンダムの運搬や作戦宙域への投入の際に乗船。
- 89式ベースジャバー
- 最終決戦でナラティブガンダム C装備にサイコフレームを届ける際、ブリックと共に搭乗。94式ベースジャバーをブースターとして連結している。