「ガンダム・フラウロス」の版間の差分
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砲撃モードでは腕部ガントレットを展開し下半身を前後逆にすることで獣に近い四脚姿勢を採り、機体の安定性を高めている。またこの形態は地上戦での命中率向上や砲撃時の衝撃吸収に役立てている他、攻撃の即時回避の補助にも活用される。 | 砲撃モードでは腕部ガントレットを展開し下半身を前後逆にすることで獣に近い四脚姿勢を採り、機体の安定性を高めている。またこの形態は地上戦での命中率向上や砲撃時の衝撃吸収に役立てている他、攻撃の即時回避の補助にも活用される。 | ||
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− | :ダインスレイヴ及び鉄華団のでの法律に触れない砲弾を使用する際に、より安定した砲撃を可能とする為に行う( | + | :ダインスレイヴ及び鉄華団のでの法律に触れない砲弾を使用する際に、より安定した砲撃を可能とする為に行う(因みに46話の描写で変形しなければ砲撃が出来ない訳ではないという事が分かる)。 |
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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− | :本機の主兵装で、背部に搭載された1対のレールガンユニット。ツインリアクターシステムから生み出される電力を集中する事で、従来の実弾火器を凌駕する爆発的な初速を生み出す事が出来る。<br />その威力は絶大なもので、堅固な崖の岩盤を撃ち抜いて切り崩す事も可能。<br />本機が発掘された時点で当時のものが存在しなかった為、オーバーホールの際にテイワズで復元された。<br /> | + | :本機の主兵装で、背部に搭載された1対のレールガンユニット。ツインリアクターシステムから生み出される電力を集中する事で、従来の実弾火器を凌駕する爆発的な初速を生み出す事が出来る。<br />その威力は絶大なもので、堅固な崖の岩盤を撃ち抜いて切り崩す事も可能。<br />本機が発掘された時点で当時のものが存在しなかった為、オーバーホールの際にテイワズで復元された。<br />厄災戦当時はレアアロイ製の弾体を射出して遠距離からナノラミネートアーマーごと標的を撃ち抜く機構「ダインスレイヴ」を有していたが、これは厄災戦後に使用禁止となっている。このため鉄華団では条約に辛うじて抵触しない弾体を使用しているが、アリアンロッド艦隊との戦闘時にはヤマギが事前にテイワズに発注していたレアアロイ製の大型銛状弾体を装填し「ダインスレイブ」として使っている。なお、「ギャラクシーキャノン」なる名称はシノが勝手に命名したものであり、今の所は彼自身にしか浸透していない。 |
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:レールガンを換装して装備される短砲身のキャノン砲。長大なレールキャノンに比べて取り回しに優れており、移動しながらの砲撃や乱戦で威力を発揮する。 | :レールガンを換装して装備される短砲身のキャノン砲。長大なレールキャノンに比べて取り回しに優れており、移動しながらの砲撃や乱戦で威力を発揮する。 |
2018年12月2日 (日) 16:23時点における版
ASW-G-64 ガンダム・フラウロス (Gundam Flauros)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期)
- デザイナー:海老川兼武
- 分類:モビルスーツ
- 装甲:ナノラミネートアーマー
- 全高:17.8m
- 本体重量:22.9t
- 主動力:エイハブ・リアクター×2(ツインリアクターシステム)
- 開発組織:ギャラルホルンの前身組織
- 所属:鉄華団
- パイロット:ノルバ・シノ (ハシュマル戦の際、フラウロスの調整時間が足りなかった為サポートオペレーターとしてヤマギ・ギルマトンが同乗している。)
かつての厄災戦時に開発された72機のガンダム・フレーム機の1つ。
バルバトスやグレイズをはじめとした他のモビルスーツがナノラミネートアーマーの防御を突き破る目的で近接白兵・格闘武装を装備しているのがスタンダードであるのに対し、本機は重装砲撃によってナノラミネートアーマーを破壊するという異色の機体となっている。このため背部にはレールガン2基とマシンガン2基が搭載されており、またガンダム・フレームもこれに対応するための機構として砲撃モードへの変形が取り入れられている。
砲撃モードでは腕部ガントレットを展開し下半身を前後逆にすることで獣に近い四脚姿勢を採り、機体の安定性を高めている。またこの形態は地上戦での命中率向上や砲撃時の衝撃吸収に役立てている他、攻撃の即時回避の補助にも活用される。
名前の由来であるフラウロスとは、バルバトスやグシオンと同じくソロモン72柱に属する悪魔で、人間の姿と豹の姿をしたものと言われている(背部ユニット先端に描かれたノーズアートも相俟って、奇しくも変形後の姿は四足歩行の肉食獣を思わせるものとなっている)。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期)
- 夜明けの地平線団を撃破した鉄華団が、新たに入手したハーフメタル採掘所から本機を発掘。当初はエイハブ・リアクターがスリープ状態に陥っていた為、鉄華団の技術では起動する事が出来なかったが、テイワズの技術部門によってリアクターの再起動と機体のオーバーホールが行われる。
その後はかねてよりガンダム・フレームに乗りたがっていたノルバ・シノの元に預けられ、彼の新たな愛機となった。
なお、発掘時は白を基調としたカラーリングでまとめられていたが、改修に際してシノの強い要望から彼のパーソナルカラーであるピンクにリペイントされ、同時に流星号の名も受け継がれた(本機で4代目)。
後に300年の時を経て再び動き出したハシュマルを止めるため、シノがヤマギと共に搭乗。クリュセに向かうハシュマルと随伴する無数のプルーマを遠距離から砲撃して仲間達を支援している。アリアンロッド艦隊との全面対決の際にダインスレイブ隊からの攻撃からライドの雷電号を庇い片腕を失う。シノがアリアンロッドに一泡吹かせる為にヤマギが事前に用意していたレアアロイで作られた銛状の大型弾体を装填し「ダインスレイブ」としてホタルビを使った特攻からの砲撃でラスタルを直接狙うも、直前にジュリエッタにより砲身をずらされた事で失敗に終わる。その後、単機でアリアンロッド艦隊に突撃するも集中砲火を浴びて撃墜された。
装備・機能
特殊機能
- ナノラミネートアーマー
- 動力源であるエイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。詳細はリンク先参照。
ちなみにフラウロスは上述のカラーリングもあって、鉄華団の関係者であれば誰の乗機であるか一目瞭然とのこと。 - 阿頼耶識システム
- ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機デバイスシステム。詳細はリンク先参照。
- 変形
- ダインスレイヴ及び鉄華団のでの法律に触れない砲弾を使用する際に、より安定した砲撃を可能とする為に行う(因みに46話の描写で変形しなければ砲撃が出来ない訳ではないという事が分かる)。
武装・必殺攻撃
- レールガン(ギャラクシーキャノン、スーパーギャラクシーキャノン)
- 本機の主兵装で、背部に搭載された1対のレールガンユニット。ツインリアクターシステムから生み出される電力を集中する事で、従来の実弾火器を凌駕する爆発的な初速を生み出す事が出来る。
その威力は絶大なもので、堅固な崖の岩盤を撃ち抜いて切り崩す事も可能。
本機が発掘された時点で当時のものが存在しなかった為、オーバーホールの際にテイワズで復元された。
厄災戦当時はレアアロイ製の弾体を射出して遠距離からナノラミネートアーマーごと標的を撃ち抜く機構「ダインスレイヴ」を有していたが、これは厄災戦後に使用禁止となっている。このため鉄華団では条約に辛うじて抵触しない弾体を使用しているが、アリアンロッド艦隊との戦闘時にはヤマギが事前にテイワズに発注していたレアアロイ製の大型銛状弾体を装填し「ダインスレイブ」として使っている。なお、「ギャラクシーキャノン」なる名称はシノが勝手に命名したものであり、今の所は彼自身にしか浸透していない。 - マシンガン
- 砲撃ユニットの下部にアームを介して接続されている、2門の120mm口径機関砲。本来はレールガンと同じく背部ユニットに搭載されているが、切り離すことも可能で、手持ち射撃武器として使用する為のグリップも備わっている。厄祭戦当時は装備されておらず、おそらくテイワズか乗り手のシノのオーダーで追加された装備。
- ショートバレルキャノン
- レールガンを換装して装備される短砲身のキャノン砲。長大なレールキャノンに比べて取り回しに優れており、移動しながらの砲撃や乱戦で威力を発揮する。
- アサルトナイフ
- ピック状の先端部を持つナイフ。他の機体の武器と比較して、小型で扱いやすい近接白兵武装である。
対決・名場面
関連機体
- ガンダム・バエル、ガンダム・バルバトス、ガンダム・グシオン、ガンダム・キマリス、ガンダム・アスタロト、ガンダム・グレモリー、ガンダム・ウヴァル、ガンダム・ダンタリオン
- ガンダム・フレームを採用している機体。フラウロスと同じく厄災戦時に開発された機体で、悪魔の名を冠している。
- ガンダム・バルバトスルプス、ガンダム・グシオンリベイクフルシティ
- 同じガンダム・フレームを採用している鉄華団の僚機。
- イサリビ、ホタルビ
- 鉄華団の有する強襲装甲艦と輸送艦。本機の母艦でもある。
- グレイズ改弐、獅電改
- これまでシノが登場してきた歴代の『流星号』。