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== 概要 ==
 
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[[一年戦争]]時に[[ジオン軍|ジオン公国軍]]が開発した[[モビルスーツ]]である[[ガルバルディα|ガルバルディαB型]]の改修機。
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原型機のガルバルディαと同じく[[ゲルググ]]と[[ギャン]]の設計思想を受け継いでおり、宇宙世紀0085年に全天周囲モニター、リニアシートの導入などの改修を施し、戦力として運用した。
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原型機のガルバルディαと同じく[[ゲルググ]]と[[ギャン]]の設計思想を受け継いでおり、[[宇宙世紀]]0085年に[[全天周囲モニター]]や[[リニアシート]]の導入、機動力向上のための外装の軽量化などの改修を施し、戦力として運用された。主に月面の[[グラナダ]]基地や[[ルナツー]]等に配備されている。なお、腹部にリニアシートのポッドを収容するスペースが無かったため、コックピットは左胸に移設されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
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:主なパイロットは[[ライラ・ミラ・ライラ]][[ジェリド・メサ]]<br />[[ルナツー]]などに配備され、ライラ・ミラ・ライラが搭乗したが、サイド1・30バンチでの戦闘で[[カミーユ・ビダン]]の[[ガンダムMk-II]]によって撃墜された。月面での戦闘では、ライラの仇討ちに燃えるジェリドが搭乗。ガンダムMk-IIをあと一歩のところまで追い詰めた。
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:第3話で初登場。[[ライラ・ミラ・ライラ]]率いるガルバルティ隊が[[アーガマ]]を襲撃している。<br />[[ルナツー]]などに配備され、ライラが搭乗したが、サイド1・30バンチでの戦闘で[[カミーユ・ビダン]]の[[ガンダムMk-II]]によって撃墜された。月面での戦闘では、ライラの仇討ちに燃えるジェリドが搭乗。ガンダムMk-IIをあと一歩のところまで追い詰めた。<br/>なお、劇場版では30バンチでの戦闘がカットされたため、ライラ機は地球降下時の戦闘でカミーユによって撃墜されている。同様に月面での戦闘もカットされたため、ジェリドも本機に搭乗していない。
;[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
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;[[ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに]]
:30バンチでの戦闘がカットされたため、地球降下前にカミーユによって撃墜されている。
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:ティターンズ所属機としてダークパープル色の機体が登場する。
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== 装備・機能 ==
 
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;信号弾
 
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:頭部のトサカ部分に計10発内蔵。
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;バリュートパック
 
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:大気圏突入用のバリュート。劇場版で装備。
 
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:ゲルググの装備品を参考に開発されたビーム・ライフル。センサーなどは新型に換装されている。
 
:ゲルググの装備品を参考に開発されたビーム・ライフル。センサーなどは新型に換装されている。
 
;ビーム・サーベル
 
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:バックパックに格納されているという説と肩に格納されているという説がある。
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:近接格闘戦用のビーム兵器。サーベルラックの位置は初出の『Ζ』ではバックパック上面 (形状が「◎」の部分に格納されている)だったが、劇場版『Ζ』では肩上部の装甲内<ref>TV版『Ζ』の場合、本来はスラスターユニットの部分である</ref>に変更された (抜刀時に肩の装甲が開放<ref>TV版『Ζ』ではガンダムMk-IIのバルカンが被弾し、スラスターユニットのカバーが脱落したシーンだが、劇場版では前述の通りに変更されている</ref>、内部のサーベルを取り出す)。
 
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:本機の防御兵装。伸縮可能。
 
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::シールドに2発内蔵。先端にカメラを内蔵している。
 
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:宇宙用のB型が原型機とされている。
 
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*本機の原型デザインは後に[[百式]]や[[ネモ]]に発展しており、これ以外にも永野護氏の『ファイブスター物語』に登場するヘビーメタルのデザインへも発展している。
  
 
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2019年11月2日 (土) 23:28時点における版

ガルバルディβ
外国語表記 Galbaldy-β
登場作品 機動戦士Ζガンダム
デザイナー 永野護
テンプレートを表示
スペック
分類 局地戦用量産型モビルスーツ
型式番号 RMS-117
頭頂高 19.0m
本体重量 36.3t
全備重量 56.9t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,507kW
スラスター総推力 63,200kg
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
センサー有効半径 9,200m
開発組織 地球連邦軍
開発拠点 ルナツー
所属 地球連邦軍
ティターンズ
母艦 ボスニア
ドゴス・ギア
主なパイロット ライラ・ミラ・ライラ
ジェリド・メサ
地球連邦軍兵
ティターンズ兵、他
テンプレートを表示

概要

ジオン公国軍が開発したモビルスーツであるガルバルディαB型の改修機。一年戦争時に地球連邦軍が接収機の近代化改修による軍備再編をする上で開発した。

原型機のガルバルディαと同じくゲルググギャンの設計思想を受け継いでおり、宇宙世紀0085年に全天周囲モニターリニアシートの導入、機動力向上のための外装の軽量化などの改修を施し、戦力として運用された。主に月面のグラナダ基地やルナツー等に配備されている。なお、腹部にリニアシートのポッドを収容するスペースが無かったため、コックピットは左胸に移設されている。

登場作品と操縦者

機動戦士Ζガンダム
第3話で初登場。ライラ・ミラ・ライラ率いるガルバルティ隊がアーガマを襲撃している。
ルナツーなどに配備され、ライラが搭乗したが、サイド1・30バンチでの戦闘でカミーユ・ビダンガンダムMk-IIによって撃墜された。月面での戦闘では、ライラの仇討ちに燃えるジェリドが搭乗。ガンダムMk-IIをあと一歩のところまで追い詰めた。
なお、劇場版では30バンチでの戦闘がカットされたため、ライラ機は地球降下時の戦闘でカミーユによって撃墜されている。同様に月面での戦闘もカットされたため、ジェリドも本機に搭乗していない。
ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
ティターンズ所属機としてダークパープル色の機体が登場する。
ガンダムビルドダイバーズ
第6話にコウイチのGPD時代の愛機として登場している。

装備・機能

特殊機能

信号弾
頭部のトサカ部分に2種5発ずつ計10発内蔵。射出時にトサカ中央の装甲がスライドする。
バリュートパック
大気圏突入用のバリュート。劇場版で装備。

武装・必殺攻撃

ビーム・ライフル
ゲルググの装備品を参考に開発されたビーム・ライフル。センサーなどは新型に換装されている。
ビーム・サーベル
近接格闘戦用のビーム兵器。サーベルラックの位置は初出の『Ζ』ではバックパック上面 (形状が「◎」の部分に格納されている)だったが、劇場版『Ζ』では肩上部の装甲内[1]に変更された (抜刀時に肩の装甲が開放[2]、内部のサーベルを取り出す)。
シールド
本機の防御兵装。伸縮可能。
ミサイル
シールドに2発内蔵。先端にカメラを内蔵している。
シールド (RX・M-Sh-VT/S-00018)
ガンダムMk-IIと同型の伸縮式シールド。漫画版『Ζ』に登場した機体が装備。

対決・名場面

関連機体

ガルバルディβ高機動型
新型ブースター・ポッド装着形態。ブースター・ポッドに火器の懸架が可能。
ガルバルディα
宇宙用のB型が原型機とされている。
ガルバルディαB型
原型機。
ガズアルガズエル
ネオ・ジオンのロイヤル・ガードが運用する機体。本機もしくは上記のB型がベースとされる。
ガズアル・グラウガズエル・グラウ
上記機体の改修機。
ガルバルディリベイク
ガンダムビルドダイバーズに登場する、本機をベースにして作成されたガンプラ。ガンダム・グシオンリベイクフルシティをモチーフとしている。

余談

  • 本機の原型デザインは後に百式ネモに発展しており、これ以外にも永野護氏の『ファイブスター物語』に登場するヘビーメタルのデザインへも発展している。

商品情報

ガンプラ

フィギュア

リンク

脚注

  1. TV版『Ζ』の場合、本来はスラスターユニットの部分である
  2. TV版『Ζ』ではガンダムMk-IIのバルカンが被弾し、スラスターユニットのカバーが脱落したシーンだが、劇場版では前述の通りに変更されている