「G-セルフ」の版間の差分

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:G-セルフの決定稿公開以前にダミー稿として用意された画稿。デザインは本機と同様に安田朗氏が担当している。
 
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:別作品のMSだが、バックパックの換装システムや色が変わる装甲、コア・ファイターの採用など共通点がかなり多い。
 
:別作品のMSだが、バックパックの換装システムや色が変わる装甲、コア・ファイターの採用など共通点がかなり多い。

2022年2月28日 (月) 20:49時点における最新版

G-セルフ
外国語表記 G-Self
登場作品 ガンダム Gのレコンギスタ
デザイナー 安田朗
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スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 G系統
型式番号 YG-111
全高 18.0m
本体重量 31.1t
主動力 フォトン・バッテリー
装甲材質 インビジブル・チタニウム
開発組織 トワサンガ
レイハントン領
所属 ドレッド軍海賊部隊
母艦 メガファウナ
主なパイロット ベルリ・ゼナム
アイーダ・スルガン
ラライヤ・マンディ
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概要[編集 | ソースを編集]

ドレット軍の試作型モビルスーツ。「G系統」と呼ばれる、名称に「G」を冠している複数の機体の内の一機であり、トワサンガレイハントン領にてロルッカ・ビスケスミラジ・バルバロスらが開発した機体である。レイハントン家に遺されていた「ヘルメスの薔薇の設計図」を基にしており、独力で造り上げた訳ではないので、その全貌は彼らにも把握しきれていない。

その外見は宇宙世紀時代に活躍した伝説のMSガンダム」に酷似している。カラーリングも青と白を基調としたトリコロールである。その一方で頭部アンテナが両側面から前方に向かって伸び、ツインアイが大型化している等といった違いも見受けられる。

コクピットブロックは緊急時のパイロット保護を目的としてコア・ファイター換装システムが採用されており、MS本体からの分離・変形が可能(R.C.ではかなり珍しい機構とされる)。コクピットには生体認証機能(後述)が存在する他、シートはトイレにもなる(通信相手や同乗者がいる事も考慮してか歌が流れる。ちなみにトイレ機能に関してはR.C.のMSでは標準的に搭載されている機能である)。

背部にはハードポイントが設置され、用意された複数のバックパックを戦局に応じて換装する事で高い万能性を確保している。このハードポイントは国際規格に準じていて、アメリア軍キャピタル・アーミィが製造したバックパックも問題なく使用できる。なお、装備したバックパックによっては機体カラーが変化する事がある(本来は無色透明)。
他のMSと同様にフォトン・バッテリーを動力源としているが、本機に採用されている物は他よりも大型で圧縮率も高く、尚且つ搭載数も多い。全身の装甲はインビジブル・チタニウムと呼ばれる素材で出来たディスプレイを何重にも積層させるフォトン装甲であり、宇宙世紀時代のガンダリウム合金よりも軽量で剛性がある。同時にこれ自身がフォトン・バッテリーとしても機能し、これらから供給される豊富なエネルギーによって本機は稼働している。また、このエネルギーと各部に設置された強力なスラスターによって非常に高い機動力を実現している。他にも各所にはフォトンフレームが使用され、フォトンエネルギーの余剰出力を放出する事で発光するようになっている。バックパック無しで重力下での長時間飛行は不可能だが、45秒間ならばなんとか可能。

機体を動かす為には、「レイハントン・コード」を承認される必要がある。これは本機がドレット軍で先行偵察機として採用された際に密かに組み込まれた生体認証システムで、搭乗した者のDNAや指紋、虹彩等をチェックしてレイハントン家の人間かどうかを判別する。その為、起動できるのはベルリ、アイーダ、ラライヤの3人のみ(ラライヤはレイハントン家とは無関係だが、G-セルフの正式パイロットなので例外的に起動可能)。承認された者には「Gメタル」が与えられる。これは記憶媒体や「ヘルメスの薔薇の設計図」に関係しているシステムを稼働させる為のキーとしても機能する。

名称は「Gそのもの」という意味で、アイーダによって命名された。その由来は、本機がG系統の機体の中でも構造的にその設計思想の根幹を為していると考えられた為とされる。なおドレット軍では特に機体コードは設定されておらず、型式番号かその先頭2文字をとった「YG」と呼ばれている。発売されているガンプラでは商標対策の為か「ガンダム G-セルフ」と表記されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ガンダム Gのレコンギスタ
初登場作品。主役機を務め、主人公ベルリ・ゼナムの他にもアイーダ・スルガンラライヤ・マンディが搭乗した事もある。
初登場は第1話で、ラライヤが機体から放り出された際に大気圏バックパックが分離し、この姿になっている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

余剰エネルギー放出
機体から放出された余剰のフォトンエネルギーをバリアとして使用したり、自機の姿を投影して目くらましとする。
分離
コア・ファイターに分離可能。
換装
バックパックを装着する。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部とトワサンガ製シールドに各2門ずつ内蔵されている。口径は不明。
デザイナーの安田氏によると、頭部の方は速射式のレールガンらしい。
ビーム・ライフル(トワサンガ製)
本機の主兵装であり、基本装備。宇宙世紀の物と同様、メガ粒子を弾丸として発射する。威力はかなり高い。
ビーム・ライフル(アメリア製)
こちらはアメリア軍が製造した物。量産品で、汎用型として設計されている。
トワサンガ製の物と比較して威力は劣っているが、構成するパーツの数が少ないので整備性が高い。
ビーム・サーベル
襟元に2本マウントしている接近戦用の武器。こちらも宇宙世紀時代と同じくメガ粒子を磁場で剣状に収束している。
刀身は細身だが伸縮が可能で、切断力はかなり高い。マニピュレーターに持たせたままで高速回転させればビーム・シールドとしても機能する。
シールド(トワサンガ製)
実体式の防御用装備。非常に高い技術力で製造されており、頑強な上に表面からフォトンエネルギーを放出する事でビーム・シールドのように使用する事も可能(多少破損した状態でも問題ない)。
バルカン砲を内蔵している他、限定的ながらリフレクター機能も備える。
シールド(アメリア製)
こちらはアメリア軍が製造した簡易型。耐久性はかなり高い。
格闘
素手での格闘戦を行う。
ウーシァとの戦闘では相手を殴り飛ばした後、その進路上に回り込んで蹴り飛ばすという芸当を披露してみせた。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

各種パック装備[編集 | ソースを編集]

G-セルフ (大気圏内用パック装備型)
大気圏内用のバックパックを装備したG-セルフ。単独飛行が可能。
G-セルフ (宇宙用パック装備型)
アメリア軍が開発した宇宙用のバックパックを装備したG-セルフ。
G-セルフ (リフレクターパック装備型)
対ビーム攻撃用のバックパックを装備したG-セルフ。
G-セルフ (トリッキーパック装備型)
撹乱攻撃用のバックパックを装備したG-セルフ。
G-セルフ (高トルクパック装備型)
キャピタル・アーミィ製のバックパックを装備したG-セルフ。
G-セルフ (アサルトパック装備型)
長距離戦用のバックパックを装備したG-セルフ。
G-セルフ (パーフェクトパック装備型)
ビーナス・グロゥブで開発されたバックパックを装備したG-セルフ。これまでの6種類のバックパック全ての機能を持つ。

開発関連の機体 [編集 | ソースを編集]

G-アルケインG-ルシファージャイオーンジャスティマジロットカバカーリーG-フェネクス
同じG系統に属する機体。一部機体は本機と同じくバックパック換装機能を有している。

その他 [編集 | ソースを編集]

スカイガンダム
G-セルフの決定稿公開以前にダミー稿として用意された画稿。デザインは本機と同様に安田朗氏が担当している。
CodeSora
ガンダムブレイカーモバイル』に登場するガンプラ。上記機体がベースまたはモチーフとなっている。
インパルスガンダム
別作品のMSだが、バックパックの換装システムや色が変わる装甲、コア・ファイターの採用など共通点がかなり多い。
G-エルス
ガンダムビルドダイバーズ ブレイク』に登場する、本機のキットがベースの改造ガンプラ。可動域を利用し、複合武装で攻撃力を高めている。
CodeΦ
ガンダムブレイカーモバイル』に登場する、本機のキットがベースの改造ガンプラ。


商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]