ハイザック・カスタム

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ハイザック・カスタム
外国語表記 Hi-Zack Custom
登場作品
デザイン 藤田一己
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スペック
通称 隠れハイザック
分類 狙撃用量産型モビルスーツ
型式番号 RMS-106CS
頭頂高 18.0m
全高 20.6m
本体重量 35.6t
全備重量 60.7t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,480kW
スラスター総推力 74,000kg
装甲材質
センサー有効半径 8,900m
開発組織
所属
  • ティターンズ
  • 地球連邦軍
  • ジオン共和国軍
  • 主なパイロット
  • ソラマ
  • カラ
  • ギリガン・ユースタス
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    概要

    ハイザックの狙撃仕様。ハイザックの欠点であった不安定なジェネレーター出力の問題を解消するべくジェネレーターの強化が成されており、原型機では不可能だった複数のビーム兵器の同時使用が可能となっている。センサー類の高精度化に加え、狙撃用のビーム・ランチャーを主兵装としており、狙撃機として高い性能を有している。また、推力向上型バックパックへの換装やその他機体各所の強化や形状変更が成されており、高機動型としての側面を持つ機体に仕上がっている。この狙撃仕様と高機動仕様という2つの性能傾向の相乗効果によって本機は単独もしくは少数でのスナイパー任務に適した高度な性能を獲得するに至っている。

    なお、機体の一部形状がハイザック先行量産型と共通しているが、これはハイザックの生産が本格化した際、生産性向上のために量産型でオミットされた部分を性能向上のために差し戻したのが理由となっている。中にはハイザックからのカスタム化以外にも先行量産型から直接カスタム化した例も存在している。

    登場作品と操縦者

    機動戦士Ζガンダム
    初登場作品。第39話にソラマ機とカラ機の2機が登場。作中では「隠れハイザック」のあだ名で呼称されている。サイド2 13バンチに潜伏し、狙撃でエゥーゴのMSを9機撃墜している。しかし、記念すべき10機目になるはずの機体が運悪く百式であり、カラマ機が撃墜され、残るソラマ機も戦闘不能に追い込まれた直後、百式を撃墜しようと潜伏していたガザCの攻撃が命中し撃墜された。
    機動戦士ΖガンダムIII A New Translation 星の鼓動は愛
    劇場版では上記のTV版エピソードがカットされているが、代わりにゼダンの門の1シーンでマラサイと共に一瞬登場する。
    機動戦士ガンダムUC (原作小説版)
    第8巻に共和国軍所属のギリガン機が登場。ジオンカラーへの塗装が禁止されているため、機体カラーは出荷当時の白無垢となっている[1]他、ブレードアンテナを装備しているのが特徴。L1ジャンクションにて袖付きと協力してネェル・アーガマを拿捕するものの、クルーによって奪還されたため艦内から脱出、しかし艦長のホーギーと通信している最中にネェル・アーガマのハイパーメガ粒子砲を受け、諸共消滅した。
    獅子の帰還
    ジオン共和国沿岸警備隊の所属機として登場。共和国領域に侵犯したリディ・マーセナスリゼルを僚機のシュツルム・ディアスと共に迎撃するが、機体性能とパイロットの練度差が影響しすぐに無力化された。
    機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ
    通常カラー以外にもゲームオリジナルのカラーリングとして、青紫に塗装された地球連邦軍仕様が実装されている。
    A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
    Vol.44にて機体解説の他、ティターンズカラーに塗装された設定画が掲載されている。

    装備・機能

    武装・必殺攻撃

    狙撃用ビーム・ランチャー
    高出力の遠距離狙撃用ビーム・ランチャー。
    ビーム・サーベル
    近接戦闘用の斬撃武器。出力が高められているためビーム・ランチャーとの同時装備が可能。

    対決・名場面

    関連機体

    ハイザック
    原型機。『Ζ』第39話には本機と同色の機体が登場している。
    ハイザック先行量産型
    原型機の1つ。一部機体形状が共通している。
    ホビー・ハイザック
    民間用に軍から払い下げられたハイザックだが、機体の各所に本機とパーツ形状の共通する部分が見られる。『A.O.Ζ Re-Boot』においては本機と同様、先行量産型ベースの機体として設定されている。
    ジム・スナイパーIII
    試作ビーム・ランチャーとトランスパックが後に本機の装備として制式採用されている。
    サンドージュ
    本機のビーム・ランチャーを使用している。

    商品情報

    資料リンク 

    リンク

    脚注

    1. ただし設定画ではグレー中心の機体カラーとなっている