キリマンジャロ基地
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キリマンジャロ基地 (Kilimanjaro Base)
中央アフリカ頭部に位置するアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ、その山頂付近に置かれているティターンズの軍事基地。
元々は地球連邦軍の一拠点だったものの、周囲に人口が少ない事からティターンズの拠点として選ばれた。核爆発によるジャブロー壊滅後、ここが連邦軍・ティターンズの実質的な最大拠点となっている。
宇宙世紀0087年11月2日にはアーガマの支援を得たカラバによる攻略戦が開始され、両陣営による大規模な攻防戦が展開された。攻防戦1日目はサイコガンダムの投入によりティターンズ側が防衛に成功するものの、翌3日にはカラバの総攻撃が激化し、基地からジャミトフが脱出。直後にカラバの突撃部隊が基地内部に設置した爆弾により基地は壊滅した。これによりティターンズは地上における最大拠点を失い、ミリタリーバランスはエゥーゴ側へ大きく傾いた。
登場作品
- 機動戦士Ζガンダム
- 初登場作品。第35話~第36話にて登場し、カラバとティターンズの激しい攻防戦が繰り広げられた他、カミーユとフォウの悲劇的な別れも描かれた。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- ネオ・ジオンによって制圧され、ダカールから撤退したハマーン・カーンとミネバ・ラオ・ザビが宇宙へ帰還する際に基地のシャトルを使用した。
- 機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
関連人物
ティターンズ
- ジャミトフ・ハイマン
- ティターンズの最高司令官。戦況の悪化に伴い、基地を脱出した。
- フォウ・ムラサメ
- ムラサメ研究所の強化人間。サイコガンダムのパイロットとして再び訓練をさせられていたところ、基地に潜入してきたカミーユと再会を果たす。しかし、それが最大の悲劇の幕開けとなった。
- ナミカー・コーネル
- ムラサメ研究所の主任インストラクター。フォウの不調を訴えてきたカミーユに対し、対ニュータイプの戦力としての強化人間の必要性を説こうとした。
- ジェリド・メサ
- ティターンズのパイロット。療養のため宇宙からキリマンジャロ基地を訪れていたが、偶然にも基地に潜入していた宿敵カミーユと出くわす事になる。
- アイリス・アリスン
- ザクキャノンのパイロット。ヨーンとの交戦中に乗機がサイコガンダムの無差別攻撃を受けて戦闘不能になり、カラバに救出される。
エゥーゴ・カラバ
- カミーユ・ビダン / クワトロ・バジーナ
- アーガマ隊のパイロット。軌道上での交戦中にアクシデントから基地上空へと降下。そのままカラバの作戦に参加する。
- ヨーン・ユルヤナ
- カラバに所属するワグテイルIIexのパイロット。アイリスと交戦中に同じく乗機が損傷し戦闘不能になる。
各施設
- 対空ビーム砲
- 基地の要所要所に多数敷設されている2連装のメガ粒子砲。これ以外にも様々な形状の砲台がいくつか見られる。
- ジャミトフの部屋
- ジャミトフが滞在していた部屋。天井にはシャンデリアが掛かっており、壁には複数のモニターが設けられている。
- フォウの部屋
- フォウが使用している個室。一時的にカミーユの事を思い出したフォウがカミーユを招いた。
- ニュータイプ研究室
- 強化人間の訓練や調整などが行われている研究室。ドアの1つはサイコガンダム発進ドックに繋がる通路と繋がっている。
- 研究室
- ナミカー達研究員が使用している研究室。フォウ用に苦痛を抑える薬が置いてある。
- サイコガンダム発進ドック
- サイコガンダムの発進に用いられる大型ドック。発進時には岩肌に偽装された巨大なハッチが開く。
- 排水路
- 基地の内部から外部へと排水を行う排水路。カミーユ達が基地に潜入する際、外から潜って内部へと侵入した他、カミーユが単身潜入した際には地上の出口から脱出した。
- シャトル発射口
- 基地内部から直接シャトルの打ち上げを行う発射口。ジャミトフがここからシャトルで脱出した。
- シャトル発射施設
- 麓にあるシャトルの滑走路と打ち上げ用のレール。レール付近で1日目に撤退したカラバのメンバーが野営をしている。
防衛戦力
関連項目
- キリマンジャロ攻防戦
- 宇宙世紀0087年11月2日から3日にかけて行われたカラバとティターンズの攻防戦。
リンク
脚注
- ↑ 『Ζ』第35話でサイコガンダムが出撃する直前のシーン、ハイザックと並んでビームを発射している戦車あるいは砲台と思われる物