量産型クァバーゼ
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量産型クァバーゼ | |
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外国語表記 | Quavarze Mass Product Type |
登場作品 | |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
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分類 | 量産型モビルスーツ |
型式番号 |
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主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 木星帝国 |
所属 | 木星帝国 |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
木星帝国軍の地球侵攻作戦時にエースパイロット用に少数生産されたクァバーゼの量産機。もともと、指揮官用の高性能機として開発されていた経緯があるので、こちらがクァバーゼの本来の姿なのだが、先に死の旋風隊のクァバーゼが正式採用された為、型式番号上はこちらがカスタム扱いになる。主にカラス率いるニュータイプ部隊によって運用された。
スネークハンドの装備も片側だけになっているが、これが本来の仕様であり、これはむしろ鞭というよりは「非常時に投擲可能なビーム・シールド」であり、鞭節もクァバーゼよりやや短くなっている。中・遠距離の敵に対しては頭部メガ粒子砲が有効な為、携帯武器は近距離用のビーム・ガンを装備。
外見上の特徴として、カラーリングは黒を基調とした物に変更され、テールスタビライザーが追加されている点が挙げられる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 第5巻第3話にて初登場。その後、第6巻第3話~第4話でカラスが指揮するニュータイプ部隊の主力機として登場した。ノーティラスと共にクロスボーン・ガンダムX3と交戦するも、全機が撃墜される。内1機が最後の悪足掻きとしてX3を狙い撃とうとしたものの「敗者が勝者の行く手を阻んではいけない」を美学とするカラスによりその場で処刑された。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 第8話から登場。イカロス破壊を目論む木星軍への対抗手段としてハリソンが連邦軍の鹵獲機を「作業用」という名目でトビア達の下へ輸送し、クァバーゼの搭乗経験があるギリが搭乗した。渓谷でクロスボーン・ガンダムX1パッチワークやハリソン専用ガンダムF91と共にインプルース・コルニグスを迎え撃つものの、俊敏な動きと激しい攻撃の前に大苦戦。F91と共に激しく損傷したため途中からX1とコルニグスの一騎討ちになるが、最後はF91と同時にコルニグスへ止めの一撃を撃ち込んだ。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム メカニック設定集
- 上記概要の通り、機体の詳細設定が設定され、正式に公開された。型式番号も「EMS-VSX1-C」と正式に決定した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- メガ粒子砲
- 頭部に1門内蔵されているビーム砲。クァバーゼ本来の高機動での砲撃戦を想定した武装。
- ビーム・ガン
- 近距離戦を想定した短銃身型の射撃兵装。頭部メガ粒子砲では対処出来ない近距離レンジに対応する為の装備。
- ビーム・ライフル(ジェムズガン用)
- 『鋼鉄の7人』に登場した鹵獲機が装備。
- スネークハンド
- 先端にビーム・ソーを備えた格闘武装。クァバーゼが両腕にこれを装備していたのに対して、量産型では左腕のみに装備されている。先端のビーム・ソーは射出することも可能。本来は緊急時に投擲可能なビーム・シールドとして開発されていた装備であり、左腕に一基装備するのが本来想定していた仕様である。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- クァバーゼ
- 原型機。
- ビギナ・ギナII (木星決戦仕様)
- 「鋼鉄の7人」実行にあたってビギナ・ギナIIを改修した機体。左腕にスネークハンドが追加されており、地球連邦軍が捕獲した本機の物を流用したと思われる。