シャリア・ブル

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シャリア・ブル
外国語表記 Challia Bull
登場作品 機動戦士ガンダム
声優
  • 木原正二郎 (1st)
  • 小山力也 (EVOLVE)
  • 筈見純 (ギレンの野望、Gジェネ)
  • 広川太一郎 (GジェネF以降)
  • 高橋広樹 (UCE)
  • 川田紳司 (GQuuuuuuX)
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プロフィール
種族 人間 (スペースノイド)
性別
年齢
  • 28歳 (小説版1st)
  • 34歳 (GQuuuuuuX)
没年月日 宇宙世紀0079年12月下旬
職業
所属組織 木星エネルギー船団 ⇒ ジオン公国軍突撃機動軍
所属部隊 第300戦隊
役職 木星エネルギー船団隊長
階級
  • 大尉
  • 中佐 (GQuuuuuuX)
主な搭乗機 ブラウ・ブロ
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国の擁する木星エネルギー船団の隊長であり、木星帰りのニュータイプ

フラナガン機関でニュータイプとしての素養を見いだされ、ギレン・ザビ直々の命令を受け、キシリア配下のニュータイプ部隊に配属される。ギレンはキシリアの動向を探る目的で彼を送り込んでいたが、自身はキシリアとギレンの板挟みとなっている事に苦悩していた。

その後、キシリアからブラウ・ブロを与えられホワイトベース隊と交戦。オールレンジ攻撃によってガンタンクガンキャノンを追い込んだが、ニュータイプとして覚醒しつつあったアムロ・レイの乗るガンダムによる攻撃を受け戦死した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初登場作品。第39話でブラウ・ブロに搭乗し、アムロ達の前に立ちはだかるが、ニュータイプとして覚醒しつつあった彼の前に敗北。なお、劇場版では登場シーンはカットされている為、登場しない。また、1話限りのゲストキャラクターではあるが、放送期間の短縮がなければ登場エピソードは3話に渡る予定であったとされている。
機動戦士ガンダム (小説版)
PART 12から登場。年齢が28歳と設定され、それにしては老けて見えるとシャアから評されている。ギレンによってニュータイプ部隊に送り込まれる流れはTV版と同じだが、程なくしてシャアの腹心となり、ララァに代わって彼の右腕的存在として活躍した。シャアと共に敵であるアムロに対し、ザビ家打倒を目指す自分達の真意を理解してくれる相手と見込んでおり、ア・バオア・クー戦においてソーラ・レイの射線上からの退避と説得を試みるも、自身を動揺させるための策略だと判断したアムロに逆上されてしまい、コクピットを撃ち抜かれて戦死した。しかし、ララァとクスコに続いて同調しようとしてきたニュータイプを殺してしまった事でようやくアムロは自戒し、シャアと共闘する道を選ぶ事になる。しかし…
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
TV版や小説版とは異なり、黒髪・黒髭と若い姿で描かれているが、強硬なギレン派かつ保守的な人物として描写されている。ギレンの命令を受けてMAN特別部隊へ配属され、部隊では彼自身がブラウ・ブロの型式番号であるMAN-03のコードで呼ばれている。登場はTV版よりも早く、テキサスコロニーでガンキャノン部隊に対し優位に立つが、続くガンダムとの戦闘で戦死した。木星船団での功績からジオン十字勲章を授与されたことを誇りとし、ララァに対抗心を燃やすなど、プライドが高い側面があるものの、フラナガン博士からは能力的にはララァに劣ると見做され、その最期についてもシャアから唾棄されるなど、他の作品とは方向性が大きく異なるキャラクターとなっている。
GUNDAM EVOLVE
『ガンダム』第39話のリメイク作『EVOLVE../15 RX-78 / MAN-03 BRAW-BRO』に登場。小山力也氏が声優を担当した。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
ストーリーイベント「アムロシャアモード」8月配信分に登場。当該エピソードは『1st』での登場回を掘り下げた回であり、彼が交戦する戦力がガンダム、ガンキャノン2機、GファイターというTV版と劇場版をミックスした編成になっている。声優は高橋広樹氏が担当。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
ジオン公国軍中佐として登場。シャアやドレンらが『1st』そのままの姿で登場しているのに対し、彼のみ容姿が大きくリファインされている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]

ギレン・ザビ
ジオン公国総帥。彼直々の命令でキシリアの指揮下へ配属となった。この際、ギレンにその意図が分かるかと問われた際は見事にやり過ごしている。
シャア・アズナブル
同じキシリア麾下の軍人。彼と同僚の関係となり、良い友人が出来たと評した。小説版『1st』では彼に本名を呼ぶことを許されるなど、盟友として扱われる一方、『ORIGIN』ではその器の小ささを唾棄されている。
ララァ・スン
同じジオンに所属するニュータイプ。彼女の優れた素質を見抜いている。『ORIGIN』では優れたNT能力を持つ彼女に嫉妬している様子が描かれている。
シムス・アル・バハロフ
共にブラウ・ブロに乗り込んだ女性士官。
クスコ・アル
小説版『1st』にて登場するニュータイプ。戦闘では彼女のフォローも行なっている。
ルロイ・ギリアム
小説版『1st』に登場する部隊員。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

アムロ・レイ
相対した敵のニュータイプ。想像を超えるニュータイプ能力を前にして彼を「真のニュータイプ」と称した。

その他のガンダムシリーズ [編集 | ソースを編集]

パプテマス・シロッコ
『Ζ』に登場した「木星帰りの男」。シャリアと同様に「木星帰り=ニュータイプ」の印象を視聴者に残した。ゲーム作品などで共演する機会は少ないが、漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では、共に航海記録に「血塗られた巨神を見た」と記述している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム [編集 | ソースを編集]

「わたくしには閣下の深いお考えはわかりません。しかし、わかるように努力するつもりではあります」
第39話より、ギレンとの会話中に。「キシリアの下へ向かえ」という命令をギレンが口にする前に把握したシャリアだったが、命令の意図までをも把握したかどうかをギレンに警戒されたため上記のようにはぐらかした。
「いや、わたくしは大佐のようなお方は好きです。お心は大きくお持ちいただけるとジオンの為に素晴らしい事だと思われますな」
「いえ、もし我々がニュータイプなら、ニュータイプ全体の平和のために案ずるのです」
同上。初対面のララァから力のようなものを感じた際、「私から何を感じる」と尋ねてきたシャアに対して。恐らくザビ家に対する復讐心などを感じ取ったのであろう。ここでもはっきりとは受け答えず、ジオンとニュータイプ双方のために心を広く持つように忠告した。
「すごいモビルスーツとパイロットだ。あのパイロットこそ真のニュータイプに違いない。そうでなければこのブラウ・ブロのオールレンジ攻撃を避けられる訳が無い」
同上。交戦したガンダムが次々とオールレンジ攻撃を避けるのを目の当たりにして。しかもガンダムはこの時点で既にアムロの反応速度に追いつけずオーバーヒート寸前に陥っているので、「真のニュータイプ」は実に的を射た発言である。
「シムス中尉、逃げろ!」
最期の台詞。同じくニュータイプ能力を有するアムロに対しオールレンジ攻撃を駆使して善戦したものの、遂にブラウ・ブロ本体を発見されてしまう。同乗しているシムスに脱出を促すシャリアだったものの間に合う事はなかった。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ブラウ・ブロ
搭乗機。
リック・ドム
小説版での最初の搭乗機。ア・バオア・クーの戦闘でブラウ・ブロへと乗り換えている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]