「ガンダムAN-01"トリスタン"」の版間の差分

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研究所では機体の高い反応速度を見込まれ[[強化人間]]の育成のために使用されていたが、[[グリプス戦役]]中に研究所が閉鎖されたため、[[サナリィ]]へと管理が移管され宇宙へ移送される。しかし、移送中に[[クァンタン・フェルモ]]と[[ヴァルター・フェルモ]]が脱走の為に機体を強奪。以降傭兵として各地を転々としていたフェルモ兄弟がロナ家に渡った事で、同機も[[ブッホ・ジャンク社]]で様々な改修を受けた上で「トリスタン」と命名され、同社の私兵集団「[[バーナム]]」の所属となった。
 
研究所では機体の高い反応速度を見込まれ[[強化人間]]の育成のために使用されていたが、[[グリプス戦役]]中に研究所が閉鎖されたため、[[サナリィ]]へと管理が移管され宇宙へ移送される。しかし、移送中に[[クァンタン・フェルモ]]と[[ヴァルター・フェルモ]]が脱走の為に機体を強奪。以降傭兵として各地を転々としていたフェルモ兄弟がロナ家に渡った事で、同機も[[ブッホ・ジャンク社]]で様々な改修を受けた上で「トリスタン」と命名され、同社の私兵集団「[[バーナム]]」の所属となった。
  
バーナムでは、次世代MS開発のためのテストベッドとして供され、その後[[宇宙世紀]]0096年に[[アクシズ]]での運用が行われた。バーナムでの運用に際し、ブッホ社はサナリィの間で秘密裏に協定を結び、機体の所有権はサナリィ側が有しバーナムに貸与するという形で運用された<ref>後の連邦からの監査に対しては「機密計画で運用中」という理由で監査を退けている。</ref>。また、この際に様々な改修が行われており、次世代技術のテストベッドとしての役割も与えられている。
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バーナムでは次世代MS開発のためのテストベッドとして供され、その後[[宇宙世紀]]0096年に[[アクシズ]]での運用が行われた。また、バーナムでの運用に際し、ブッホ社はサナリィとの間で秘密裏に協定を結び、機体の所有権はサナリィ側が有しバーナムに貸与するという形が採られている<ref>後の連邦からの監査に対しては「機密計画で運用中」という理由で監査を退けている。</ref>
  
 
NT-1からの改修に伴い、損傷の激しかった上半身(頭部や胸部、バックパックなど)はジャンクパーツ等によってほぼ新造されている。本機の頭頂高は改修前と変わらず18.0mのため、20m級の機体が主流の宇宙世紀0096時では相対的に小型機となっている<ref>例として、[[ジェガン]]は19.0m。[[ザクIII改]]は25.3m。</ref>。
 
NT-1からの改修に伴い、損傷の激しかった上半身(頭部や胸部、バックパックなど)はジャンクパーツ等によってほぼ新造されている。本機の頭頂高は改修前と変わらず18.0mのため、20m級の機体が主流の宇宙世紀0096時では相対的に小型機となっている<ref>例として、[[ジェガン]]は19.0m。[[ザクIII改]]は25.3m。</ref>。
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:腕部に装備される専用シールド。表面に耐ビームコーティングが施されており、接近戦の防御のみならず遠距離からのビーム攻撃にも対応可能と、汎用性に優れている。
 
:腕部に装備される専用シールド。表面に耐ビームコーティングが施されており、接近戦の防御のみならず遠距離からのビーム攻撃にも対応可能と、汎用性に優れている。
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:小説版で両腕部のガトリング砲の代わりに装備しているビーム砲。
 
:小説版で両腕部のガトリング砲の代わりに装備しているビーム砲。

2023年4月24日 (月) 23:02時点における最新版

ガンダムAN-01"トリスタン"
外国語表記 Gundam AN-01 Tristan
登場作品 機動戦士ガンダム Twilight AXIS
デザイナー
  • Ark Performance (原作デザイン)
  • 金世俊 (アニメ版)
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スペック
分類 ニュータイプ専用試作型モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 RX-78AN-01
頭頂高 18.0m
本体重量 45.0t
全備重量 59.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,920kW
スラスター総推力 114,000kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
原型機 ガンダムNT-1
改修
所属 オーガスタ研究所サナリィ / バーナム
主なパイロット クァンタン・フェルモ
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概要[編集 | ソースを編集]

ガンダムNT-1の改修機。名称の「トリスタン」は恋愛物語「トリスタンとイゾルデ」や騎士道物語「アーサー王伝説」に登場する人物を由来とする。

ガンダムNT-1は一年戦争末期にサイド6リボー」での戦闘で中破し、修復のためにルナツーに送られていた。だが、その最中に一年戦争は終結し、配備する予定だったホワイトベース隊も解散していたため、修復されないまま放置されていたが、4年後にオーガスタ研究所へと移送され、そこで戦術戦略研究所(後のサナリィ)によって、ティターンズの調達したパーツを使い強化・修復された。

研究所では機体の高い反応速度を見込まれ強化人間の育成のために使用されていたが、グリプス戦役中に研究所が閉鎖されたため、サナリィへと管理が移管され宇宙へ移送される。しかし、移送中にクァンタン・フェルモヴァルター・フェルモが脱走の為に機体を強奪。以降傭兵として各地を転々としていたフェルモ兄弟がロナ家に渡った事で、同機もブッホ・ジャンク社で様々な改修を受けた上で「トリスタン」と命名され、同社の私兵集団「バーナム」の所属となった。

バーナムでは次世代MS開発のためのテストベッドとして供され、その後宇宙世紀0096年にアクシズでの運用が行われた。また、バーナムでの運用に際し、ブッホ社はサナリィとの間で秘密裏に協定を結び、機体の所有権はサナリィ側が有しバーナムに貸与するという形が採られている[1]

NT-1からの改修に伴い、損傷の激しかった上半身(頭部や胸部、バックパックなど)はジャンクパーツ等によってほぼ新造されている。本機の頭頂高は改修前と変わらず18.0mのため、20m級の機体が主流の宇宙世紀0096時では相対的に小型機となっている[2]

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム Twilight AXIS
初登場作品。パイロットはクァンタン・フェルモアクシズ内でザクIII改と戦闘をするも[3]技量差や性能差で押され、撤退する。その後はクレヴェナール(漫画版ではフェイルノート)と合体し再び戦闘を開始したものの、アルレット・アルマージュの見せたサイコフレームの光によって戦意を喪失し、再度撤退した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

換装
専用アームドベースとの合体、もしくはフェイルノート・ユニットの換装が可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mm頭部バルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。他の連邦製モビルスーツと共通の武器で主に牽制に用いられる。
90mm腕部ガトリング砲
両腕に内蔵されているガトリング砲。外装は変更されているがガンダムNT-1の物を流用している。
ビーム・ライフル
本機専用のビーム・ライフル。形状はνガンダムの物に酷似している。機能面でも似通っておりEパック方式ではなくエネルギーCAP方式で稼働する。また、オーガスタ研究所で試験を行っていた頃はNT-1と同型の物を装備していた。
ビーム・サーベル
バックパックのバーニア・アームに2基装備されているビーム・サーベル。この構造はガンダムMk-IIの物と酷似しているが、関連性は不明。
シールド
腕部に装備される専用シールド。表面に耐ビームコーティングが施されており、接近戦の防御のみならず遠距離からのビーム攻撃にも対応可能と、汎用性に優れている。
クラブ
使い捨て式のロケット・ランチャー。ジオン軍のシュツルム・ファウストと同一の物だが、連邦軍内で同じ呼称での使用が嫌忌されたため「Club (棍棒)」の名称が用いられている。
ビーム砲
小説版で両腕部のガトリング砲の代わりに装備しているビーム砲。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ザクIII改

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムNT-1
原型機。
クレヴェナール
専用アームドベースとの合体形態。
ガンダム・トリスタン〈フェイルノート〉
フェイルノート・ユニットを装着したフルアーマー形態。
ネティクス
オーガスタ研究所で開発されたNT-1の発展機。後にムラサメ研究所に移管された。
ガンダムF89
後にサナリィが18m級の最高性能を目指して開発した機体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 後の連邦からの監査に対しては「機密計画で運用中」という理由で監査を退けている。
  2. 例として、ジェガンは19.0m。ザクIII改は25.3m。
  3. 奇しくも、この対戦カードはアムロ・レイシャア・アズナブル双方の専用機のなり損ないによるものとなった。