ガンバレルダガー
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ガンバレルダガー | |
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外国語表記 | Gunbarrel Dagger |
登場作品 | |
デザイナー |
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スペック | |
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分類 | 制式主力量産型モビルスーツ |
型式番号 | GAT-01A1+AQM/E-X04 |
全高 | 18.00m |
重量 |
68.92t
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主動力 | バッテリー |
装甲材質 | ラミネート装甲 (胴体部バイタルエリア) |
開発組織 | 地球連合軍 |
所属 | 地球連合軍 |
主なパイロット | モーガン・シュバリエ |
概要 [編集 | ソースを編集]
地球連合軍の量産型モビルスーツ。105ダガーの背部にガンバレルストライカーパックを装着した姿である。
ガンバレルストライカーパックはその名の通り有線式ガンバレルを装備したストライカーパックで、宇宙戦闘用として開発されている。同武器を装備しているモビルアーマー「メビウス・ゼロ」と似たデザインだがサイズはメビウス・ゼロよりも小さく、ガンバレルの配置を十文字型からX字型に変更、機体左右と下部にはスタビライザー状のパーツが追加された。他のストライカーパックと異なり、支援機であるスカイグラスパーやコスモグラスパーに装着して運搬する事が不可能な為、独自にコクピットを有している。コクピットブロックとなる機首部はMSとの合体時には上方に折り畳まれるが、機首部を分離して自力で帰還させる事でデッドウェイト化を防げるようになっている。無論、MS無しでもガンバレルストライカー単体でMAとして運用できるが、ガンバレルが空間認識能力の高い者でないと使いこなせないので搭乗者は限られてしまう(パックを運ぶだけならば誰でも問題ない。また、ある程度は無人での操作も可能)。
ガンバレルストライカーは本来ストライクガンダム用に開発されたストライカーパックであり、「エンデュミオンの鷹」ことムウ・ラ・フラガに与えられる予定であった。だがムウが軍を脱走した為、後にガンバレルの操作適正がある事が判明したモーガン・シュバリエに渡されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B
- パイロットはモーガン・シュバリエ。
ボアズ攻略戦に出撃し、ピースメーカー隊の針路確保と護衛任務に就いている。ジンハイマニューバとも交戦したが、勝敗は不明。 - 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- ニュートロンジャマーキャンセラーの奪取目的で月面の地球連合軍基地を襲撃してきたカナード・パルスのハイペリオンガンダムと交戦しており、アルミューレ・リュミエールの前に苦戦する。発生装置に集中攻撃をかけようとしたものの失敗し、敗退した。
- 機動戦士ガンダムSEED MSV戦記
- 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦でオダ・ノブナガの護衛に就いていたが、ミハイル・コースト率いる部隊に撃沈される。そのミハイルをガンバレルで追い詰めた直後、背後をかすめたジェネシスの二射目の影響で大破した。
その後、撤退中のソードカラミティを攻撃しようとしたミハイル機を撃墜している。 - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(漫画版)
- 「エピソード0」においてジェネシス攻撃の為に出撃し、火器運用試験型ゲイツ改と交戦。しかし二射目を阻止できず、その影響で機体も大破した。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- 南米独立戦争でエドのレイダー制式仕様と交戦し、大気圏へと落下させた。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY(電撃ホビーマガジン版)
- 南米へのコロニー落とし作戦に参加し、阻止しに来たエドのソードカラミティと戦った。作戦が失敗すると即座に撤退している。
- 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
- 月軌道上でルドルフ・ヴィトゲンシュタインのグフと遭遇し、相手が金色の機体だった事からヤタノカガミを採用した機体と勘違いして鹵獲した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ラミネート装甲
- バイタルエリアに採用されている特殊装甲。着弾したビームの熱量や運動エネルギーを装甲全体に拡散させ、排熱する事でダメージを無効化する。実弾兵器には効果がなく、また短時間に何度も被弾し続けると排熱しきれなくなってダメージを受けてしまうという弱点がある。またコストもかなり高い。
本機で採用されているのは、艦船等が大気圏突入用に搭載している耐熱用融除材ジェルDPX-M30を改良して使用した物である。 - 分離
- ストライカーパックを分離可能。
作中では分離したパックを操作し、ガンバレルのケーブルで敵機を絡めとって大気圏へ落下させたり、鹵獲したりといった使い方を披露している。 - 換装
- ストライカーパックを換装可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
105ダガー本体側 [編集 | ソースを編集]
- 40㎜口径イーゲルシュテルンII近接自動防御機関砲
- 頭部に2門内蔵。装弾数を増加させる為にG等に使用されているイーゲルシュテルンを小口径化している。FCSによる自立制御により、接近してきた敵に対してオートでの制圧射撃が行える。
戦時省力型のストライクダガーはイーゲルシュテルンを左側に1門だけ装備しているが、本機はストライクガンダムと同等の高性能センサーを搭載した事に伴い2門となっている。 - 12.5mm対人機関砲
- 対人・軽装甲車両用として両脚部に1門ずつ、計2門内蔵されている兵器。
MSでの歩兵に対する攻撃はオーバーキルとして批判される事が多く、それを避ける為に装備された。……が、実は12.5mmでも対人兵器としては相変わらずオーバーキルである。 - GAU8M2 52mm機関砲ポッド
- 携行式の実弾兵器。レイダー制式仕様が装備しているのと同じ物。
戦時中に生産された23機に装備されている。 - M703 57mmビームライフル
- 本機の主兵装。ストライクダガーと同じ装備である。
威力と燃費、信頼性のバランスが良好であり、C.E.71年時の地球軍製ビームライフルの中で生産数が最も多い。 - ES01ビームサーベル
- 両腰部に1本ずつ、計2本マウントされている。これもストライクダガーの物と同じであり、M703 57mmビームライフルと同じく地球軍MSの定番武装として装備されている。
- シールド
- 防御用の実体盾。着弾したビームのエネルギーをそのまま利用し、シールド表面の装甲部材の共振機能を励起させる事で分子レベルの鏡面を作りだして乱反射させダメージを落とす仕組みである。ただし装甲部材の劣化速度が早い為、使用できる回数はあまり多くない。
ガンバレルストライカー側 [編集 | ソースを編集]
- 有線式ガンバレル
- ガンバレルストライカーに4基装備されている遠隔誘導兵器。空間認識能力の高い者のみが操作でき、機体から分離する事でオールレンジ攻撃を可能とする。光ケーブルを介してコントロールする為、断線されたガンバレルは操作が出来なくなってしまう。
「GAU-758S レールガン」1門の他に「M70AMSAT ミサイル」を2発搭載しており、メビウス・ゼロのガンバレルと比較して1基あたりの火力が強化されている。どちらも実弾兵器なのでフェイズシフト装甲を採用した機体には不利だが、C.E.73年時にはビーム砲搭載型も登場しているのでそちらならば対応可能。 - M58E4 ガトリング機関砲
- ガンバレルストライカーの機首部に1基装備。
MSとの合体時には機首と共に機体の後方に折り畳まれるが、この状態で使用できるかは不明。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- 105ダガー
- 素体。
- 105ダガー (ソードストライカー装備)
- ソードストライカーを装備した105ダガー。
- 105ダガー (ランチャーストライカー装備)
- ランチャーストライカーを装備した105ダガー。
- 105ダガー (ジェットストライカー装備)
- ジェットストライカーを装備した105ダガー。
- ガンバレルストライクガンダム
- ガンバレルストライカーを装備したストライクガンダム。
- メビウス・ゼロ
- 有線式ガンバレルを装備したMA。この機体を原型としてガンバレルストライカーが開発されたと思われる。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]