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== トビア・アロナクス(Tovia Alonax) ==
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{{登場人物概要
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| 外国語表記 = Tovia Alonax
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*[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
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*[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
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*[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
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| 声優 = 山口勝平 (『SDガンダム GGENERATION-F』以降)
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| デザイナー = 長谷川裕一
  
*登場作品:[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
**[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
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**[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
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{{登場人物概要
**[[ガンダムEXA]]
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| タイトル  = プロフィール
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| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0118年
<!-- *生年月日: -->
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| 血液型 =
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| 所属部隊 =
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*キャラクターデザイン:長谷川裕一
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*その他
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]のパイロット。<br />活発で行動力に溢れた少年であり、高い[[ニュータイプ]]の素質を備えている。
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[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]のパイロット。活発で行動力に溢れた少年であり、高い[[ニュータイプ]]の素質を備えている。
  
交換留学生として木星圏を訪れていたが、そこでクロスボーン・バンガードと遭遇。木星帝国の存在とその危険性を知り、新クロスボーン・バンガードに身を投じた。<br />参加当初は留学生としての身分を利用し、帝国への潜入工作に加わっているが、やがて適正を認められて[[MS]]パイロットとなった。
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交換留学生として木星圏を訪れていたが、そこでクロスボーン・バンガードと遭遇。木星帝国の存在とその危険性を知り、新クロスボーン・バンガードに身を投じた。参加当初は留学生としての身分を利用し、帝国への潜入工作に加わっているが、やがて適正を認められて[[MS]]パイロットとなった。
  
 
木星戦役の終盤、[[ジュピトリス9]]への強襲や[[ディビニダド]]による地球破壊阻止などに活躍している。
 
木星戦役の終盤、[[ジュピトリス9]]への強襲や[[ディビニダド]]による地球破壊阻止などに活躍している。
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キンケドゥ・ナウから[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を譲り受け、宇宙海賊クロスボーン・バンカードの活動を受け継いだ。
 
キンケドゥ・ナウから[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を譲り受け、宇宙海賊クロスボーン・バンカードの活動を受け継いだ。
  
元々機械工学科の学生で作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を相手にした初出撃時には「砲台代わりにはなる」といって出撃した。X1のザンバスターの斬撃に諸共に切られたとはいえ、咄嗟にビームサーベルを防御用に構えたりと、砲台どころか[[MS]]に対しての適性は高い。<br />本来エースパイロット用と考えられていた[[クロスボーン・ガンダムX3|X3]]を短期間で使いこなしている事や地上に降下したあと、互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利なデスゲイルズを相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、キンケドゥが到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が抜群に高く「戦う度に強くなる」を地でいく主人公であった。ただし、本編最終話にて[[ディビニダド]]に乗ったドゥガチが戦闘は素人である事から「おれでも…勝てるかもしれない!」と発言するなど、本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていたようだ。
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元々機械工学科の学生で作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を相手にした初出撃時には「砲台代わりにはなる」といって出撃した。X1のザンバスターの斬撃に諸共に切られたとはいえ、咄嗟にビームサーベルを防御用に構えたりと、砲台どころか[[MS]]に対しての適性は高い。
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本来エースパイロット用と考えられていた[[クロスボーン・ガンダムX3|X3]]を短期間で使いこなしている事や地上に降下したあと、互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利なデスゲイルズを相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、キンケドゥが到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が抜群に高く「戦う度に強くなる」を地でいく主人公であった。ただし、本編最終話にて[[ディビニダド]]に乗ったドゥガチが戦闘は素人である事から「おれでも…勝てるかもしれない!」と発言するなど、本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていたようだ。
  
 
優秀なニュータイプだが、本人は自身のニュータイプ能力をそこまで深く考えてはおらず、ニュータイプを集めようとする[[シェリンドン・ロナ]]に対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には否定的である。
 
優秀なニュータイプだが、本人は自身のニュータイプ能力をそこまで深く考えてはおらず、ニュータイプを集めようとする[[シェリンドン・ロナ]]に対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には否定的である。
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<!-- :作品名:解説 -->
 
<!-- :作品名:解説 -->
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
:初登場作品。
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:初登場作品。同作品の主人公を務め、同じく主役であるキンケドゥや海賊軍と共に木星帝国との戦いに身を投じる。
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;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
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:『F』でクロスボーンが初参戦した際、山口勝平氏が声優を務めた。以降、各媒体において同氏が声優を担当している。
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
:
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:『クロスボーン』から引き続き主役を務める。海賊軍の一人前のリーダーとして成長しており、愛機スカルハートと共にコロニー間の騒乱を治めるべくために奔走する。
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
:
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:クロスボーンシリーズで主役を務める最後の作品。新たに木星帝国の総統となったカリスト達により滅亡の危機に晒される地球を救うべく、協力する仲間と戦力を集めるため奔走。途中、影のカリストの妨害を度々受けながらも「鋼鉄の7人」を実行に移し、木星帝国との最後の戦いに臨む。
 
;[[ガンダムEXA]]
 
;[[ガンダムEXA]]
 
:ドゥガチのバイオ脳が載った最後のディビニダドを巡って争いそうになるが、最後は共闘して倒した。
 
:ドゥガチのバイオ脳が載った最後のディビニダドを巡って争いそうになるが、最後は共闘して倒した。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== 交友関係 ===
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;[[ベルナデット・ブリエット]] (テテニス・ドゥガチ)
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:共に海賊軍に拾われて以降、お互い大切な存在になる。初めはキンケドゥに惚れている様な描写もあった。
  
=== 機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズ ===
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=== [[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]] ===
;[[ベルナデット・ブリエット]]
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;[[キンケドゥ・ナウ]] ([[シーブック・アノー]])
:お互い大切な存在になる。はじめはキンケドゥに惚れている様な描写もあった。
+
:海賊軍モビルスーツ隊のリーダー的存在。トビアが海賊軍入りしてからは兄貴分としてその成長を支えた。木星戦役以降は彼からリーダーの座を引き継ぎ、海賊軍を支えていく事になる。交友関係は続いており、トビアは戦いの中で彼に協力を申し込むか度々悩んでいる。
;[[キンケドゥ・ナウ]]
 
:
 
 
;[[ザビーネ・シャル]]
 
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;[[ウモン・サモン]]
 
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;[[トゥインク・ステラ・ラベラドゥ]]
 
;[[トゥインク・ステラ・ラベラドゥ]]
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:木星戦役の最中、小惑星[[ネバーランド]]で出会った1人の少女。戦役以降はブラックロー運送に入社し、分析担当としてトビア達のサポートを務める。
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=== [[木星帝国]] ===
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;[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]
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:木星帝国の対クロスボーン・ガンダム部隊である「[[死の旋風隊]]」のリーダー。トビアを「海賊少年」呼ばわりする。地球にて対決し、最終的にキンケドゥの加勢も受けて打倒に成功した。後に鋼鉄の7人のメンバーとして共闘したが、一度トビアに敗北した事もあり、良くも悪くもライバル関係となっている。
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;[[バーンズ・ガーンズバック]]
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:木星帝国のベテランパイロット。木星帝国に潜入したトビアに亡き息子の面影を見出だして手厚く振舞うも、海賊軍である事が発覚した事で対峙。死の旋風隊の一員に選ばれてから地球でトビアと対決するも敗北した。その後、鋼鉄の7人のメンバーとして共闘関係になる。
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;[[ローズマリー・ラズベリー]]
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:死の旋風隊の一員。捕虜となったトビアの処刑人を務めるも、咄嗟に機転を利かせたトビアに機体を奪われ脱走を許してしまった。その後、地球で対峙するも撃墜されている。後に鋼鉄の7人のメンバーとして共闘した。
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;[[クラックス・ドゥガチ]]
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:木星帝国の指導者。初めて対決した際、我が子を戦争の道具として扱う彼([[バイオ脳]])に激怒し、ベルナデットを救出すると共に撃墜した。その後、父を止めたいというベルナデットの願いを受けて最終決戦で彼本人と直接対峙する事になる。
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;[[カラス]]
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:トビアの留学生時代の恩師であり、その実は木星帝国の特殊工作員。トビアに戦士としての素質を見出して戦いを挑んでくるため、トビアも已む無く対峙する事になる。
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;[[エウロペ・ドゥガチ]]
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:カリスト兄弟の姉。兄達が計画する神の雷計画を阻止するべくトビア達に協力を申し込む。
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:クラックス・ドゥガチに代わる木星帝国の新総統。神の雷計画を実行に移すべく、障害となるトビア達の排除を目論む。
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=== [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] ===
 
;[[ハリソン・マディン]]
 
;[[ハリソン・マディン]]
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:当時の連邦軍では数少ない指折りのエースパイロット。『スカルハート』で一度彼と共闘して以降、協力関係となる。
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:ハリソンのかつての教官。『鋼鉄の7人』で彼の協力を得る。
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;[[グレイ・ストーク]]
 
;[[グレイ・ストーク]]
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:鋼鉄の7人のメンバー。
 
;[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]、[[ローズマリー・ラズベリー]]、[[バーンズ・ガーンズバック]]
 
:当初は「死の旋風隊」として対決、のちに鋼鉄の7人のメンバーとして共闘した3人。
 
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:コスモ・クルス教団の教祖。ニュータイプ至上主義者であり、ニュータイプの素養があるトビアを引き込もうとするものの、トビアはあくまで人間であるとしてこの誘いを蹴った。
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;[[カーティス・ロスコ]]
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:『鋼鉄の7人』の後、テテニスの傍らに寄り添う1人の男。トビアと同一人物とも言われるが……?
  
 
=== ガンダムEXA ===
 
=== ガンダムEXA ===
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:最初の戦闘や[[MS]]操縦の訓練、潜入した基地からの脱走等で搭乗している。
 
:最初の戦闘や[[MS]]操縦の訓練、潜入した基地からの脱走等で搭乗している。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1]]
:[[カングリジョ]]との戦闘で搭乗。
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:『クロスボーン』第1巻第3話の[[カングリジョ]]との戦闘で一時的に搭乗。
 
;[[ペズ・バタラ]]
 
;[[ペズ・バタラ]]
:衛星イオ攻略戦から小惑星ネバーランドの戦闘までの乗機。
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:衛星イオ攻略戦から死の旋風隊との初戦闘までの乗機。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX2]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX2]]
:[[ジュピトリス9]]に連行された際に一時奪還。その後、コアファイターだけで脱出した。
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:『クロスボーン』第4巻第2話で一時的に搭乗。捕虜となり[[ジュピトリス9]]に連行された際、ローズマリーから奪取した。その後、機体本体を囮にコア・ファイターだけで脱出している。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX3]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX3]]
:[[木星戦役]]での最後の愛機。
+
:[[木星戦役]]での最後の搭乗機。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1改]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1改]]
:「EXA」で搭乗。
+
:『EXA』で搭乗。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1改・改]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1改・改]]
:外伝「スカルハート」で搭乗。機体の通称も「スカルハート」。
+
:『スカルハート』での主な搭乗機。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク]]
:破損したスカルハートをX3のパーツで修復。
+
:『鋼鉄の7人』の地上戦での搭乗機。
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]]
 
;[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]]
:クロスボーン・ガンダムの木星決戦仕様。
+
:『鋼鉄の7人』での最後の搭乗機。
 
+
;[[クロスボーンガンダムフルアーマー]]
== 商品情報 ==
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:同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝3』での搭乗機。
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
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<!-- == テーマ曲 == -->
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<!-- ;曲名 -->
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<!-- == 余談 == -->
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<!-- *説明 -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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2022年7月12日 (火) 12:06時点における最新版

トビア・アロナクス
外国語表記 Tovia Alonax
登場作品
声優 山口勝平 (『SDガンダム GGENERATION-F』以降)
デザイナー 長谷川裕一
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
生年月日 宇宙世紀0118年
年齢 15歳 ⇒ 18歳
没年月日 宇宙世紀0136年 (MIA)
出身 地球
職業 交換留学生 ⇒ MSパイロット
所属 民間人 ⇒ 宇宙海賊クロスボーン・バンガード
主な搭乗機
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

宇宙海賊クロスボーン・バンガードのパイロット。活発で行動力に溢れた少年であり、高いニュータイプの素質を備えている。

交換留学生として木星圏を訪れていたが、そこでクロスボーン・バンガードと遭遇。木星帝国の存在とその危険性を知り、新クロスボーン・バンガードに身を投じた。参加当初は留学生としての身分を利用し、帝国への潜入工作に加わっているが、やがて適正を認められてMSパイロットとなった。

木星戦役の終盤、ジュピトリス9への強襲やディビニダドによる地球破壊阻止などに活躍している。

キンケドゥ・ナウからX1を譲り受け、宇宙海賊クロスボーン・バンカードの活動を受け継いだ。

元々機械工学科の学生で作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、X1を相手にした初出撃時には「砲台代わりにはなる」といって出撃した。X1のザンバスターの斬撃に諸共に切られたとはいえ、咄嗟にビームサーベルを防御用に構えたりと、砲台どころかMSに対しての適性は高い。

本来エースパイロット用と考えられていたX3を短期間で使いこなしている事や地上に降下したあと、互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利なデスゲイルズを相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、キンケドゥが到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が抜群に高く「戦う度に強くなる」を地でいく主人公であった。ただし、本編最終話にてディビニダドに乗ったドゥガチが戦闘は素人である事から「おれでも…勝てるかもしれない!」と発言するなど、本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていたようだ。

優秀なニュータイプだが、本人は自身のニュータイプ能力をそこまで深く考えてはおらず、ニュータイプを集めようとするシェリンドン・ロナに対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には否定的である。

極力人を殺めないことを心がけているが「無理な場合は諦める」といった心の強さも持っている。また、「鋼鉄の7人」で理由を語るかなり以前の「クロスボーン・ガンダム」本編序盤では不殺を推奨するベラ・ロナに対して「それは偽善じゃないだろうか」と疑問視する場面がある。

その後は表向きはブラッククロー運送、その裏で宇宙海賊クロスボーン・バンガードのリーダーとしてスカルハートを駆り様々なトラブルを解決していたが、復活した木星帝国を止めるため「鋼鉄の7人」を組みクロスボーン・ガンダムX1パッチワーククロスボーン・ガンダムX1フルクロスを駆って木星帝国およびカリスト兄弟と対決。最終決戦で行方不明となった。

『鋼鉄の7人』ラストおよび『ゴースト』に登場するカーティス・ロスコは彼が整形した姿とされているが、劇中でその真偽を知る者はごく少数である。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム
初登場作品。同作品の主人公を務め、同じく主役であるキンケドゥや海賊軍と共に木星帝国との戦いに身を投じる。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
『F』でクロスボーンが初参戦した際、山口勝平氏が声優を務めた。以降、各媒体において同氏が声優を担当している。
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
『クロスボーン』から引き続き主役を務める。海賊軍の一人前のリーダーとして成長しており、愛機スカルハートと共にコロニー間の騒乱を治めるべくために奔走する。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
クロスボーンシリーズで主役を務める最後の作品。新たに木星帝国の総統となったカリスト達により滅亡の危機に晒される地球を救うべく、協力する仲間と戦力を集めるため奔走。途中、影のカリストの妨害を度々受けながらも「鋼鉄の7人」を実行に移し、木星帝国との最後の戦いに臨む。
ガンダムEXA
ドゥガチのバイオ脳が載った最後のディビニダドを巡って争いそうになるが、最後は共闘して倒した。

人間関係[編集 | ソースを編集]

交友関係 [編集 | ソースを編集]

ベルナデット・ブリエット (テテニス・ドゥガチ)
共に海賊軍に拾われて以降、お互い大切な存在になる。初めはキンケドゥに惚れている様な描写もあった。

宇宙海賊クロスボーン・バンガード[編集 | ソースを編集]

キンケドゥ・ナウ (シーブック・アノー)
海賊軍モビルスーツ隊のリーダー的存在。トビアが海賊軍入りしてからは兄貴分としてその成長を支えた。木星戦役以降は彼からリーダーの座を引き継ぎ、海賊軍を支えていく事になる。交友関係は続いており、トビアは戦いの中で彼に協力を申し込むか度々悩んでいる。
ザビーネ・シャル
ベラ・ロナ
ウモン・サモン
ヨナ / ジェラド
ロニム
オンモ
トゥインク・ステラ・ラベラドゥ
木星戦役の最中、小惑星ネバーランドで出会った1人の少女。戦役以降はブラックロー運送に入社し、分析担当としてトビア達のサポートを務める。

木星帝国[編集 | ソースを編集]

ギリ・ガデューカ・アスピス
木星帝国の対クロスボーン・ガンダム部隊である「死の旋風隊」のリーダー。トビアを「海賊少年」呼ばわりする。地球にて対決し、最終的にキンケドゥの加勢も受けて打倒に成功した。後に鋼鉄の7人のメンバーとして共闘したが、一度トビアに敗北した事もあり、良くも悪くもライバル関係となっている。
バーンズ・ガーンズバック
木星帝国のベテランパイロット。木星帝国に潜入したトビアに亡き息子の面影を見出だして手厚く振舞うも、海賊軍である事が発覚した事で対峙。死の旋風隊の一員に選ばれてから地球でトビアと対決するも敗北した。その後、鋼鉄の7人のメンバーとして共闘関係になる。
ローズマリー・ラズベリー
死の旋風隊の一員。捕虜となったトビアの処刑人を務めるも、咄嗟に機転を利かせたトビアに機体を奪われ脱走を許してしまった。その後、地球で対峙するも撃墜されている。後に鋼鉄の7人のメンバーとして共闘した。
クラックス・ドゥガチ
木星帝国の指導者。初めて対決した際、我が子を戦争の道具として扱う彼(バイオ脳)に激怒し、ベルナデットを救出すると共に撃墜した。その後、父を止めたいというベルナデットの願いを受けて最終決戦で彼本人と直接対峙する事になる。
カラス
トビアの留学生時代の恩師であり、その実は木星帝国の特殊工作員。トビアに戦士としての素質を見出して戦いを挑んでくるため、トビアも已む無く対峙する事になる。
エウロペ・ドゥガチ
カリスト兄弟の姉。兄達が計画する神の雷計画を阻止するべくトビア達に協力を申し込む。
光のカリスト / 影のカリスト
クラックス・ドゥガチに代わる木星帝国の新総統。神の雷計画を実行に移すべく、障害となるトビア達の排除を目論む。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ハリソン・マディン
当時の連邦軍では数少ない指折りのエースパイロット。『スカルハート』で一度彼と共闘して以降、協力関係となる。
ミノル・スズキ
ハリソンのかつての教官。『鋼鉄の7人』で彼の協力を得る。

その他 [編集 | ソースを編集]

グレイ・ストーク
「木星じいさん」のあだ名を持つヘリウム船団のリーダー。『スカルハート』にて木星帝国残党が計画する「最終兵士」の完成を阻止するべく、トビアに協力を依頼した。
シェリンドン・ロナ
コスモ・クルス教団の教祖。ニュータイプ至上主義者であり、ニュータイプの素養があるトビアを引き込もうとするものの、トビアはあくまで人間であるとしてこの誘いを蹴った。
ミッチェル・ドレック・ナー
サナリィのモビルスーツパイロット。影のカリストの襲撃で仲間を失って以降、トビア達に同行し、鋼鉄の7人にも参加した。
カーティス・ロスコ
『鋼鉄の7人』の後、テテニスの傍らに寄り添う1人の男。トビアと同一人物とも言われるが……?

ガンダムEXA[編集 | ソースを編集]

レオス・アロイ

名台詞[編集 | ソースを編集]

「俺は人間だ!人間でたくさんだ!」
「ならば海賊らしく、頂いていく!」
「神よ…もし、本当におられるのでしたら、決着は「人間」の手でつけます。どうか手をお貸しにならないで…」
「ふざ…けるなああ!!ふざけんじゃねえぞお!そんなわけの分からない理屈で、人殺しなんかされてたまるかーーー!!」
「安心したよドゥガチ!あんたはまだ人間だ!ニュータイプでも新しい人類でも、異星からの侵略者でもない!心の歪んだだけのただの人間だ!」

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

バタラ
最初の戦闘やMS操縦の訓練、潜入した基地からの脱走等で搭乗している。
クロスボーン・ガンダムX1
『クロスボーン』第1巻第3話のカングリジョとの戦闘で一時的に搭乗。
ペズ・バタラ
衛星イオ攻略戦から死の旋風隊との初戦闘までの乗機。
クロスボーン・ガンダムX2
『クロスボーン』第4巻第2話で一時的に搭乗。捕虜となりジュピトリス9に連行された際、ローズマリーから奪取した。その後、機体本体を囮にコア・ファイターだけで脱出している。
クロスボーン・ガンダムX3
木星戦役での最後の搭乗機。
クロスボーン・ガンダムX1改
『EXA』で搭乗。
クロスボーン・ガンダムX1改・改
『スカルハート』での主な搭乗機。
クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク
『鋼鉄の7人』の地上戦での搭乗機。
クロスボーン・ガンダムX1フルクロス
『鋼鉄の7人』での最後の搭乗機。
クロスボーンガンダムフルアーマー
同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝3』での搭乗機。

リンク[編集 | ソースを編集]