新機動戦記ガンダムW

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新機動戦記ガンダムW(New Mobile War Chronicle Gundam W)

A.C.195年、長く続く地球圏統一連合とコロニーとの対立のさなか、圧倒的な物量でコロニーを蹂躙し続けていた地球へ、ある作戦が開始される。「オペレーション・メテオ」と称する、5機の「ガンダム」による地球降下作戦。 5人の少年がそれぞれの想いとともに、多くの思惑に翻弄されながらも地球とコロニーの戦争を終わらせるために戦う物語。

概要

平成の単発シリーズの第2作目。前作機動武闘伝Gガンダムの視聴率はそれなりだったものの、歴代のガンダムシリーズとしては異色作であったため、多くのファンを獲得したものの、既存のファンからは酷評を受けるなど賛否両論だった。そのため再び大規模な戦争を題材とした「リアル系」に戻りつつ、ヒーロー性を出す事を主眼において製作されている。
キャラの名前の由来が数字からきていたり、MSの名前の由来が黄道十二星座からきていたり、風神雷神など、分かり易いモチーフのものが多い。

主人公をそれぞれ特徴的な5人の美少年にしたことで、放映当時女子人気が高かった作品と言われている。これは製作側が新規ファン層獲得のために、どちらかと言うと女性向きのキャラクターを多く採用したためである。そのため、少年達には踏み込んだ男女の恋愛描写はあまりない。しかし、個性的なキャラクターが多い為、決して男子に人気が無い訳では無く、こちらには派手でキャラクター性の強いガンダムが好評を得ている。

一方、ストーリーに関しては評価は芳しくない。主役であるガンダムに対して常にどこかしらの組織が対立し、なぜ戦っているのかが明確でないにもかかわらず、毎回とにかく戦っていた。これは前作と比較して、初代ガンダムに回帰しようとしすぎるあまり、戦争=戦闘という判りやすさを追求したためである。
結果、逆に勢力ごとの主張がわかりづらくなり、何のために戦っているのか、目的が何なのかがさっぱりわからないまま、とりあえず戦っている印象しか残らなかった。そのため主人公ヒイロ・ユイが戦いたくないといいながらひたすら戦い続ける姿に違和感を覚えてしまい、彼が無口なキャラクターということもあり、なぜ彼が戦争を嫌うのかの理由があまり伝わらなかった(この点に関しては後日談の新機動戦記ガンダムW Endless Waltzでしっかりとフォローアップされている)。この点は反省点として機動新世紀ガンダムXで戦闘より勢力ごとの立場や世界の趨勢、物語の目的などのストーリー描写を厚くすることで活かされている。

後日談として、OVA及び劇場作品の新機動戦記ガンダムW Endless Waltzが存在する。

あらすじ

アフターコロニー195年、地球圏統一連合に抑圧されていたコロニー群は、5機のガンダムを地球に送り込んだ。

登場人物

メインキャラクター

ヒイロ・ユイ
主人公。
デュオ・マックスウェル
トロワ・バートン
カトル・ラバーバ・ウィナー
張五飛(チャン・ウーフェイ)
ゼクス・マーキスミリアルド・ピースクラフト
トレーズ・クシュリナーダ
リリーナ・ドーリアンリリーナ・ピースクラフト
ヒロイン。
ルクレツィア・ノイン
ドロシー・カタロニア
レディ・アン
サリィ・ポォ
ヒルデ・シュバイカー
キャスリン・ブルーム

ガンダム開発者

ドクターJ
プロフェッサーG
ドクトルS
H教授
老師O
ハワード

マグアナック隊

ラシード・クラマ

OZ

オットー
ワーカー
アレックス
ミュラー
メーザー
ニコル
ツバロフ・ビルモン
トラント・クラーク
クライスト

ロームフェラ財団

デルマイユ

地球圏統一連合

ノベンタ

ホワイトファング

カーンズ

登場メカ

ガンダムタイプ

ウイングガンダム
ウイングガンダムゼロ
ガンダムデスサイズ
ガンダムデスサイズヘル
ガンダムヘビーアームズ
ガンダムサンドロック
シェンロンガンダム
アルトロンガンダム
ガンダムエピオン

モビルスーツモビルドール

トールギス
トールギスII
リーオー
エアリーズ
トラゴス
キャンサー
パイシーズ
トーラス
ヴァイエイト
メリクリウス
ビルゴ
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マグアナック
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