ドゥーエ・イスナーン
ナビゲーションに移動
検索に移動
ドゥーエ・イスナーン | |
---|---|
登場作品 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 24歳 (一年戦争時) → 32歳 (グリプス戦役時) → 40歳 |
職業 | 軍人 (MSパイロット) |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ロンド・ベル・オアシス隊 |
階級 | 少尉 (一年戦争時) → 中尉 (グリプス戦役時) → 大尉 |
コールサイン | S001 (シエラワン) |
主な搭乗機 | ジムIII |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍独立機動艦隊「ロンド・ベル」のオアシス隊に所属するMSパイロット。一年戦争から戦い抜いてきたベテランパイロットで、他の兵士から尊敬されている。
一年戦争ではシャア専用ザクIIの待ち伏せで僚機を撃破されながらも立ち向かい、グリプス戦役では単身でエゥーゴのMS小隊を撃破した歴戦の勇士として知られている。しかし実際の本人は極度の臆病者であり、戦歴についてもそんなにいいものではなく、一年戦争では通常のザクIIに僚機を撃破されて逃げ延び、グリプス戦役でもエゥーゴから見逃されていた、という真相があった。
今日に至るまで誰かの後に張り付いて逃げ回ってきたことで運良く生き延びており、噂されている戦果も誤解から生まれたものである。ドゥーエは死んでいった戦友たちよりも少しだけ幸運だった自分の弱さを誰にも悟られたくなく、寡黙で居続けてきた。オアシス隊の補給任務は皆に生きる力を与えられる心地いい場所であり、死にたくない弱虫たちのオアシスに誰よりもふさわしいのは彼自身であったと認識していた。
一年戦争からの生き残りであるドゥーエの存在は連邦のプロパガンダにとって都合が良く、ドキュメンタリー番組「E.F.F. 星月の欠片」で歴戦の勇士という虚像が作られた。事実、パイロットとしての戦闘力はそこまで高くないが操縦技量は高く、戦闘経験も豊富であるため判断は早かった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片
- 初登場作品。第1話の主役として登場。宇宙世紀0095年に哨戒任務に出た際に民間船を襲う宙賊と出会い咄嗟に隠れるが、自分を探しにきたダニーが交戦を始めてしまう。他の誰かに頼れない状況だったためそのまま隠れていたが、民間船に乗る子供を見て後悔だけはしたことがないことを思い出し、ダニーと民間船を助けるためにミサイル・ポッドをパージし身代わりとなる。その時、破壊されたポッドの爆発で異変に気付いたスタークジェガンが現れ、宙賊を撃破したため事なきを得ている(「星月の欠片」はドゥーエが撃破したものとして報道)。宇宙世紀0096年には袖付きとの戦闘で損傷したネェル・アーガマの修復と補給の護衛に就き、ラプラス事変の中でささやかな役割を担った。
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- 第1話から登場。宇宙世紀0096年1月1日にサイド7で行われた一年戦争の終戦記念式典の護衛任務に就いている。メイルメル所属のジオン残党の襲撃を受けて交戦し、退けてすぐに突如として現れたフェネクスとも交戦。Iフィールドを突破するために接近戦を仕掛けるも、ダニーの機体に叩きつけられ気絶している。戦闘後に救助され、数日後にはアンヴァルを見送っている。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 2に乗機のジムIIIのみ登場。修復と補給を受けるネェル・アーガマの護衛に就いている。
- ガンダムトライエイジ
- 「OPERATION ACE 01」収録のカード「OA1-085 ジムIIIビームマスター」のフレーバーテキストで証言者として登場している。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ダニー・セケンド
- 同じオアシス隊のMSパイロット。彼からはエースパイロットとして尊敬されていたが、宙賊に襲われた際に真実を打ち明けている。その後も尊敬し直されている。
- ウッディ・マルデンと思わしき人物
- 一年戦争時の上官。宙賊に襲われた際に彼の言葉を思い出している。『星月の欠片』作中では顔に影が掛かっており、ウッディ本人であるかがぼかされた描写となっている。
- スタークジェガンのパイロット
- 宙賊を相手に窮地に陥ったドゥーエ達を救ったエースパイロット。ドゥーエに対して敬意を払っており、彼の操縦技量を賞賛した後、再会を願いながら帰投した。なお宙賊のドーベン・ウルフに止めを刺す際の挙動がOVA版『UC』episode 1でクシャトリヤに撃墜される直前のスタークジェガンと同一だが、同一人物であるかは不明。
名台詞[編集 | ソースを編集]
星月の欠片[編集 | ソースを編集]
その他 [編集 | ソースを編集]
- 「未だにジェガンの配備が遅々として進んでいないのはよく理解している、だからかな?このジムIIIの仕様違いが用意された理由というのは。ビームマスターとは、らしくない名称だが……高出力の長射程と制圧力を単体のビーム火器で使い分けられるのは、とても意欲的な発想だ。ジムIIIは手馴れた愛機さ、新型よりもこいつの方を好む……私のような古い人間もいるだろう」
- 『トライエイジ』より、ジムIIIビームマスターに対しての評価。同機は『ガンダムビルドダイバーズ』に登場するガンプラではあるものの、証言内容を見る限り、フレーバーテキスト内では宇宙世紀作品世界の機体として扱われているようだ。自身が愛機としているジムIIIをベースとした機体であるためか、興味津々な様子である。一応、同機を作った本人は少年ではあるのだが、思い入れがあるという点では合っている。