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ちなみにジェネレーター出力がかなり低いが、これは優位性を保つため虚偽の報告をしたためであり、本来のジェネレーター出力はもっと高い。 | ちなみにジェネレーター出力がかなり低いが、これは優位性を保つため虚偽の報告をしたためであり、本来のジェネレーター出力はもっと高い。 |
2019年9月2日 (月) 19:38時点における版
ジ・O | |
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読み | ジ・オ |
外国語表記 | The-O |
登場作品 | 機動戦士Ζガンダム |
デザイン | 小林誠 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | PMX-003 |
頭頂高 | 24.8m |
全高 | 28.4m |
本体重量 | 57.3t |
全備重量 | 86.3t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,840kW |
スラスター総推力 | 135,400kg |
アポジモーター数 | 50 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 11,300m |
開発者 | パプテマス・シロッコ |
所属 | ティターンズ |
主なパイロット | パプテマス・シロッコ |
概要
パプテマス・シロッコ大尉が自らの専用機として独自に設計・開発した重モビルスーツ。名前の読みは「ジ・オ」。その威圧的フォルムは、見る者に鈍重そうなイメージを与えるが、全身にアポジモーターがあり、機動性や運動性の高さは、グリプス戦役時代においてはトップクラスである。コクピットには準サイコミュシステムである独自開発のバイオセンサーを搭載、高いニュータイプ能力を持つシロッコが乗る事によって、他を凌駕するほどの優れた機動性能を発揮するモビルスーツとなる。ちなみにこのバイオセンサーは前述の通り機体設計共々シロッコの独自開発システムであり、同時期にΖガンダムに搭載されたアナハイム・エレクトロニクス社製のバイオセンサーとは何の関連性も無い。特徴的な武装として接近戦専用のフロントスカート部にある隠し腕を持つが、装備は大型ビームライフルとビームソードの2種類のみ。これはMSに必要なのは「変形機構」でも「圧倒的な火力」でも「広い視野」でもなく、パイロットの腕を最大限引き出せる「インターフェースと機体本体」というシロッコという天才が搭乗する前提で彼が発案した設計思想に基づくためである。事実、本機に登場したシロッコは同世代のエース機を相手に遠・近距離とも後れを取ることなく互角以上の戦いを繰り広げた。同思想は6年後にアムロがνガンダムに求めた思想とも合致しており、シロッコのMS設計者としての先見性が伺える。
ちなみにジェネレーター出力がかなり低いが、これは優位性を保つため虚偽の報告をしたためであり、本来のジェネレーター出力はもっと高い。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- パイロットはパプテマス・シロッコ。グリプス戦役終盤において、シロッコが搭乗してΖガンダムや百式、キュベレイと激戦を繰り広げた。最終決戦時にはカミーユと交戦したが、ハイパー化したΖガンダムの前に圧倒され、最後は捨て身の攻撃(ウェイブライダー突撃)の前に敗れ、撃破された。
- 機動戦士Ζガンダム(小説版)
- コロニーレーザーの発射に巻き込まれて消滅している。
- 機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
- 大破した本機が保管された状態で登場する。回収したマーレイ・クリストフ曰く『コックピットもブラックボックスも失われた』状態であり、シロッコへのとどめとなったΖガンダムのシールドが突き刺さったままとなっている。
装備・機能
特殊機能
- 隠し腕
- 奇襲攻撃用の近接戦闘用装備。通常のマニピュレーターと同様の機能を持つ。
ゲームでは専ら武器として登場する。
武装・必殺攻撃
- ビーム・ソード
- サイドスカートに4基装備している近接戦闘用の武装。シロッコによって独自の改良が施されている。
- 大型ビーム・ライフル
- 出力はバーザムと同程度だが、集束率は高い。また、Eパックは独自に開発した物を使用している。シロッコの技量により、長距離射撃でガザCを落としていた。
- メガ粒子砲
- 小説版にのみ装備されている武装。全身に多数装備しており、一撃でガンダムMk-IIを大破させている。
対決・名場面
関連機体
- メッサーラ、パラス・アテネ、ボリノーク・サマーン
- シロッコが開発した機体。
- タイタニア
- 本機の発展型として設計されていた機体。
- ジ・OII
- 本機の開発に関わっていた技術者が陸戦用に開発した機体。
- オーヴェロン
- この機体の偽装装甲が本機と酷似した姿となっている。
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