「フルアーマー百式改」の版間の差分
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:バックパック上部に2門装備。使用時にはリフレクターパネルが倒れ、砲身を機体前面へとスライドさせる。 | :バックパック上部に2門装備。使用時にはリフレクターパネルが倒れ、砲身を機体前面へとスライドさせる。 | ||
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− | :両腕部に装備。元々追加装備の分離に使用されていた物を接近戦用の武器に転用している<ref>書籍「機動戦士ガンダムUC プリズマティック・モビルズ part1」より</ref>。<br/>近距離で榴弾をショットガンのように敵機に浴びせ、その衝撃によってダメージを与えるというものだが、大して威力は高くないためセンサーやカメラ、関節部の破壊にしか使えず[[MS]]そのものを撃破する事は不可能とされる。<br/>なお武装に関する記述が初出時以外の資料では乏しいためか、ボルトが「Bolt (ねじ)」ではなく「Volt (電圧) | + | :両腕部に装備。元々追加装備の分離に使用されていた物を接近戦用の武器に転用している<ref>書籍「機動戦士ガンダムUC プリズマティック・モビルズ part1」より</ref>。<br/>近距離で榴弾をショットガンのように敵機に浴びせ、その衝撃によってダメージを与えるというものだが、大して威力は高くないためセンサーやカメラ、関節部の破壊にしか使えず[[MS]]そのものを撃破する事は不可能とされる。<br/>なお武装に関する記述が初出時以外の資料では乏しいためか、ボルトが「Bolt (ねじ)」ではなく「Volt (電圧)」と解釈されるケースが多く、特にゲーム作品では「腕部の追加装甲をナックルガードにし、電撃を纏って殴りかかる」電撃武器として描写される事が多い。他にも[[ストライカー・カスタム]]のバースト・ナックルのように殴って爆破する吸着爆弾的な描写も存在している<ref>ゲーム『スーパーロボット大戦30』など</ref>。 |
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:主兵装の大型ビームライフル。射程が長く、威力も通常のビーム・ライフルとは比べ物にならない程に高い。 | :主兵装の大型ビームライフル。射程が長く、威力も通常のビーム・ライフルとは比べ物にならない程に高い。 |
2022年1月13日 (木) 21:09時点における版
フルアーマー百式改 | |
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外国語表記 | Full Armor Hyakushiki-Kai |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 攻撃用試作型モビルスーツ |
型式番号 |
FA-100S FA-00100S (一部資料) |
頭頂高 | 19.2m |
本体重量 | 39.2t |
全備重量 | 79.8t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,015kw |
スラスター総推力 |
11,300kg (推定) 113,000kg (後述) |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 12,500m |
素体 | 百式改 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属組織 |
エゥーゴ 地球連邦軍 |
所属部隊 | フレスベルク隊 (マーティン機) |
主なパイロット |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴの試作型モビルスーツ。百式改の武装と装甲を強化すべく追加装甲を装着させた姿である。「百改」の文字は左肩部の装甲板に書かれている。
メガ粒子砲やビーム・キャノン等、全身に多数の武器を搭載する事で火力を向上させている。またコクピットブロック保護の為に両肩部の装甲板にはリフレクターパネルが装備され、Iフィールドを展開させられるようになっている。これらの重装備によって高い火力と防御力を両立させている反面、運動性は低下した。両肩部にも追加装甲が取り付けられているが、ハードポイント部は露出しているのでオプション武装の追加が可能。逆に両腕部の多目的ランチャーユニットは炸裂ボルトと呼ばれる武器が追加されている為、使用は不可能と思われる。
登場作品と操縦者
- M-MSV
- 出典元。初出の「SD CLUB」第11号で、ビームキャノンやリフレクターパネル、炸裂ボルトに関する簡単な解説が行われている。
- シークレットフォーミュラー
- パイロットはクリフ・フレミング、パトリシア・クランストン、エンライト。
当初はエンライトが搭乗し、機体を受領しに来たクリフと共に彼を追撃してきた部隊を攻撃するはずだったが、実はスパイだった為にクリフのリック・ディアスに銃を向ける。しかしパトリシアの機転でコクピットを破壊され、追撃部隊に対してもクリフが本機を遠隔操作して攻撃した事により撃退に成功する。その後クリフ機のコクピットを移植して修復され、複座式として機体制御をクリフ、火器管制をパトリシアが担当し、先程の追撃部隊が向かった工業都市イプシロンへと急行。量産型サイコガンダムと交戦して街と母艦クークスタウンを守りつつ撃破したが、本機も破損している。
戦闘終了後、本機の開発は中止が決定したが、政治的取引により入手したインコムの技術と増加装甲システムを組み込んだΖプロジェクトの機体の開発が行われる事になったという。 - ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編
- 『シークレットフォーミュラー』の設定を踏まえてか、百式改の武装強化案として提出されるも、その時期は大型の可変モビルスーツが主流となっていた為、量産化が断念されたと解説されている。
- 機動戦士ガンダムΖΖ 悪夢の戦場
- テスト中に行方不明となっていた機体がプロトタイプサイコガンダムに無人の状態で操られてプロトタイプΖΖガンダムと交戦している。
- 機動戦士ガンダムUC テスタメント
- 『デルタの鼓動』にて他のデルタガンダム系列機と共に紹介されている。
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- マーティン・マータフの搭乗機として登場。
とある宙域でビグロと交戦し、ブレイア・リュードのガンダムデルタカイと連携してこれを撃破している。
装備・機能
特殊機能
- Iフィールド
- リフレクターパネルから展開される対ビームバリア。コクピットブロックを防護できる。
ゲームで登場する際は搭載されていない事が多い。 - 分離
- 増加装甲を分離可能。
ハードポイントに装備されている武装を分離可能。 - 換装
- ハードポイントに装備されている武装を換装可能。
武装・必殺攻撃
- ビームライフル
- 武装欄に記載あり。百式改から引き続き使用するものと思われる。
- ビームサーベル
- 素体である百式改の装備。リアスカートに2本マウントされている。
- ミサイルポッド
- 2連装式のミサイルポッド。腹部と両脚部に内蔵されている。
- メガ粒子砲
- 胸部に1門内蔵している。
- ビームキャノン
- バックパック上部に2門装備。使用時にはリフレクターパネルが倒れ、砲身を機体前面へとスライドさせる。
- 炸裂ボルト
- 両腕部に装備。元々追加装備の分離に使用されていた物を接近戦用の武器に転用している[1]。
近距離で榴弾をショットガンのように敵機に浴びせ、その衝撃によってダメージを与えるというものだが、大して威力は高くないためセンサーやカメラ、関節部の破壊にしか使えずMSそのものを撃破する事は不可能とされる。
なお武装に関する記述が初出時以外の資料では乏しいためか、ボルトが「Bolt (ねじ)」ではなく「Volt (電圧)」と解釈されるケースが多く、特にゲーム作品では「腕部の追加装甲をナックルガードにし、電撃を纏って殴りかかる」電撃武器として描写される事が多い。他にもストライカー・カスタムのバースト・ナックルのように殴って爆破する吸着爆弾的な描写も存在している[2]。 - ロングメガバスター
- 主兵装の大型ビームライフル。射程が長く、威力も通常のビーム・ライフルとは比べ物にならない程に高い。
- ビームパルサーガン
- 2門装備。書籍「ENTERTAINMENT BIBLE.25」の武装欄に記載があるが搭載箇所は不明。百式改の武装であるパルス・レーザー砲を指している可能性も考えられる。
対決・名場面
関連機体
- 百式改
- 素体。
- ガンダムデルタカイ / ガンダムデルタカイ陸戦仕様
- 本機と同様、デルタガンダムの系列機に属する機体。武装にロング・メガ・バスターや炸裂ボルトが採用されている。
- デルタプラス
- ビームライフルの設定が定まっていなかった原作小説版『UC』では最初の画稿でロング・メガ・バスター (形状はGFF版デザインに類似)を携行しており、作中でも標準装備となっている。
余談
- スラスター総推力は当初「11,300kg(推定)」となっていたのだが、百式改どころかザクIにも劣るため、設定ミスか監修不足の可能性がある。それ故か現状の資料では一桁上げた「113,000kg」となっている。
商品情報
フィギュア