「ガ・ゾウム」の版間の差分
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+ | ガ・ゾウムは変形機構が全体的に見直され、機体構造がこれまでのガザ・シリーズとは大きく異なっている。特にシールドの代わりにウェポン・ユニットが装備され、ユニットは他のタイプに換装する事も想定されている。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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=== 特殊機能 === | === 特殊機能 === | ||
;変形 | ;変形 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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− | : | + | :本機の主兵装。従来のガザ・シリーズのナックル・バスターと異なり、携行兵装になっている。エネルギー供給方式が[[エネルギーCAP]]方式に変更されているため、威力は低い(出力4.1MW)が、速射が可能になっている。 |
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::マウント時のビーム・サーベルはビーム・ガンとしても機能する。 | ::マウント時のビーム・サーベルはビーム・ガンとしても機能する。 | ||
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:MA形態での運用を重視したガザ。本機も最初はガザEという名称だった。 | :MA形態での運用を重視したガザ。本機も最初はガザEという名称だった。 | ||
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:ガザシリーズ最後の機体。 | :ガザシリーズ最後の機体。 | ||
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+ | *上述の通り、機体名称がガザEからガ・ゾウムへ変更された本機であるが、準備稿の段階で実際に「ガザE」表記だった事から由来している。 | ||
+ | *カタログスペックだけを見ると実はジェネレーター出力や推力ではガザDの方が上。 | ||
+ | **ただし全備重量はガ・ゾウムの方が遥かに軽いためこの推力比ならばガ・ゾウムの方が実質的な機動力は上回るし、また出力についてもガザDは固定武装であるナックルバスターに割く部分が大きいため、機体そのもののパワーでもガ・ゾウムが劣っているわけではない。出力や推力が落ちているのは「過剰なものを必要充分なだけ調整した結果」なのだろう。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2022年11月30日 (水) 21:15時点における最新版
ガ・ゾウム | |
---|---|
外国語表記 | Ga-Zowmn |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型可変モビルスーツ |
型式番号 | AMX-008 |
全長 | 17.42m (MA形態時) |
頭頂高 | 18.0m |
全高 | 18.56m |
本体重量 | 31.6t |
全備重量 | 58.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,840kW |
スラスター総推力 | 92,280kg (9,620kg×6、8,640kg×4) |
姿勢制御バーニア数 | 18基 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 11,200m (12,200mとも) |
開発組織 | ネオ・ジオン |
所属 |
ネオ・ジオン 袖付き |
主なパイロット | ゴットン・ゴー、他 |
概要[編集 | ソースを編集]
アクシズ(ネオ・ジオン軍)が開発したガザ・シリーズの発展型モビルスーツ。ガザ・シリーズはこれまで5機種開発されたが、その内ガザAとガザBは作業用に開発され、戦闘用では無かったものの優秀な可変機構と高い生産性から地球侵攻の尖兵としてガザCへと発展した。しかし、MSの絶対数が不足していたアクシズでは性能よりも量産性が優先され、耐久性が極めて劣悪であった。ハマーン・カーンはガザCを「場繋ぎ」と考え、その後継機の開発を急ぎ、宇宙戦闘用のガザD、そして武装強化を加えたガザEの開発に着手した。
ガザDの強化発展型であるガザEは、二つの開発案が提出され、そのうち対MS戦闘を重視したプランを採用。しかし、これまでのガザ・シリーズよりも高性能であった事から新しい派生機種として扱われ、試作機がロールアウトした段階でガ・ゾウムに改名され、ガザEのコードはもう一つの開発案を採用した機体に回される事になった。
ガ・ゾウムは変形機構が全体的に見直され、機体構造がこれまでのガザ・シリーズとは大きく異なっている。特にシールドの代わりにウェポン・ユニットが装備され、ユニットは他のタイプに換装する事も想定されている。
モビルアーマー形態は対艦・対要塞攻撃用の戦闘爆撃機として設計されたもので、火力・運動性共に高い。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初出作品。劇中ではゴットン・ゴーが乗り込み、ガンダムチームと交戦している。その後も量産され、複数が登場していた。
- 機動戦士ガンダムUC
- 袖付きに所属する機体が登場。腕部に装飾が施されている。フルアーマーユニコーンガンダムと交戦するも撃墜された。
- 機動戦士ムーンガンダム
- 高機動型ザクII (R-1A型)と共にロンド・ベルのラー・ザイム隊と交戦するが大破する。
交戦後アムロ・レイに投降を促されるも、パイロットがグリプス戦役後のアムロの行為が許せず、彼の乗機を道連れにしようと機体を自爆した。 - 機動戦士ガンダム Twilight AXIS(漫画版)
- ガンナータイプの機体が登場。R・ジャジャやガルスJ、ガザDと共にアクシズの近衛師団用のMSデッキに放棄されている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 変形
- MA形態とMS形態に可逆変形可能。これまでのガザ・シリーズとは異なり、脚部が前後に分割してスラスターとなるのが特徴。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ハイパー・ナックル・バスター
- 本機の主兵装。従来のガザ・シリーズのナックル・バスターと異なり、携行兵装になっている。エネルギー供給方式がエネルギーCAP方式に変更されているため、威力は低い(出力4.1MW)が、速射が可能になっている。
- ビーム・サーベル
- ガザC、ガザDと同型の物が両腕にマウントされている。
- ビーム・ガン
- マウント時のビーム・サーベルはビーム・ガンとしても機能する。
- ミサイル・ポッド
- 両肩のウェポンユニットに1基ずつ搭載されている武装。セミ・アクティブ・ホーミング型のミサイル「AMS-06H」を18発搭載しており、敵機が欺瞞行動に出た場合はTVアイ誘導に切り替わる。
- 80mmバルカン砲
- 2門内蔵とされているが搭載位置は不明。資料によっては装備されていないことになっていることが多い。装弾数は800発。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガ・ゾウム (ガンナータイプ)
- ガンプラ「1/144 ガ・ゾウム」に掲載されている、本機の後期型を超遠距離射撃用に換装した形態。型式番号AMX-008B。左肩をビーム・ランチャー、右肩をレドームに換装しており、ナックル・バスターもロングバレルになっている。機体本体は後期型という事もあり、姿勢制御用バーニアの増設といった改修が見られる。
- ガ・ゾウムマリンタイプ
- 水中用に改修された機体。
ガザシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ガザタイプ試作型
- ガザシリーズの試作機。
- ガザA
- ガザシリーズ最初の機体。この頃はまだ作業用モビルスーツだった。
- ガザB
- 簡易的に武装を施したガザ。
- ガザC
- 戦闘用に開発された最初のガザ。
- ガザD
- 発展元。より戦闘用に性能を向上させた機体。
- ガザE
- MA形態での運用を重視したガザ。本機も最初はガザEという名称だった。
- ガザM
- 水中用のガザ。非可変機である。
- ガザT
- 練習機。
- ガザW
- ガザシリーズ最後の機体。
余談 [編集 | ソースを編集]
- 上述の通り、機体名称がガザEからガ・ゾウムへ変更された本機であるが、準備稿の段階で実際に「ガザE」表記だった事から由来している。
- カタログスペックだけを見ると実はジェネレーター出力や推力ではガザDの方が上。
- ただし全備重量はガ・ゾウムの方が遥かに軽いためこの推力比ならばガ・ゾウムの方が実質的な機動力は上回るし、また出力についてもガザDは固定武装であるナックルバスターに割く部分が大きいため、機体そのもののパワーでもガ・ゾウムが劣っているわけではない。出力や推力が落ちているのは「過剰なものを必要充分なだけ調整した結果」なのだろう。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]