「プルクローン」の版間の差分

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:クローンの1人である[[マリーダ・クルス]](プルトゥエルブ)が登場。過去のゲーマルクとクローン達の戦いも語られ、『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。OVA版においてはマリーダ役の甲斐田裕子氏がプルクローンの声優を兼任している。
 
:クローンの1人である[[マリーダ・クルス]](プルトゥエルブ)が登場。過去のゲーマルクとクローン達の戦いも語られ、『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。OVA版においてはマリーダ役の甲斐田裕子氏がプルクローンの声優を兼任している。
 
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
 
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
:大抵のシリーズでは「ネオ・ジオンニュータイプ兵」名義だが、『GENESIS』では「プルクローン」名義で実装。逝去した松岡ミユキ氏の代役を務める本多陽子氏が声を当てている。
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:大抵のシリーズでは「ネオ・ジオンニュータイプ兵」名義だが、『GENESIS』では「プルクローン」名義で実装。逝去した本多知恵子氏の代役を務める本多陽子氏が声を当てている。
 
;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
 
;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
 
:ストーリーイベント「0088 ペッシェ・モンターニュ ~声なき声のささやきをI~」にてナンバリングの無いクローン個体としてノン、リン、レイの3人が登場。また、同作においてはクローン技術が旧公国軍の[[ビショップ計画]]から引き継がれているものとして設定されている。
 
:ストーリーイベント「0088 ペッシェ・モンターニュ ~声なき声のささやきをI~」にてナンバリングの無いクローン個体としてノン、リン、レイの3人が登場。また、同作においてはクローン技術が旧公国軍の[[ビショップ計画]]から引き継がれているものとして設定されている。

2023年5月30日 (火) 13:26時点における版

プルクローン
外国語表記 Ple Clone
登場作品
声優
  • 松岡ミユキ (ΖΖ)
  • 甲斐田裕子 (UC)
  • 本多陽子 (Gジェネ)
  • テンプレートを表示
    プロフィール
    種族 強化人間 / クローン人間 (スペースノイド)
    性別
    年齢 推定10歳前後 (プルと同年代)
    職業 MSパイロット
    所属 ネオ・ジオン (グレミー軍)
    主な搭乗機 量産型キュベレイ
    テンプレートを表示

    概要 

    ネオ・ジオン軍においてグレミー・トトにより生み出された強化人間かつクローン兵士。ニュータイプであるエルピー・プルのクローンであり、戦艦サンドラのコールドスリープルームで眠りについていた。「プルシリーズ」とも呼称される。同じクローンとしてプルツーも該当するが、本項では主にそれ以降のクローンを取り扱う。

    先んじて実戦投入されたプルツーと同様、個体毎に「プル+番号」のナンバリングネームが付けられており、容姿はプルと同じだが、性格などでそれぞれ微妙に個体差がある。現段階では最低10人(プルスリー~プルトゥエルブ)が確認されており、ちゃんとヘルメットの下にプル、プルツーに似た顔が浮かんでいる。上官であり自分達を生み出したグレミー・トトを絶対的存在の「マスター」として忠誠を誓うように刷り込まれており、服従と献身こそが唯一の美徳と教え込まれ、過酷な訓練に耐えてきている。

    第一次ネオ・ジオン抗争の終盤、グレミー軍の切り札として全員が量産型キュベレイに搭乗、大量投入され、ハマーン軍と膠着状態に陥る。その後、ジュドーΖΖガンダムハマーン・カーンキュベレイとの一騎打ちに乱入するも、代わりを務めたキャラ・スーンゲーマルクとの戦闘で全機が撃墜、プルクローンは全員死亡したものと思われた。

    しかし、キャラとの戦闘を生き延びたクローンの一人、プルトゥエルブは数年間の「過酷極まりない体験」を経た後にようやく発見・救出され、「マリーダ・クルス」の名でネオ・ジオン軍残党「袖付き」の兵士としてラプラス事変に参戦している。

    この他、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にもプルクローンらしき人物が登場する。

    登場作品と役柄 

    機動戦士ガンダムΖΖ
    初出作品。第45話の1シーンに登場する以外、本人達が姿を見せるシーンは無く、第47話のゲーマルクとの戦闘で全滅に追い込まれた。作中では「ニュータイプ部隊」と言及されている事以外に詳細な情報は無く、『UC』でプルのクローンと明確に設定されるまでは資料ごとに記述にバラつきが生じていた[1]
    スーパーロボット大戦64
    本人達を指す名称として「プルクローン」が用いられた。以後、ゲーム作品などの各媒体において同様の名称が用いられている。
    機動戦士ガンダムUC
    クローンの1人であるマリーダ・クルス(プルトゥエルブ)が登場。過去のゲーマルクとクローン達の戦いも語られ、『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。OVA版においてはマリーダ役の甲斐田裕子氏がプルクローンの声優を兼任している。
    SDガンダム GGENERATIONシリーズ
    大抵のシリーズでは「ネオ・ジオンニュータイプ兵」名義だが、『GENESIS』では「プルクローン」名義で実装。逝去した本多知恵子氏の代役を務める本多陽子氏が声を当てている。
    機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
    ストーリーイベント「0088 ペッシェ・モンターニュ ~声なき声のささやきをI~」にてナンバリングの無いクローン個体としてノン、リン、レイの3人が登場。また、同作においてはクローン技術が旧公国軍のビショップ計画から引き継がれているものとして設定されている。

    人間関係

    各クローン

    プルツー
    一番最初のクローン。好戦的な性格が特徴であり、クローンの中でも突出した戦闘能力を持つ。
    プルスリー
    原作小説版『UC』にてプルトゥエルブ以外で唯一名前が確認できるクローン。
    六番目の姉さん
    原作小説版『UC』の地の文で説明のある6番目の姉。1番目が誰を基準にしているかは不明。一人称は「あたし」。
    プルトゥエルブ (マリーダ・クルス)
    クローンの生き残り。後にスベロア・ジンネマンにより保護され「マリーダ・クルス」の名を与えられる。以降、袖付きの兵士として彼の下で戦う事になる。
    ノン / リン/ レイ
    数あるクローンの内、個体能力の低さ故にナンバリングネームが与えられなかった少女達。完成したニュータイプ・クローンとしての「プルナンバー」を獲得しようと、同じくクローン人間であるペッシェ・モンターニュの下でテストに励む。ペッシェを守る為に戦うがノン、レイは戦死、リンは一命を取り止める。

    ネオ・ジオン

    エルピー・プル
    オリジナル。一部では彼女もクローンであるとする資料もある。
    グレミー・トト
    創造主であると共に忠誠を誓うマスター。クローン達にとって無くてはならない存在であり、ジュドー達によって討たれた事が彼女達に破滅をもたらした。
    ハマーン・カーン
    ハマーン軍の総大将であり、倒すべき対象の1人。
    ルガー・ルゥ / ゼナイド・ギャル / ゼナイド・ギャルII
    その他、ネオ・ジオンによって造られたクローン人間。

    名台詞

    機動戦士ガンダムΖΖ 

    「はっ、グレミー様のために、命に代えてもハマーンの艦隊を叩いてみせます!」
    第45話より、クィン・マンサに随伴するクローンの1人の発言。本編ではこれしか台詞が無く、ノーマルスーツ姿のため顔立ち以外の容姿を確認する事はできない。

    機動戦士ガンダムUC 

    「プルスリーがやられた!」
    「マスターも死んだ!死んじゃったよぉ!」
    「どうすればいいの、あたしたち」
    「落ち着いて。敵はまだ残っている。連邦軍を排除するんだ。《ガンダム》も、ハマーンも、マスターの敵になるものはすべて!」
    小説第4巻より、マリーダと精神感応を果たしたバナージが見たマリーダの過去にて。それは『ΖΖ』本編でゲーマルクと交戦していたクローン達の混迷を極めたやり取りであり、四番目のクローンが皆を落ち着かせるも、内心の動揺が収まらないままゲーマルクに対し密集隊形で接近してしまう。この状況に対しプルトゥエルブは「密集していたらやられる」と判断。初めて規律を破り、わずかに戦列を離れた瞬間、クローン達は放たれた一撃で無残にも散ってしまう。ポッドで放り出されたプルトゥエルブを残して……。

    搭乗機体・関連機体

    量産型キュベレイ
    搭乗機。

    商品情報

    リンク

    脚注

    1. 書籍「総解説ガンダム事典Ver.1.5」では「一説に拠ればプルやプルツーと同じクローン体だったと言われる」、書籍「週刊ガンダム・ファクトファイル No.49」のプルツーの記事では「彼女ら(彼ら?)の素性は明らかではないが、断片的な記録からプルツーに続いて覚醒したクローン戦士と推測される」といったように断言を避けた記述が見られる