「デュエルガンダム」の版間の差分
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:対ビームコーティングを施したシールドストライクと共通タイプでカラーリングが異なる。 | :対ビームコーティングを施したシールドストライクと共通タイプでカラーリングが異なる。 |
2023年8月16日 (水) 02:12時点における版
デュエルガンダム | |
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外国語表記 | Duel Gundam |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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正式名称 | デュエル |
分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
型式番号 | GAT-X102 |
全高 | 17.5m |
重量 | 61.9t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | |
所属組織 | 地球連合軍 ⇒ ザフト軍 |
所属部隊 | |
パイロット | イザーク・ジュール |
概要
地球連合軍の5機の新型モビルスーツのうち最初に完成した機体。機体名称の「デュエル」とは「決闘」を意味する。
人体の機能を再現する事に力を注いだX-100系フレームはX-200系(特殊改装フレーム)やX-300系(可変フレーム)の元になったフレームであり、特にデュエルはそのオーソドックスなスタイルから同系列のバスター、ストライクのアレンジへの基本型と言える機体であった。特に「人体の可動機能の再現」という意味ではザフト製MSより優れていた。これはあらゆる条件下で活動し、各種武装を持ち替えて戦う事が必要とされたMSにとって非常に重要であった。特に、運動性能と武器の持ち替えによる汎用性を追求したデュエルは、その基本性能の多くがこのフレームによって支えられていたといえる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。ヘリオポリスで開発が進められていたが、ザフト軍のクルーゼ隊に強奪され、イザーク・ジュールが専任パイロットとなった。その後、キラ・ヤマトが搭乗するストライクガンダムとの戦闘中に腕部、腹部を損傷し、修復の際にアサルトシュラウドが追加装備された。地上での戦闘では北アフリカ、マーシャル諸島と転戦。オペレーション・スピットブレイクやパナマ攻略戦にも参加している。再び宇宙に上がった後、新設されたジュール隊の隊長機として第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加。キラ達に協力してフォビドゥンガンダムやレイダーガンダム(スペシャルエディションIIIではフォビドゥンのみ)を撃破し、ピースメイカー隊の旗艦ドゥーリットルを撃沈するなどの戦果を挙げた。GAT-Xシリーズの中で唯一、撃破されずに停戦を迎えている。
装備・機能
特殊機能
- フェイズシフト装甲
- 通電させる事で相転移反応を示す特殊装甲。通常はグレー一色のディアクティブモードと呼ばれる状態だが、通電させる事で色が変化する。
物理的な衝撃を無力化し、大気圏突入も可能な耐熱降下も付与するが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
武装・必殺攻撃
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- GAT-Xシリーズの頭部に共通して装備されているCIWS(クローズ・イン・ウェポン・システム)。主に至近距離でミサイルや航空兵力を撃破する為のバルカン砲ではあるが、対歩兵用に仕様される場合もある。高性能の射撃指揮装置により、目標の発見、追尾、射撃まで自動化されている。
- 175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
- デュエルの主兵装となるビームライフル。基本的にはストライクと同じ口径と出力を有するが、デュエルのそれは銃身の下部に小型のマルチ・ガンランチャーが取り付けられている。
- 175mmグレネードランチャー
- ビームライフルの銃身下部に装備されている武装。バスターに装備されている装備と同系列の物で、榴弾やグレネードによる「面の破壊」を可能にする。
- ビームサーベル
- 背面バーニアの左右に装備された斬撃用ビーム兵器。デュエルの基本装備はこれとビームライフルのみであるが、その汎用性から見て複数種の兵装が考案されていたとされる。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティングを施したシールドストライクと共通タイプでカラーリングが異なる。
- 350mmレールバズーカ ゲイボルグ
- デュエル専用に開発された携帯リニアキャノン。形状から「バズーカ」と呼ばれる事もある。電磁加速した実体弾を発射し、目標を攻撃する。ザフトに奪取された際に持ち出されず、その後ヘリオポリスに残されていた物をロンド・ギナ・サハクが持ち出し、ガンダムアストレイ ゴールドフレームの武装として使用使用した。
ゲーム『SDガンダム GGENERATION SEED』では本機が装備している。
その他
- 57mm高エネルギービームライフル / 対ビームシールド
- 本来はストライクの装備。『SEED』最終回、ヤキンドゥーエ攻防戦終盤のフォビドゥンガンダムとの戦闘でアサルトシュラウドとシールド、レイダーとの戦闘でライフルを失ったため、レイダー撃墜後にアークエンジェルの補給を受け装備した。
- 超高インパルス長射程狙撃ライフル
- 本来はバスターの装備だが、『SEED』最終回でレイダーにビームライフルが破壊された際、行動不能になったバスターに代わって半ば強引に使用した。
- ショートライフル / スナイパーライフル
- フィギュア「Advanced MS IN ACTION」に付属する玩具オリジナル武器。57mm高エネルギービームライフルのショートバレルタイプ及びスナイパータイプ。
対決・名場面
- 対エールストライクガンダム
- 一時は優勢に立つものの、SEEDを発現させたキラの猛攻により腹部装甲を損傷し、イザークも顔に傷を負う。
- 対フォビドゥンガンダム
- ヤキンドゥーエ攻防戦にて交戦する。ストライクルージュを庇い撃墜されたかと思われたが、アサルトシュラウドをパージしてビームサーベルの二刀流にて撃墜した。
- 対レイダーガンダム
- ヤキンドゥーエ攻防戦にて交戦する。フォビドゥンとの戦闘でアサルトシュラウドをパージした上でビームライフルが破壊され、大破したバスターを庇うと言う状況の中、バスターの超高インパルス長射程狙撃ライフルを奪い取ってレイダーを撃墜しフェイズシフトダウンした。
関連機体
- デュエルガンダム アサルトシュラウド
- ストライクに敗北した後、ザフトが開発した第1世代MS用強化パーツ『アサルトシュラウド』を搭載した形態。宇宙での機動性、レールガンとミサイルによる火力強化を目的としたものであり、以後は第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦までこの形態で戦う事になる。
- ブルデュエル
- 「アクタイオン・プロジェクト」で再設計されたデュエル。
- レーゲンデュエルガンダム
- ライブラリアンが独自に改修したデュエル。
- ストライクガンダム / バスターガンダム / カラミティガンダム
- デュエルと同じX100系フレームを採用。
- ロングダガー / デュエルダガー
- ストライクダガーの上位機種。デュエルの設計思想を受け継いでいる。
商品情報
ガンプラ
フィギュア