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アヘッドとは逆に頭部にV字型アンテナを備える等、外見はガンダムに似せたものとなっているが、これは[[アロウズ]]のスキャンダルでソレスタルビーイングやガンダムに対する世論の感情が変わってきた為である(逆にアヘッドはアロウズ専用の機体であった事が災いし、後継機の開発も中止となっている)。 | アヘッドとは逆に頭部にV字型アンテナを備える等、外見はガンダムに似せたものとなっているが、これは[[アロウズ]]のスキャンダルでソレスタルビーイングやガンダムに対する世論の感情が変わってきた為である(逆にアヘッドはアロウズ専用の機体であった事が災いし、後継機の開発も中止となっている)。 | ||
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2024年11月4日 (月) 22:02時点における最新版
ジンクスIV (一般機) | |
---|---|
外国語表記 | GN-X IV Standard Type |
登場作品 | |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | 擬似太陽炉搭載型モビルスーツ |
型式番号 | GNX-803T |
頭頂高 | 19.0m |
本体重量 | 70.6t |
主動力 | GNドライヴ[Τ] |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | イワノフ、他 |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。一般機である本機のカラーリングはグリーンとなっている。
スペルビア ジンクスをベースとして開発された機体で、イノベイドらが保有していた技術やアヘッド系列の技術を導入している(特に後者は両肩のGNバーニアなどにその名残が見られる)。ジンクスIIの運用思想を受け継ぎ任務に応じて装備を換装するシステムを採用しており、出撃時に5種類の基本装備を任意に選択する事が可能で高い汎用性能を持っている。また、連邦の量産機としては初めてトランザムシステムを搭載した。その性能は非常に高く、カタログスペック上はソレスタルビーイングのガンダムをも上回るとされる。
アヘッドとは逆に頭部にV字型アンテナを備える等、外見はガンダムに似せたものとなっているが、これはアロウズのスキャンダルでソレスタルビーイングやガンダムに対する世論の感情が変わってきた為である(逆にアヘッドはアロウズ専用の機体であった事が災いし、後継機の開発も中止となっている)。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 劇場版 機動戦士ガンダム00
- 西暦2314年時の地球連邦軍の主力機として運用されている。
ELSとの戦闘にも投入されたが、そのほとんどが撃破、またはELSによる侵食を受けており、中にはトランザムシステムを暴走させ自爆する機体もいた。 - 劇場版 機動戦士ガンダム00(小説)
- 上記と同様だが、イワノフ少尉という人物がアンドレイ・スミルノフと共にELSとの最終決戦に出撃した機体に搭乗している。
- 機動戦士ガンダム00N
- 月面基地にて運用テストが行われており、結果を見た技術者達をして「まるでガンダムだ」と言わしめている。また、本機に搭乗したパイロット達の一部からは「ガンダムタイプ」と言われている。
- 機動戦士ガンダム00V戦記
- 名前のみの登場だが、本機の多くはジンクスIIIの近代化改装によるもので、新規生産された機体はごく少数である事が明かされている。
- 機動戦士ガンダム00I 2314
- こちらでも連邦軍の主力機として登場している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
本機は擬似太陽炉搭載機でありながら使用可能で、途中解除も可能。 - GNフィールド
- GN粒子で形成されるバリア。大型GNシールドの上部装甲をスライドさせて発生させるようになっている。
- 増加粒子タンク
- 両肩のGNバーニアに装着されるユニット。高機動GNバーニアも内蔵されており、機動性の向上にも一役買っている。バーニアと一体化する構造のため、戦闘時の邪魔にならない。
- ブースター
- 長距離移動の際に用いられるオプション装備。背部に装着される。アヘッドのそれから更なる改良が加えられている。
- ハードポイント
- 両肩に設置されている。
- 換装
- 5種類の基本装備に換装可能。
- 自爆
- トランザムの起動中に擬似太陽炉を暴走させる事で自機を爆発させる。
- 劇場版におけるELSとの戦闘において、「地球を守る」という大義名分があったとはいえ、トランザムからの自爆による特攻を行い戦死したパイロットが続出。この事実は戦後処理において少なくない批判があり、ELS戦後に開発されるMSにはトランザム搭載禁止が決定された。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- GNバルカン
- 頭部と腰部に2門ずつ内蔵されている速射式のビーム砲。後者は口径が大きく、威力も上がっている。
- GNビームライフル
- 本機の主兵装で、従来の物より改良が加えられている。内蔵された大型GNコンデンサーからエネルギーを供給する仕組み。
- GNロングバレルビームライフル
- GNビームライフルのバレルを長射程用に換装したもの。射程が延び、威力も向上しているが、代わりに連射性が低下している。
- GNビームサーベル
- 両脚部に1本ずつ格納。
- NGNバズーカ
- 粒子撹乱された状況下での使用を想定して開発された射撃兵装。先頭の「N」は「NO」を意味している。基本的には実体弾を発射する兵装だが、カートリッジの交換で粒子ビームも発射可能である。ELSとの最終決戦時に2挺装備した機体が確認されている。
- GNクロー
- 両腕部のマニピュレーター。先端が鋭利な形状になっており、本来はエネルギー切れの際の最後の手段と言うべき装備だが、GNフィールド効果を利用すれば攻撃力を底上げ出来る。
- GNシールド
- ハードポイントに装着される実体盾。小型と大型の物が存在しており、通常は前者が装着されている。どちらも従来の物と違ってGNディフェンスロッドが存在せず、大型シールドにはその代わりとしてガラッゾから流用したGNフィールド発生装置が内蔵されている。
ちなみに、両肩に大型シールドを装着した「ダブルシールド仕様」は指揮官機にしか認められていない為、劇中では片方しか装着されていない。 - GNハンドグレネード
- 大型GNシールドの裏側に2基装備されている。劇中未使用であり、詳細も不明。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジンクスIV (指揮官機)
- 指揮官用の機体。一般機と違い装備を自由に選択できる。
- ジンクスIV コアファイター搭載型
- パイロットの生存率を上げるために改修された機体。
- ELSジンクス
- ELSが本機に擬態した姿。
- スペルビア ジンクス
- 原型機。
- ジンクスIII
- 前世代機。
- アヘッド
- 肩の推進器などに技術が使われている。
- アクセルレイトジンクス
- 『ガンダムビルドファイターズA-R』に登場するガンプラ。高速戦闘に特化している。
- ストライカージンクス
- 『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』に登場する、アドヴァンスドジンクスをベースとしたガンプラ。本機開発時の地上戦データを集めるテスト機という設定が付与されている。
- オーガ刃-X
- 『ガンダムビルドダイバーズ』に登場するジンクスIVベースの改造ガンプラ。重装化されており、近接戦闘を得意としている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
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