「ヴァリアブルフェイズシフト装甲」の版間の差分
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2020年5月31日 (日) 11:57時点における版
ヴァリアブルフェイズシフト装甲(Variable Phase Shift Armor)
フェイズシフト装甲を改良した相転移装甲。通称は「VPS装甲」。ストライクルージュに搭載された改良型PS装甲が雛形となっており、オーブから流出した技術を基にザフトのセカンドステージシリーズに実装された。
従来のフェイズシフト装甲と異なり、装甲を展開した際に流れる電流の量を任意に変更する事ができる。これによって装備や状況に応じてエネルギー配分を調節・最適化し、エネルギーの消費量を抑制し、稼働時間の延長を実現した。
電圧調整により装甲の色が変化するという特徴を持ち、インパルスガンダムやストライクEなどは機体の装備を変更する際その装備に最適な電圧に調整され、機体カラーが一変する。この性質を利用して機体のカラーリングを自分のパーソナルカラーになるよう調整するパイロットも存在した。
作中では色の変化が目立っており、性能自体は通常のフェイズシフト装甲と同様に扱われている。
登場作品
- 機動戦士ガンダムSEED
- 直接登場はしないが、ストライクルージュに採用されている改良型フェイズシフト装甲はヴァリアブルフェイズシフト装甲の雛形であるとされている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初出作品。インパルスガンダムを始めとするセカンドステージシリーズやデスティニーガンダム、レジェンドガンダム、ストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダムで採用されている。
特にインパルスは白と青をベースとした標準的なフォースインパルスガンダム、近接戦闘での防御力を重視するために消費電力を上げた白と赤ベースのソードインパルスガンダム、武装にエネルギーを集中したため消費電力を下げた白・黒・緑ベースのブラストインパルスガンダムと、消費電力によって3パターンのカラーリングを持つ。
また、ガイアガンダムはステラ搭乗時は黒だったが、バルトフェルド搭乗時は朱ベースのカラーに変更されている。これは電力消費よりも本人の好みの部分が大きいと思われる。
また、ストライクルージュもキラ・ヤマトが搭乗した際にOSの設定等を調整した為、ストライクガンダムと同様のトリコロールカラーに変化している。 - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- テスタメントガンダムが地球連合軍に強奪された際、フェイズシフト装甲から交換されている。通常時は白だが、装甲の防御力が上昇させると赤に変化する。また、テスタメントがカイト・マディガンの手に渡った際はVPS装甲の性質を利用し、装甲表面に十字のマーキングを再現している。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV
- デスティニーインパルスが搭載している。1号機は赤、2号機は赤紫、3号機は青紫のカラーリング。
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY - ストライクEで採用された。基本色はストライクガンダムと同様であるが、ノワールストライカーを装備したストライクノワールは黒いカラーリングである。
- 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
- ライゴウガンダムが採用。インパルスと同様、装備したアナザートライアルストライカーによって装甲色が変わる。
採用機体
ザフト軍
- インパルスガンダム (及び各形態)
- カオスガンダム
- アビスガンダム
- ガイアガンダム
- セイバーガンダム
- デスティニーガンダム
- レジェンドガンダム
- ストライクフリーダムガンダム
- インフィニットジャスティスガンダム
地球連合軍
- テスタメントガンダム (改修後)
- プロトセイバー+11
- デストロイガンダム (TPS装甲とする資料あり)
アクタイオン・インダストリー社
- ストライクE
- ブルデュエル
- ヴェルデバスター
- ガンダムアストレイノワール (ストライカー部分)
ライブラリアン
フジヤマ社
関連用語
- フェイズシフト装甲
- 改良元である技術。
- トランスフェイズ装甲
- 連合軍側で開発されたPS装甲の改良型。本技術の登場により新型GAT-Xシリーズ3機への採用のみに留まった。