「デュエルガンダム」の版間の差分

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:一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。
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:一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===

2020年2月13日 (木) 06:25時点における版

デュエルガンダム
外国語表記 Duel Gundam
登場作品 機動戦士ガンダムSEED
デザイン 大河原邦男
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スペック
正式名称 デュエル
分類 汎用試作型モビルスーツ
型式番号 GAT-X102
全高 17.5m
重量 61.9t
主動力 バッテリー
装甲材質 フェイズシフト装甲
開発組織
所属組織 地球連合軍ザフト軍
所属部隊
パイロット イザーク・ジュール
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概要

地球連合軍の5機の新型モビルスーツのうち最初に完成した機体。他の4機はこの機体をベースにしてそれぞれのコンセプトに沿った設計に改められている。機体名称の「デュエル」は「決闘」を意味する。後に開発される連合製主力MSの基本形として、MSに要求される各性能をバランス良く備えた汎用型として開発されている。そのため武装もシンプルであり、軽量ゆえの高い運動性能とビームサーベルを駆使した白兵戦を基本戦術としている。本機の量産機としてデュエルダガーが少数生産されるものの、制式採用は見送られた。

ザフト奪取後にアサルトシュラウドを装着した状態はデュエルガンダム アサルトシュラウドを参照。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED
ヘリオポリスで開発されていたが、ザフト軍のクルーゼ隊に強奪され、イザーク・ジュールが専任パイロットとなった。その後、キラ・ヤマトが搭乗するストライクガンダムとの戦闘中に腕部、腹部を損傷し、修復の際にアサルトシュラウドが追加装備された。地上での戦闘では北アフリカ、マーシャル諸島と転戦。オペレーション・スピットブレイクやパナマ攻略戦にも参加している。再び宇宙に上がった後、新設されたジュール隊の隊長機として第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加。キラ達に協力してフォビドゥンガンダムレイダーガンダム(スペシャルエディションIIIではフォビドゥンのみ)を撃破し、ピースメイカー隊の旗艦ドゥーリットルを撃沈するなどの戦果を挙げた。GAT-Xシリーズの中で唯一、撃破されずに停戦を迎えている。

装備・機能

特殊機能

フェイズシフト装甲
一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。

武装・必殺攻撃

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
頭部に2門装備されている近接防御機関砲。用途はミサイルの迎撃や接近してくる敵機への牽制及び威嚇。
175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
主兵装のビームライフルで、モビルスーツを一撃で撃破できる威力を持つ。銃身下部にグレネードランチャーを装備している。連合兵からの評価が高く、後に少数が量産された。
175mmグレネードランチャー
ビームライフルの銃身下部に装備されている武装。原作ではドゥーリットルの艦橋に撃ち込み、撃沈している。
ビームサーベル
バックパックの左右マウントホルダーに搭載されており、ストライクの物と同じ。『デュエル』(=決闘)の名を冠する白兵用の本機の思想を体現する最重要装備。2本のうちの1本は予備であり、エネルギー消費の関係上、二刀流は好ましくないが、イザークは接近戦を好み、二刀流で優秀な戦果を挙げている。中でも、シャニ・アンドラスの搭乗するフォビドゥンガンダムを撃破したシーンは有名。
350mmレールバズーカ ゲイボルグ
未使用となった幻の武装。ジンやストライクのバズーカとは違い、予備バッテリーが搭載された事で長大に設計した銃身を使い、砲弾を内部で電磁加速させ撃ち出すリニアキャノンに近い武器。ヘリオポリスに残されていたがロンド・ギナ・サハクが持ち出し、ガンダムアストレイ ゴールドフレームの武装として使用された。
ゲーム『SDガンダム GジェネレーションSEED』では本機が装備している。
ショートライフル
「Advanced MS IN ACTION」に付属していた武器。設定には存在しない。
スナイパーライフル
「Advanced MS IN ACTION」に付属していた武器。設定には存在しない。
対ビームシールド
ビームの粒子を反射・拡散させる特性を持つ特殊塗料を施されたシールド。一般的なモビルスーツのビーム兵器に対してなら充分な防御力を持つ。ストライクの持つ対ビームシールドとは色違いで、ヤキンドゥーエ攻防戦終盤ではストライクのシールドも装備していた。
57mm高エネルギービームライフル
元はストライクのビームライフルだったが、ヤキンドゥーエ攻防戦終盤に装備している。
超高インパルス長射程狙撃ライフル
バスターの装備だが、ヤキンドゥーエ攻防戦でレイダーにビームライフルが破壊された時に半ば強引に奪い取って使用した。

対決・名場面

エールストライクガンダム
一時は優勢に立つものの、SEEDを発現させたキラの猛攻により腹部装甲を損傷し、イザークも顔に傷を負う。
対フォビドゥンガンダム
ヤキンドゥーエ攻防戦にて交戦する。ストライクルージュを庇い撃墜されたかと思われたが、アサルトシュラウドをパージしてビームサーベルの二刀流にて撃墜した。
対レイダーガンダム
ヤキンドゥーエ攻防戦にて交戦する。フォビドゥンとの戦闘でアサルトシュラウドをパージした上でビームライフルが破壊され、大破したバスターを庇うと言う状況の中、バスターの超高インパルス長射程狙撃ライフルを奪い取ってレイダーを撃墜しフェイズシフトダウンした。

関連機体

デュエルガンダム アサルトシュラウド
ストライクに敗北した後、ザフトが開発した第1世代MS用強化パーツ『アサルトシュラウド』を搭載した形態。宇宙での機動性、レールガンとミサイルによる火力強化を目的としたものであり、以後は第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦までこの形態で戦う事になる。
ブルデュエル
アクタイオン・プロジェクト」で再設計されたデュエル。
レーゲンデュエルガンダム
ライブラリアンが独自に改修したデュエル。
ストライクガンダムバスターガンダムカラミティガンダム
デュエルと同じX100系フレームを採用。
ロングダガーデュエルダガー
ストライクダガーの上位機種だが、デュエルの設計思想を受け継いでいる。

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