キャプテン・ジオン

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キャプテン・ジオン
外国語表記 Captain ZEON
登場作品
声優 速水奨
デザイナー 窪岡俊之 (戦場写真集)
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プロフィール
キャプテン・ジオン (人物)
種族 人間
性別 男 (ダイバールック)
役職 G-Tuber
使用ガンプラ ν-ジオンガンダム
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概要

ムック「M.S.ERA POPULAR EDITION 機動戦士ガンダム戦場写真集」を初出とする宇宙世紀作品における劇中劇及び同作の主役ヒーロー。またはそれをモチーフとする『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』の登場キャラクター。本項では両者について取り扱う。

キャプテン・ジオン (劇中劇) 

一年戦争時にジオン公国政府が製作した子供向けのプロパガンダアニメ。現実世界における「スーパーマン」や「キャプテンアメリカ」に相当する作品であり、悪の連邦を正義のヒーロー、キャプテン・ジオンが成敗するという勧善懲悪ものとなっており、視聴者の子供たちから高い人気を得た。キャプテン・ジオンは屈強な体に真っ赤なマスクと背丈ほどのマント、胸に「Z」の文字が描かれた真っ赤なヒーロースーツを身に纏った姿が特徴で、物語の中で768人の連邦兵と42人のスパイ、15人の連邦協力者イヌを「成敗」している。また、その個性的なキャラクター性から放送時にはポスターなどにも起用されている。

キャプテン・ジオン (人物) 

上記のヒーローと同一のダイバールックを持つダイバー。誰よりもGBNで熱く、誰よりもGBNを愛しており、動画配信サイト「G-TUBE」のG-Tuberとして日々、GBNにおいてマナー改善のための慈善活動に尽力している。本機で活動に取り組むために自身の敗戦までも隠す事無くしっかりと投稿し、視聴者に向けてマナー改善を叫ぶ姿から、ビルドダイバーズカザミなど彼の活動に共感したフォロワーが多く存在している。ただ、リアル世界でのダイバー本人の正体については一切明かされていない。

登場作品と役柄

M.S.ERA POPULAR EDITION 機動戦士ガンダム戦場写真集
出典元。55ページ目に1枚絵が掲載されている。作画は窪岡俊之氏が担当。
電撃ホビーマガジン
掲載企画である宇宙世紀の架空記事「U.C.ARCHIVE」の内、2005年2月号に掲載された第3回目にてガルマ・ザビの亡骸を抱えたキャプテン・ジオンの一枚絵とアメコミ風の挿絵が掲載されている。ガルマの国葬時に製作されたものという体裁で、ジオン公国を攻撃する連邦軍を迎え撃つという構図になっている。ただ、敵役の中にはガンダムらしきメカのほかにジムを模したであろうメカも描かれている事から、一年戦争中盤に製作されたものともされている。挿絵には他にもジオンのエンブレム型の剣や目からビームを発射するキャプテン・ジオンの姿も描かれている。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
キャプテン・ジオンと同名・同じ姿のダイバーとして第4話から登場。作中では基本的にG-TUBE動画でのみ登場するが、第4話と第7話でのマナー違反者との対決は非常に熱い内容となっている。第26話(最終回)ではロンメルと入れ替わるように本人が遂に登場し、ヒトツメとの最終決戦に参加。カザミと連携してν-ジオンガンダムを粉砕した。
HHイメージングダイバーズ[Ver.C.Z]
Re:RISE公式サイトに掲載されている「Ver.C.Z」にて解説役を担当。キャプテン・ジオンが製作したという体裁の作例も掲載されている。

人間関係

ジオン公国

ガルマ・ザビ
彼が戦死した際にプロパガンダ用として彼の亡骸を抱えたポスターが製作された。

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE

カザミ (トリマチ・カザミ)
ビルドダイバーズ (BUILD DiVERS)に所属するダイバー。キャプテン・ジオンの大ファンであり、彼のようなヒーローになる事を目標としている。『HHイメージングダイバーズ』Vol.3においてはキャプテン・ジオンがG-TUBE上で見たジャスティスナイトから彼を知ったと思わしき描写があり、この時は相手が熱烈なフォロワーだった事から接触するのは早計であると判断しているが、後にGBD:R本編で対面を果たしている。
ロンメル
フォース「第七機甲師団」のリーダー。中の人が同じ、キャプテン・ジオンの話になると嬉々として熱弁する、ロンメルと入れ替わりでキャプテン・ジオンが登場する等々、深い関与が疑われる。キャプテン・ジオンがサブアカウントの可能性もあるが、そこに踏み込むのは野暮だろう。
ガザ三兄弟
GBNで迷惑行為を繰り返す彼らを圧倒的パワーを以て成敗。その後改心し、キャプテン・ジオンの心強い仲間となる。
ゴジョウ
カザミがかつて所属していたフォースのリーダー。序盤、勝つ事に拘るあまり成果をあげられずにいたカザミに対し「キャプテン・ジオンがどうしてカッコいいのか」と問う事で、勝ち負けよりも諦めずに何度でも立ち上がる事が重要であると気づかせようとした。
パトリック・コーラサワーにとてもよく似ているダイバー
前作「GBD」から引き続き登場しているゲストキャラ。第3話ではヒーローっぽい衣装をした彼(コーラさん)と共にELS母星エリアに挑戦する事がG-TUBE上で予告されている他、第26話の最終決戦後にはキャプテン・カザミ、コーラサワーと合わせて「Triple C (C.C.C)」として広告されている。

名台詞

「何者であろうと、GBNでの迷惑行為は見過ごさない。GBNの守護者、マナーの伝道師、キャプテン・ジオンの…ある限り!」
「迷惑行為を省みぬ、その態度と開き直り…ならば受けて立とう。この戦い、マナーと礼節を以って!キャプテン・ジオンの名の下に!」
『GBD:R』第4話より、初登場時の名乗り口上。ガザ三兄弟の前に悠然と現れたキャプテン・ジオンは、彼らからの攻撃に怯む事無くν-ジオンガンダムを召還。無法者を成敗する戦いが始まった!
「何も知らない新人ダイバーに、無料配布パーツを高額で売りつける…迷惑だ!!」
「後ろに並ぶ人達の迷惑も省みず、カタパルト前での違法駐禁…かなり迷惑だ!!」
「一般プレイヤーも参加するレイドバトルで、報酬と撃破スコア欲しさに仲間ごと吹き飛ばす…とても迷惑だ!!」
ガザ三兄弟を攻撃する際、それぞれの罪状を明らかにしながら。「罪状を述べる ⇒ 迷惑だ!」の流れがキャプテン・ジオンお決まりのフレーズなのだろう。
「マナー違反にアクシズ落とし!抱け、心の南極条約!守ろう!皆のG!B!N!」
ν-ジオンガンダムの必殺技を使った際の口上。νガンダムベースの機体がアクシズを落とすという行為を目の当たりにした三兄弟を「お前が落とすんかぁぁぁい!」のツッコミもろとも粉砕。かくして今日もGBNの平和は守られた!
「自分に、嘘はつけないからな…」
「この胸に炎が…ガンプラ魂が燃えている限り…私は何度でも立ち上がる!何故なら…それがキャプテン・ジオンだからだ!」
「君の胸にもまだあるはずだ。熱く燃える何かが!」
「そうとも……今こそ、目覚める時だ。誰の物でもない君だけのガンプラ魂が!」
『GBD:R』第7話より、デストロイガンダムを操りキャプテン・ジオンを追い詰めたマナー違反者の「勝ち目も無いのに何故戦う」の問いに対して。愛するGBNのために不屈の精神で戦うキャプテン・ジオンは誰にも止める事はできない。彼の言葉はヒトツメの猛攻の前に挫けかけたカザミにも届き、彼の本当の自分、本当のヒーローになるという決意を再び燃え上がらせる。そしてそれに鼓舞されるようにキャプテン・ジオンの下にガザ三兄弟が、カザミの下にヒロトが駆けつけ、本当の戦いが始まった!
「時空を越えての迷惑行為…マナー以前の問題だ!」
「私についてこられるか?少年!」
『GBD:R』第26話より、GBNでのヒトツメとの最終決戦で遂に本人が登場した際に。颯爽と現れたキャプテン・ジオンはカザミに共闘を持ち掛け、カザミも快く承諾。ヒトツメの大軍団に熱血タッグが立ち向かう!

搭乗機体・関連機体

ν-ジオンガンダム
『GBD:R』における愛機。
コアガンダムライダー / コアガンダムブースター / スーパーコアガンダム
コアガンダムの拡張性に着目し、マシンライダープトレマイオスアームズアースアーマーのフレームなどを装着させた作例。
ガンダムフリーダムナイト
G-TUBEで発見したカザミのガンダムジャスティスナイトに感銘を受け製作したストライクフリーダムベースのガンプラ。
フルアーマージュピターヴガンダム / コアジムL / コアジムR
コアガンダム3機による3on3を想定した作例。ジュピターヴガンダム1機と頭部をGBN-ガードフレームの物に変更したコアガンダム(コアジム)2機で構成されており、それぞれが2機のアーマーを装備する事で柔軟な連携術を可能にする。

キャプテン・ジオン語録 

『HHイメージングダイバーズ』ではキャプテン・ジオンが様々な語句に「キャプテン」を付ける傾向にあるのが特徴である。

キャプテン・ショック
『HHイメージングダイバーズ』Vol.2の冒頭で言及した用語。量産型ジオニックソードがフォロワー間で流行っている事を指す。
キャプテン・ジオンのブルース
『HHイメージングダイバーズ』Vol.2の最後で流そうとしたBGM。
キャプテン・サーフィン
『HHイメージングダイバーズ』Vol.3の冒頭で用いた、G-TUBEでネットサーフィンする事を指す用語。
キャプテン・イメージング
『HHイメージングダイバーズ』Vol.3の冒頭でフリーダムナイトを製作・紹介する際に用いた用語。
キャプテン・アンサー
『HHイメージングダイバーズ』Vol.4の冒頭で、自ら考案したコアガンダム3機で構成されたチームを紹介する際に用いた用語。

余談

  • 「戦場写真集」で描かれているキャプテン・ジオンのタイトルロゴは『機動戦士Ζガンダム』のロゴとほぼ同一だが、これについて作画を担当した窪岡氏は同誌で「Zのロゴは『Ζガンダム』と同じですが、監督の押しなんです」と述べている。

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