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== AMX-101E シュツルム・ガルス (Schuzrum Galluss) ==
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{{登場メカ概要
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| 外国語表記 = Schuzrum Galluss
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = カトキハジメ
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダムUC]](アニメ版)、[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
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{{登場メカ概要
*デザイナー:カトキハジメ
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| 型式番号 = AMX-101E
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<!-- *全備重量: -->
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| 主動力 = [[熱核融合炉]]
*ジェネレーター出力:2,840kw
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| ジェネレーター出力 = 2,840kW
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<!-- *センサー有効半径: -->
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| 開発組織 = [[ネオ・ジオン]]残党「[[袖付き]]」
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
「[[袖付き]]」が開発した[[モビルスーツ]]。[[ガルスJ]]を基にしており、拠点突破に比重を置いた強襲機としてカスタマイズされている。<br />その運用目的に特化させるべくかなり極端な軽量化を図っており、両肩や両脚といった各部装甲は勿論、長距離航行用のスラスターすらもオミットされている。その結果、ベース機と比較して重量が50%以上軽減された。しかし、必要最低限の装甲とスラスターしか設置されていないせいで肩や脚の[[ムーバブルフレーム]]が剥き出しとなる等パイロットのサバイバビリティは非常に低く、ほとんど特攻機に近い。なお、背部には[[ズサ (袖付き仕様)|ズサ]]の大型ブースター・ユニット等の外装式推進機関が装着可能で、長距離移動時にはこれを装着するようになっている(戦闘時にはパージされる為、これを使って帰還する事は不可能)。<br />各部装甲をオミットしたおかげか格闘性能が上がっており、肉弾戦を得意としている。武装は基本的に火器を装備しておらず、作戦に応じて他の機体の武装を装備して戦う(場合によっては全身にペイロードの限界ギリギリまで武装を装備して出撃する事も可能とされる)。
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== 概要 ==
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「[[袖付き]]」が開発した[[モビルスーツ]]。[[ガルスJ]]を基にしており、拠点突破に比重を置いた強襲機としてカスタマイズされている。
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その運用目的に特化させるべくかなり極端な軽量化を図っており、両肩や両脚といった各部装甲は勿論、長距離航行用のスラスターすらもオミットされている。その結果、ベース機と比較して重量が50%以上軽減された。しかし、必要最低限の装甲とスラスターしか設置されていないせいで肩や脚の[[ムーバブルフレーム]]が剥き出しとなる等パイロットのサバイバビリティは非常に低く、ほとんど特攻機に近い。なお、背部には[[ズサ]]の大型ブースター・ユニット等の外装式推進機関が装着可能で、長距離移動時にはこれを装着するようになっている(戦闘時にはパージされる為、これを使って帰還する事は不可能)。
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各部装甲をオミットしたおかげか格闘性能が上がっており、肉弾戦を得意としている。武装は基本的に火器を装備しておらず、作戦に応じて他の機体の武装を装備して戦う(場合によっては全身にペイロードの限界ギリギリまで武装を装備して出撃する事も可能とされる)。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[機動戦士ガンダムUC]](アニメ版)
 
;[[機動戦士ガンダムUC]](アニメ版)
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:パイロットは[[ビランチャ]]中尉。<br />[[レッダー]]少尉の[[ドライセン (袖付き仕様)|ドライセン]]を挨拶代わりに一捻りしている。<br />ユニコーンのブースターに弾き出された後は戦闘宙域からかなり離れた位置まで流されており、たまたま一緒に流されていた[[リゼル]]をブースターで送り返した後、機付長の[[ジューリ]]の乗るズサのブースターでビランチャは救助された(機体が回収されたかは不明)。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
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;スパイク・シールド
 
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;格闘
 
:高い格闘性能を活かし、肉弾戦を行う。
 
 
;チェーン・マイン
 
;チェーン・マイン
:[[ケンプファー]]から流用した武装で、複数の機雷をワイヤーでチェーン状に連結させている。機雷には高威力の炸薬が搭載され、各々を任意に爆破させられる。<br />格納用のフレームザックを背部に装着可能で、使用する際は遠心力を使って目標に接触させる。
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:[[ケンプファー]]から流用した武装で、複数の機雷をワイヤーでチェーン状に連結させている。機雷には高威力の炸薬が搭載され、各々を任意に爆破させられる。格納用のフレームザックを背部に装着可能で、使用する際は遠心力を使って目標に接触させる。
 
;マグネット・アンカー
 
;マグネット・アンカー
 
:ミサイル・ポッドに代わって両肩部のウェポン・ベイに内蔵されている電磁吸着式のワイヤーアンカー。敵機の拘束や敵母艦の甲板に向かって射出・吸着させてワイヤーを巻き上げる事で取り付く…等といった様々な使用法がある。
 
:ミサイル・ポッドに代わって両肩部のウェポン・ベイに内蔵されている電磁吸着式のワイヤーアンカー。敵機の拘束や敵母艦の甲板に向かって射出・吸着させてワイヤーを巻き上げる事で取り付く…等といった様々な使用法がある。
;ミサイル・ランチャー
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;ブースター・ポッド
:ズサのブースター・ユニットに2基内蔵されており、「AMS-02Hミサイル」が搭載されている。装弾数は22発。
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:[[ズサ]]用の外付けブースター。ブースターに接続されているミサイル・ポッドによって本体火力の強化ができる。通常は無人で運用されるが、機首にコクピットが設置されている為、有人での運用も可能。他の機体を運搬する[[サブ・フライト・システム]]的な運用も想定されており、大容量のスラスターユニットが採用されている。最低限のスラスターしか存在しない本機には、戦域に到達するために重要な移動手段ともなっている。
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:;ミサイル・ランチャー
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::ブースター・ユニットに2基内蔵されており、「AMS-02Hミサイル」が搭載されている。装弾数は22発。
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;ソードオフ・ショットガン
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:[[ケンプファー]]が携行している物のストックを排した射撃武装。『バトオペ2』で携行武装として使用される。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;[[ガルスK]]
 
;[[ガルスK]]
 
:中距離支援用の派生機。
 
:中距離支援用の派生機。
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:この機体の大型ブースター・ユニットを装着可能。
 
:この機体の大型ブースター・ユニットを装着可能。
  
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
 
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:シュツルム・ガルス]] -->
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*[http://www.gundam-unicorn.net/tv/ms/54.php 『機動戦士ガンダムUC RE:0096』公式サイト:シュツルム・ガルス]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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2024年3月14日 (木) 22:50時点における最新版

シュツルム・ガルス
外国語表記 Schuzrum Galluss
登場作品
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 強襲用モビルスーツ
型式番号 AMX-101E
頭頂高 19.5m
本体重量 24.9t
全備重量 39.4t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 2,840kW
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,200m
開発組織 ネオ・ジオン残党「袖付き
所属 ネオ・ジオン残党「袖付き
主なパイロット ビランチャ・ベーア
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概要[編集 | ソースを編集]

袖付き」が開発したモビルスーツガルスJを基にしており、拠点突破に比重を置いた強襲機としてカスタマイズされている。

その運用目的に特化させるべくかなり極端な軽量化を図っており、両肩や両脚といった各部装甲は勿論、長距離航行用のスラスターすらもオミットされている。その結果、ベース機と比較して重量が50%以上軽減された。しかし、必要最低限の装甲とスラスターしか設置されていないせいで肩や脚のムーバブルフレームが剥き出しとなる等パイロットのサバイバビリティは非常に低く、ほとんど特攻機に近い。なお、背部にはズサの大型ブースター・ユニット等の外装式推進機関が装着可能で、長距離移動時にはこれを装着するようになっている(戦闘時にはパージされる為、これを使って帰還する事は不可能)。

各部装甲をオミットしたおかげか格闘性能が上がっており、肉弾戦を得意としている。武装は基本的に火器を装備しておらず、作戦に応じて他の機体の武装を装備して戦う(場合によっては全身にペイロードの限界ギリギリまで武装を装備して出撃する事も可能とされる)。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムUC(アニメ版)
初出作品。episode 7の「ラプラスの箱」を巡る最終決戦に投入され、ズサと共にネェル・アーガマに取り付いてジェガンD型ギラ・ズールを瞬時に戦闘不能にしている。
その後、コンロイジェガンと交戦しているところを駆けつけたフルアーマー・ユニコーンガンダムが射出したブースター・ユニットの直撃を受けて艦から弾き出された。
機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
パイロットはビランチャ・ベーア中尉。
レッダー少尉のドライセンを挨拶代わりに一捻りしている。
ユニコーンのブースターに弾き出された後は戦闘宙域からかなり離れた位置まで流されており、たまたま一緒に流されていたリゼルをブースターで送り返した後、機付長のジューリの乗るズサのブースターでビランチャは救助された(機体が回収されたかは不明)。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

分離
ブースター・ユニットを分離可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

スパイク・シールド
ザクIIギラ・ドーガの物を使って造られた武装で、両肩に装着されている。ザクII用シールドの上部にはスパイクが3つ取り付けられており、両手に持つ事で格闘武装として機能する(その際、マウントアームがグリップとなる)。勿論、通常のシールドとしても使用可能。
チェーン・マイン
ケンプファーから流用した武装で、複数の機雷をワイヤーでチェーン状に連結させている。機雷には高威力の炸薬が搭載され、各々を任意に爆破させられる。格納用のフレームザックを背部に装着可能で、使用する際は遠心力を使って目標に接触させる。
マグネット・アンカー
ミサイル・ポッドに代わって両肩部のウェポン・ベイに内蔵されている電磁吸着式のワイヤーアンカー。敵機の拘束や敵母艦の甲板に向かって射出・吸着させてワイヤーを巻き上げる事で取り付く…等といった様々な使用法がある。
ブースター・ポッド
ズサ用の外付けブースター。ブースターに接続されているミサイル・ポッドによって本体火力の強化ができる。通常は無人で運用されるが、機首にコクピットが設置されている為、有人での運用も可能。他の機体を運搬するサブ・フライト・システム的な運用も想定されており、大容量のスラスターユニットが採用されている。最低限のスラスターしか存在しない本機には、戦域に到達するために重要な移動手段ともなっている。
ミサイル・ランチャー
ブースター・ユニットに2基内蔵されており、「AMS-02Hミサイル」が搭載されている。装弾数は22発。
ソードオフ・ショットガン
ケンプファーが携行している物のストックを排した射撃武装。『バトオペ2』で携行武装として使用される。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ジェガンD型ギラ・ズール
ジェガン (エコーズ仕様・コンロイ機)

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガルスJ
ベース機。
ガルスK
中距離支援用の派生機。
ズサ
この機体の大型ブースター・ユニットを装着可能。

余談[編集 | ソースを編集]

  • シュツルム・ガルスの登場シーンは当初、ジャムル・フィンの完成型がシュツルム・ガルス2機を引き連れてネェル・アーガマに襲い掛かるという内容になる予定であった。しかし使える時間が2分しかない等の理由で没となっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]