グラナダ条約

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グラナダ条約 (Granada Treaty))[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀0080年2月18日に地球連邦政府ジオン共和国との間で結ばれた終戦条約。

宇宙世紀0080年1月1日、ギレン・ザビキシリア・ザビの死亡とア・バオア・クーの陥落を受けてダルシア・ハバロジオン公国内閣と議会は共和政体への移行を決定。サイド6を通じ、連邦政府との間に講和を申し入れ、月面都市グラナダで終戦協定を締結。その後、終戦条約として本条約が締結され、その際取り決められた内容は以下の通りとなる。

  1. 共和国への連邦への再帰属
  2. 共和国の自治権の制限付き承認
  3. 共和国の治安維持に要する最小限度の軍備の許可
  4. 共和国への戦争責任の不問と賠償請求権の放棄
  5. 核兵器の全面使用禁止の再確認
  6. ミノフスキー粒子の融合炉シールド、及びメガ粒子砲Iフィールド以外の軍事利用の禁止

事実上の勝利を得ながら連邦側が共和国へ自治権をはじめとするいくつかの面で譲歩し、終戦協定を早期に締結した背景には、サイド3とグラナダに残された公国軍の戦力との交戦を嫌った点がある。また、戦時公債の発行などにより戦後に大きなインフレーションが起きることも予想されており、連邦は少しでも国力の消耗を減じ、経済危機を回避しようと考えていた[1]

また、軍事面ではミノフスキー粒子兵器の使用が禁止されているが、これは一年戦争におけるミノフスキー粒子の極限までの使用が戦後社会に様々な障害をもたらし、ミノフスキー粒子の直接散布という行為が「地球圏の汚染」とみなされたことに由来する。

終戦協定締結後、公国軍の施設や兵器類、各種情報の多くは連邦軍の接収するところとなり、ペズン計画などは連邦軍の監視と指導のもと研究が継続。また、公国軍内のニュータイプ研究は連邦軍内部で人工的にニュータイプを作り出す強化人間の研究へと発展していった。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
連邦とジオン共和国との間に終戦協定が結ばれた記述の初出。後出の資料などでより詳細な設定が盛り込まれていった。
ガンダム・センチネル
第6章でミノフスキー粒子兵器の使用禁止の件についての説明が行われており、グラナダ条約においてミノフスキー粒子の直接散布は「地球圏の汚染」と見なされ、M弾頭などの使用が禁止されている。特にエゥーゴの影響力が増大したグリプス戦役終盤の連邦政府では自らの理念として掲げている「地球圏の浄化」に反するとしてミノフスキー粒子の軍事目的での直接使用を咎めている。その為、作中では窮地に陥り焦ったイートン・F・ヒースロウがM弾頭を使用しようとしてストール・マニングスに咎められるシーンがある。
機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…
ゲーム終盤、ガンダム4号機の救出に失敗した場合、第16独立戦隊が終戦協定締結のためにグラナダへ赴くダルシア・ハバロを護衛するミッションが展開される。ミッションに失敗した場合は全滅となるも、護衛対象は実は影武者でありダルシア本人は別ルートでグラナダに到着した、と正史に影響しないよう辻褄合わせが行われたバッドエンドとなる。
コミカライズ版ではゲーム版の展開を下地に第16独立戦隊とグラナダ特戦隊の最後の死闘が繰り広げられた。

関連項目[編集 | ソースを編集]

M弾頭
ビーム撹乱幕と高濃度ミノフスキー粒子の散布により中・遠距離のビーム兵器による攻撃を決定的に無効化させる弾頭。

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 現実には戦争による生産力の低下を人口の減少が上回ったことで予想された物資の不足は回避され、人口の激減は政府の規模縮小にも繋がり、連邦の財政破綻は免れている