ミレニアム

スペック
スペック
分類	MS惑星強襲揚陸艦
艦級	スーパーミネルバ級
艦籍番号	LHM-BB03S
全長	約430m
全幅	約400m
カタパルト数	2基
開発組織	ザフト軍
所属	コンパス
主な艦長	アレクセイ・コノエ; マリュー・ラミアス;
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ミレニアム
ミレニアム
外国語表記	MILLENNIUM
登場作品	機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
デザイナー	山根公利
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概要[編集 | ソースを編集]

コンパスの主力戦艦。ミネルバの設計思想を引き継いだ新造戦艦として建造され、ザフト軍からコンパスへと提供された。船体にはコンパス所属艦であることを示すマークと、2番艦を示す艦船番号が記されている。

主な活動拠点は宇宙であるが、大型の可変翼を備えており、ミネルバと同じく地上や水上、さらには水中にも潜行可能な万能艦である。武装の艦首陽電子砲や主砲ビーム砲などはミネルバを踏襲しているが、誘導砲塔や艦首ラムなど新機軸の武装も追加されている。機動力や推進力も強化されており、追加装備なしで大気圏離脱することも可能としている。

ブリッジの構造もミネルバを踏襲しており、戦闘時や大気圏突入時には床ごと下部へスライドして遮蔽される。さらに本艦には通常ブリッジの上部に、周囲を目視できる天球ドーム型の戦闘ブリッジが備わっており、必要に応じて艦長と操舵士のみが上部へと移動する。

船体上部左右には露天構造のカタパルトを備え、発進時にはリニアレールが展開して従来と同じリニアカタパルトとして機能する。なお、今までは発進直前まで電源ケーブルによる電力供給が行われていたが、本艦では足裏からの無線方式に改良されている。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM: 初登場作品。キラ・ヤマトやシン・アスカらの新たな母艦としての役目を与えられている。ブルーコスモス掃討作戦参加のためファウンデーション王国へ降下するが、後方待機中にブラックナイトスコードによる核ミサイル攻撃を受け、間一髪で難を逃れオーブ連合首長国へ入港。その直後にコンパスの活動凍結が言い渡されるが、そこにファウンデーションから生還したアークエンジェルのクルーが乗艦。失った艦載機や装備の補充、クルーの配置転換を行った後、「テロリストにハイジャックされた」という体裁で宇宙に上がり、ファウンデーション軍の艦隊をほぼ単艦で相手取る活躍を見せた。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

耐熱耐衝撃結晶装甲: ジェル状の特殊装甲。使用時には各所から噴出された液体で艦全体を覆い、結晶化することでビーム攻撃に対するバリアのような効果を発揮する。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

陽電子破砕砲 QZX-1/D タンホイザー: 艦首に搭載された陽電子破砕砲。砲撃時には前方へと伸張しつつ装甲を展開し、4箇所から放たれる。これによりミネルバの物より攻撃範囲が拡大された。
2連装高エネルギー収束火線砲 XM47/D トリスタン: 2連装式の主砲。ブリッジ前部に2基、後部に1基搭載されている。
Mk.162 クルヴェナール: 艦首後部に搭載されたリニア砲。非使用時には船体に収納されている。
L464B CIWS/A: 船体各所に装備された近接防御機関砲。
Mk.344 発射管システム / T-2029 発射管システムベックメッサー: 船体各所に装備されたミサイル発射管。宇宙用ミサイルナイトハルト、迎撃用ミサイルディスパール、地上用ミサイルパルジファル、魚雷ウォルフラムM25などを発射可能。
ASBX-2042 熱放射貫抉装備ゴウテン: 艦首下部に装備された衝角。起動時に伸張し、赤熱化させて目標に向かって突貫する。漢字表記では「轟天」と表される。
Mk4 クワール機動連装砲: 艦首下部側面に4基装備された連装砲塔。船体から有線で切り離され、多方向へのオールレンジ攻撃が可能。操作はアルバートが担当している。